カテゴリ:日々の
実は最近、美容院難民だ。
つまり、いつも行く美容院が決まっていない。 というのも、留学前に行っていた美容院が遠くに引っ越してしまったから。 私のお気に入りだった美容師さんは有名な某チェリストの娘と婚約していたという珍しい人で、 今から考えると、あの人は音楽家の生態を知ってたんだな・・・。 仕事も丁寧だったし・・・。 仕方ないので、昨秋、近い所が良かろうと、近所のちょっと小奇麗な所へ行ってみた。 恐ろしく無愛想なおばさんが出てきて、 「カラー、お願いします。」と言うと、 「白髪染め?それともオシャレ染め?」と聞かれた。 グァァァァァ(ノ`Д)ノ:・'∵:.┻┻ ここは、パーマ屋さんかーっ! 気を取り直して、 「これくらいに切って下さい。」と肩の上辺りを指すと、おばさんは、 「ああ、ボブね。最近はテレビ出ている人、みんなボブだからね。」 と言う。 ( ̄-  ̄ ) ンー、ボブの人って誰? その答えは、終了後の鏡の中にいた。 ハッ!(`ロ´;)、ちびまるこちゃんか! 次に行ったお店は、明るいお姉ちゃんがいて、 とっても感じが良かったので、その後3回ほど行ったけど、 しばらくすると、分かってしまった。 あ、この人、ごまかしが上手いんだな・・・。 つまり、カットがきっちり出来ていないのに、ワックスとかでわさわさっと ごまかされてしまうので、良き時代はあっという間に崩れ去ってしまう。 んー。 例えて言うなら、音程悪いのに、ヴィブラートでごまかしてしまうみたいな感じだな・・・。 と思うと、ちょっと人事とも思えません。ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆ その美容院とも決別することを決め、今日は全国展開しているという、大きな美容院に行ってみた。 インテリアショップでしか見たことないような、ド派手なランプが並び、 なぜか、マイク放送で呼び出しを受けるのだ。 私しか待ってないのに・・・・? そして、アンケートに答える。 それが、すごかった! 担当してもらう美容師を選ぶ。 まず、5ランクくらいにランク分けされている。 一番ランクの高い、カリスマみたいな人にお願いすると、+3,000円くらいだったが、 とりあえず、+700円のスーパースタイリストという下から2番目のランクを選ぶ。 その後も、アンケートは続き、 美容師に対する希望 性別:男、女 年齢:20代、30代、40代、50代、 男性の場合:ヒゲはある方が良い、ない方が良い、 スタイル:やや太め、標準、痩せ型、 髪型:長め、ショート、中くらい、 ファッション:○○スタイル、○○スタイル(忘れた) 会話について:テンションが高い方が良い、静かにしてほしい、話を聞いてくれる人が良い、 などと、結婚相談所、顔負けのアンケートに答える。 これには正直、ビックリしてしまった。 こういう事が、自分の職場でも行われてしまったとしたら・・・。 {{{{( ▽|||)}}}}ぞぉ~~~~~ 演奏者に対する希望 性別:男・女・真ん中 年齢:20代、30代、40代、50代、60代、自称20代 ヒゲの有無:有・無・無精ひげはおことわり スタイル:痩せ型・太め・ビリーキャンプに入隊中 髪型:長め、短め・なし 楽器の生産地にこだわる・こだわらない →イタリア・おフランス・チェコ・ドイツ・その他 テンション:高い方が良い、できれば静かにして欲しい 追加料金:フォルテの所をフォルティッシモにすると+1000円 +500円で、弓の毛を1本、切ります。 ヴィブラート追加・100揺れ2000円~ スマイルサービス・・・・・0円 ('▽'*)ニパッ♪ まあ、そんなこんなで、髪型を変えてもらったのだけど、 途中から、気の毒になってしまった。 「寒くないですか?」 「雑誌、持ってきますか?」 「痒くないですか?」 「ドライヤー、熱くないですか?」 「喉、渇いてませんか?」 たぶん、お給料も安いだろうに・・・。 今日も、いつものように、 「平日、お休みって、サービス業とかですか?」 と聞かれたので、めんどくさくなって 「はあ、まあ。」と答えてしまった。 職業詐称だな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月26日 19時23分01秒
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