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カテゴリ:子どものミカタ
一期一会の出会いだから、
難易度高いのは否めないんだけれど、 親御さんと一緒のちっちゃな方のいたずらを うまく忠告するよい方法はないものかなあ。 別にいたずら自体はたいしたことじゃない。 とある洋服屋さんで夫が試着していたときのこと。 試着スペースにはずらりとカーテンが垂れ下がり、 まあ、6、7人くらいは一斉に試着出来る広さ。 で、お隣ではようやく歩くのが上手になったかな という年頃のちっちゃな方が、お母様と一緒に試着中。 実はもうひとり、来年は幼稚園に入るのかなという年頃の お兄ちゃまがいたのだ。 一人残されて、つまらなかったのかもしれないし、 持ち前?の好奇心で、 あちこち探検したかっただけかもしれないのだけれど、 夫が試着している場所を、カーテンの下からのぞこうとしたんだ。 止めときゃよかったかもしれないけど、 つい、「もしもし、のぞいちゃダメですよ」って 声をかけてしまった。 その瞬間、「だめじゃない、まったくあんたは! 」と 怒号が飛んで来た。 「まったくもう、申し訳ありません!! あんたって子は! 」 と、お母様はわたしに謝り、我が子の頭をペシッと……。 ここまではよくある風景。 「別にたいしたことではありませんから(大丈夫ですよ)」 と私がお答えをしたと、 お兄ちゃまが自分のお母様に向かって 「ごめんなさい! 」と泣きそうな勢いで謝ったのと ほぼ同時。 「もう、いつもそうなんだから、いい加減にしなさい!」 もう、お母様の関心は我が子に集中、 こちらのことは忘れてる。 いやあ、別にどうでもいいけど、 謝る相手を間違えてないか? お兄ちゃま、あなたがいたずらを仕掛けたのは、 お母様に対してじゃなくて、 お隣のおじさんに対してでしょ? それに、お母様は誰に対しても悪いことしてないはずだから、 謝る必要はないし。 ま、“一家を代表して”謝ったつもりなのかもしれないけれど、 その行為のおかげで、 我が子に、正しい謝罪の方法を教えるチャンスを 棒に振ってるじゃん。 お兄ちゃまの謝り方から、 恐らくいつも、いたずらをしては叱られてるんだろうと 容易に想像出来る。 叱るのは構わないが、叱るたびに我が子が 反射的に自分に対して謝るっていうことに、 あのお母様は気がついているのかな? 子どもの世界に母親が君臨している、の図。 その後、夫が試着中の洋服の採寸中も、 お兄ちゃまは、ずっと所在無さげにうろうろ。 もしかしたら弟くんが生まれてから、 ずっとこんな感じかな? ちっちゃなお子さまを二人抱えて 買い物に出かけるのは至難の業だからね、 お母様も随分くたびれていらっしゃることだろう。 ねぎらいたい気持ちは十分にあるけど、 お疲れ具合がわかるだけに、 お母様のほうには声をかければかけたで、 逆効果な感じもした。 (いっぱいいっぱいのときは、何か言われるたびに、 文句か嫌みを言われたようにしか感じ取れなくなってる) しかも、このご時勢ってこともあって、 悪いけど、お兄ちゃまに声をかけそびれたまま、 夫の試着は滞りなく終了。 もっと上手い声の掛け方あっただろうに、 と、我が対応のまずさを反省。 まだまだ修行が足りないねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.04 00:08:18
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