amazing baby

こんなところで、ぶつぶつ文句をたれていても
何の役にも立たないのは判ってるんだけれど……。

WEB上で実名で勝負なさっている方々は、
本当に偉いと思う。
新聞の読者欄でも、その投稿内容によっては
匿名で掲載を望む方だっていらっしゃるほどで、
実名で意見表明をすることは、
実は大変な勇気が必要だ。

以前も書いたけれど、
本を出すこと、
雑誌などで取材されて記事が載ること、
テレビに出演することなどなど、
実名と写真を広く公表することは、
ときにご本人を大きく傷つけることになる。

そんなこと、いちいち怖がっていては、
本当に伝えたいことは、伝わらない。
そりゃあもう、腹を括って飛び出していく
勇気ある人々の背中を随分たくさん見てきた。

その後が気がかりだから、昨今では
お名前で検索かけて、WEB上での
よからぬ評判などを確認することだってある。

で、この度、あるサイトに
とうとう私自身がデビューした。

いつ、どこで？というのは内緒。

ひと呼吸おいた時期に
自分の名前で検索をかけてみたのだけれど、
衝撃の事実が判明した。

同じ名前を騙って（？）ある掲示板に
非常に不愉快な書き込みがされていたのだ。

まあ、このほかにも
数年前には検索をかけても見つからなかった
同姓同名の方がある分野で
活躍なさっていることなども判り、
それはそれで、励まされもしたのだけれど。

何でも確認って思って、
調べたりなんかしなきゃよかったなあ。

かなり後悔……。

娘に、
「かくかくしかじかの書き込みがあった」
とぼやいたら、
「その書き込み自体が、お母さんじゃないじゃん。
　いろいろ違ってるし」
と慰めてくれた。

うん。その通りだ。

子どもの頃から、親戚以外の人で
同姓の人に会ったことがなく、
結婚してようやく旧姓と同じ姓の人に出会い、
お互い驚いたくらい。

同姓同名の人がたくさんいらっしゃる方も
多いんだよね。

きっと初めは嫌な感じなんだろうな。

そういえば、ある指名手配者と同姓同名の
知人がいたっけな。
その指名手配者はほどなくして逮捕されたんだけれど、
ニュースなどで名前が出るたび、
嫌だっただろうなあ。

ただし、リアルでは顔も添えられるので、
明らかに知人じゃないと判る。
WEBではそうもいかない。

こうなったら、逆にばしばし露出してしまうとか？

いやいや、そういうタマじゃございません。
何せ黒子人生25年ですから。