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カテゴリ:病院通いの日々
ヒアルロン酸注射の日。
朝、すっかり出遅れたので、 バッグに朝食用のパンを放り込み、 まずは病院でカルテを受け取り整形外科の受付へ。 「待ち時間はどのくらいですか?」 「2時間ぐらいでしょうか?」 メディカル・クラークの彼女が申し訳なさそうに答える。 にっこり笑って、「判りました」と応じ、 そのまま病院を出て、近所の子育てひろばへ。 今日のスケジュールは、これで決まった。 ひろばはオープンしたばかり。 階段脇のPCコーナーで事務局長のFさんが作業中。 声をかけてひろばのフロアへ上がる。 常連のKさんご一家が来場するまで、 FさんやAさんと四方山話に花が咲く。 もちろん、現在準備中の子ども手当アンケートへの ご協力要請も怠りない。 ご快諾いただけたので、早速報告しなくちゃ。 さらに、今週末の区内での家族向けイベントに 仲間が関わるコミュカフェが出展と聞き、 そこでもアンケートをやってみれば?とFさんからご提案が。 おお、それはいいわね。 と盛り上がる。 Kさんご一家とともにランチを済ませ、再び病院へ。 今日のお共、 「生命誌の世界」(中村桂子・著/NHK出版・刊)を読む。 病院を出て、そのまま区民活動支援施設へ向かう。 途中、バスで義父が入院中の病院の前を通り過ぎる。 容態は変わっていないかな? 本来の用事がある子ども関連施設の階へ上がる前に、 途中階にあるコミュカフェへ寄ってみると、 仲間の一人Yさんが今日の店長だった。 子育て応援サイト関連会議があるので変わってもらったと言う。 Yさんが入れてくれるコーヒーはとても美味しい。 子ども手当アンケートに関し、 週末のイベントでのご協力について相談する。 途中で夫から電話がかかって来る。 自宅に無事到着して、ほっと一息ついているところだと言う。 どうやら私は夫に義父の入院先の名前を教えていなかったらしい。 今いる場所は病院の近くだから、 後で行くので、夫もお見舞いに行くよう勧める。 コミュカフェを出たところで、再び夫から電話。 病院に向かっている途中らしい。 ICUへの行き方を教える。 子ども関連施設では、以前取材でお世話になったHさんに いろいろとご相談する。 有り難いことに、ここでもご快諾いただけた。 アンケート原稿と名刺を置いて 3日後に再びご訪問するお約束をする。 大学病院に到着し、トイレから出てきたところで夫に出くわす。 すでに義父を見舞い、電話をかけるために出てきたところ。 入れ替わりにICUへ向かうと、義姉が付き添っていた。 氷嚢が脇の下と首筋に当てられている。 昨日の朝、発熱していたようだと聞いていたけど、 また熱が出たのかな? 看護師さんが氷嚢を取り替えに立ち寄る。 息が昨日よりも荒いようだけれど、 モニターではかなり落ち着いている感じ。 もっとも私には、数字で推測するくらいしか出来ないけど。 義兄と伯父が到着、 義姉によると、このあと主治医から話があると言う。 主治医との面談まで時間があるので、 夫に家まで送ってもらい、 夫は再び病院に戻って行った。 メールを送らなくてはならないのだけれど、 ひどい疲労感に襲われ、パソコンを立ち上げる気力が出ない。 娘が帰宅。 一足遅れのハロウィン騒ぎで、お菓子を食べ過ぎ、 「お腹空いてなーい」と部屋にこもってしまう。 夫が戻って来る。 どうやら義父の脳は、脳幹部を除いて 大きなダメージを受けてしまったらしく どんな刺激にも反応しない「植物状態」に陥ったらしい。 5年前と同様、 “そのとき”が来るまで、家族は粛々と過ごすのみ。 仕事や地域活動がにわかに忙しくなってきたことまで、 5年前とそっくり同じだ。 まあ、有り難いと言えば有り難いかしら。 覚悟は出来てるからね。 病院通いの日々は続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.03 11:10:50
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