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カテゴリ:小心者のつぶやき
小さなお子さまと暮らす人にこそ、
一緒に議論をし、事業に参加してもらいたいと 環境を整備して来たはずなのに、 どうしてこんなことが起こるんだろう。 好事魔生ず。 急に子ども関連施設での会議の予定が入る。 ファクシミリが届いたのは会議の前日の午後。 それも当初は午前中と書かれていたのに、 夜、新たにメールで「夕方からに変更」 との連絡が入る。 いきなり午前中と言われるよりは 夕方のほうが有り難いけど、 人によっては、さぞ困っているだろうなあ。 というのは、 子ども関連施設の事業運営に関わる会議なので、 一番育児が大変な時期を過ごして日の浅い いわゆる“当事者”(私は現役と呼ぶけどね)に近い 時期にある人たちからも意見を聞きたいと、 そういう人をヘッドハンティングして来た経緯があるからだ。 当初、会議は常に夜行われていた。 みんな昼間はそれぞれの仕事があるので、 仕事を終えてからという暗黙の了解があった。 しかし、メンバーのお子さまが 幼児だったり小学生低学年だったりすれば、 夜の子守りをどうするのか、ということになる。 パートナーが早く帰宅するとか、 親族にお願いするなど、 色々方法はあろうが、 いずれにしても家族の理解と協力が無ければ難しい。 もちろん、こちらとしても メンバーとなっていただいたからには 業務を全うしていただくため 常に保育要員を確保するなどの手だてを講じる用意はあった。 隔月で、会議の開催を交互に夜と午前中とに設定する。 という折衷案も、こうした経緯の中で生まれたもの。 あらかじめ年間予定を立てておくことで、 昼間の手配にも夜の手配にも困らぬように対応もしている。 それなのに、今日のどたばたは、どういうことなんだ? 腹を立てながらも、 対応出来る範囲でしか対応出来ないと、 慌てふためくメンバーの顔を思い浮かべつつ、 改めて、今日が資料調べの日でよかったなと思う。 一番気がかりになってたことが議題に上がってたからね。 今日の会議では、どうしても発言したいことがある。 万難排して参加したい。 同じ思いでいながら、 忸怩たる思いを強いられる人もいる。 そのことに腹が立つ。 まあ、現役のみなさまとともに活動することで、 参加いただけなかった頃には思いもよらなかったことにまで、 現実のこととして受け止められる状況となるので、 それだけでも参加していただいている 意義があろうというものだけれど。 しかし、意欲ある人々を 職務を全う出来ない状況に追い込むのが 会議の主催者側の手落ちにあることが問題だ。 (足を引っ張るようなことをして、何が子育て支援だよ) 脆弱なサポート体制しか整っていないのは、 子どものことに限らないけどさ。 みんな綱渡り人生で、 さぞバランス感覚が養われていることだろう。 なんて皮肉の一つも言ってみたくなる。 現代の子どもとの暮らしに思いを馳せる材料は 至る所に転がっているのだと痛感させられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.03 12:20:10
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