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カテゴリ:パリ
まあ日本では珍しくないのですが、扉の上部に手が何本も見える状態・・・。
メトロの本数は若干増えたものの、相変わらずのストで朝晩こんな感じです。 メトロが15分に1本だとたちまちホームに乗り切れない人が溢れるなんて、いかにパリの人口が多いかってことですよね。 同僚はまた朝から機嫌悪し。 また道中いろいろあったようです。 しかし・・・よく考えてみれば、昔の人ってメトロなんてものもなかったわけで、馬車でどこへでも移動できる裕福な人以外は普通に1時間とか歩いていたんですよね、きっと。 私がパリに居を構える際に譲れなかった条件の一つとして「メトロの駅近」というのがありました。昔、パリにしばらく滞在していた知り合いの家がそれはもう駅まで遠くて、晩とかほんとに不便だったんですよ。それが頭にあったものですから・・・。 それで駅まで5分もかからないところに住んでいるわけですが、この駅が工事で3ヶ月閉鎖とかになると、これがまた心理的に負担でねぇ(笑)。メトロって駅と駅の間隔がそうそうあるわけじゃないので、1駅くらい歩いてもたいしたことはないはずなのに、妙に疲れる気がしたり(笑)。 確かに「メトロに乗れば目的地まで何分、駅から歩いて数分」という恵まれた状況に慣れてしまっている我々には長期ストライキってものすごく辛いんですが、一昔前の時代のことを考えると、そんなに騒ぎ立てるほどのこともないかなあという気になります。 ただ「無くて当然」の中で暮らすのと「あって当然のものがない」状況の中で暮らすのでは、全然違いますけどね。 今朝は、あの込み込み電車の中で私のすぐ後ろの人の携帯が鳴りました。 私だったらあの状況で電話には出ないかな・・・と思うんですが、フランス人の携帯電話マナーは以前何度もお話している通り。 当然のごとくその電話の持ち主は電話に出て、しかも状況が状況なんで声が一段と大きくなってしまい、それがちょうど私の耳元だったんです・・・(涙)。私の耳に直接叫ばれているようで、あれはちょっとムッとしました。まあすぐに切ったからよかったんですが。 この携帯電話も最初から持ってなければそれで済むのかもしれませんが、一度持ってしまうと手放す勇気はもうありませんよね。 そして自分だけでなく、周囲に持っていない人がいると限りなく不便に感じてしまう。 大抵は「自分が待ち合わせに遅れるのに連絡ができない」とかそんな自己中な理由なんですが。 パソコンだってそう。特にメールは必須ですよね。 メールなんて一般的に使われていなかった時代ももちろん知っていますし、その頃はそれなりにどうにかなっていたということも憶えていますが、やっぱり今さらナシでは済まされない。 豊かな時代にこうやって翻弄されつつ、生きているんですねぇ、われわれ。 そういう世の中でいろいろ言ってたらキリがないんですが、一つ不満が噴出するとあちこちからいろいろ出てきますねぇ。今日はタバコ屋さんもデモやってたみたいです。明日は高校生。 デモやらストやらなんという社会なんでしょうか、ここは・・・。 さて例のキャベツ、ちょっと消費しました。 xakiakiさんにもアイデアをいただいたロールキャベツです。キャベツが大きいだけに包み応えがありました。 写真は煮込みを待つロールキャベツたち。 あとちょっと野菜炒めも作ったんですが、大勢に影響なし。 ロールキャベツに数枚、野菜炒めに1/8消費で、現在1+3/8個残です。 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします! → パリの日常の写真はこちらから↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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