|
カテゴリ:つながるいのち。
仙台の古刹からはがきが届いた。
夫が面倒を見ている大伯母たちのお墓が 先の震災で被災したらしい。 妹に大型連休の予定を訊ねるメールを送ったら、 相も変わらず続く余震で、 予定を立てるどころではないと言う。 大きな揺れがくるたびに、 茶碗、花瓶と、何かが壊れる。 倒れた本棚も、 また大きな揺れが来るかもしれないからと、 そのまま放置状態。 何だか泣けてくる。 思い切って、芦屋の実家まで帰っちゃえば? そして神戸で美味しいものでもたらふく食べなさい。 しばし、仕事と余震と放射線のことは忘れなきゃ、 この先、とてもじゃないけど、保たないよ。 こういうやりとり、 今もそこかしこで、やってるんだろうなあ。 だんだん気持ちが塞いでくる。 塗装工事で一日缶詰の日。 入稿データを完成。 いよいよ明日入稿だ。 規約の改定案をひねり出し、 年度事業報告書案も作成。 大型連休での被災地訪問調整に進展があり、 印刷物増刷用のデータ作成とWEB入稿も終了。 仕事のほうは、ようやく一息つけそうな感じ。 お次がもちろん控えているし、 夕方、別の申請書の手直し要請まで届く。 結局、やってもやっても終わらない。 仕事が終わらないのは当たり前だけれど、 その終わらない感じが、これまでとは違う。 なんだろう、この切れ目のなさ、ゆとりのなさは? JMM通信として送られて来た 非常勤産業医として 福島第二原子力発電所で働く医師の現地レポートを読み、 本格的に泣いてしまう。 と同時に、何とも言えない怒りもこみ上げて来る。 そうか、 この切れ目のなさ、ゆとりのなさは、 そういうことなのか。 悪いけど、センチメンタルになったり、論評したり、 むやみにヒステリックになってる余裕はない。 私も戦っている最中なんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.20 02:39:18
コメント(0) | コメントを書く
[つながるいのち。] カテゴリの最新記事
|