|
カテゴリ:パリ
初めてパリで公衆電話用のテレホンカードを買ったときはちょっと衝撃でした。
日本のあの極薄テレカの10枚分以上の分厚さ。 正直遅れてるな・・・という印象でした。 けれどそういうレトロさがちょっとかわいかったりもして、なんとなく気に入ってはいたのですが。 旅行で来ていた当時、そしてフランスに住み始めた当時も、まだ今ほど携帯電話が普及していたわけではなかったので、ときどきテレカを買っていましたが、それにしても公衆電話の故障の多いこと。故障が多いから必然的に使える電話に人が集中して、電話を使うのに並ばなきゃいけなかったり・・・。 日本で携帯がない時代に公衆電話を使うために並んだことってあったかしら? あの頃は公衆電話の需要に合わせて、結構電話の数もあったし、もちろん故障中なんてのはごく少数だったし、憶えてないですね。 今はもう携帯電話が当たり前になってしまって、私はフランスではもう何年も公衆電話は使っていませんが、前みたいに電話のために並んでいる人はいなくなったものの、公衆電話ボックスには常に誰かがいるんですよね。意外にまだまだ需要はあるんだなという感じです。 通りにある公衆電話はこのようにガラス張りの電話ボックスになっているのですが、シャンゼリゼにあるのはちょっと違います。 歩道のやや中央よりに2台の電話がこんな感じで設置されています。 これって昔からあったのかどうか・・・。実は私もこの電話に気付いたのは昨年の夏のことなのです。 ガラス張りのボックスだとガラスが割られるから(実際よく割られています)こうなったのか?とにかく電話がいい意味で存在感がなく、シャンゼリゼ通りの景色によくなじんでいます。そしてこの電話を使っている人を一度見かけましたが、この通りでこうして電話している風景っていうのがこれまたなんとなくおしゃれでした。 シャンゼリゼ通りってファーストフードの店が多くなってしまって、なんとなく昔とイメージが違ってしまいましたが、されどシャンゼリゼ。やっぱり独特の雰囲気がありますよね。 開館中です。 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします! → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 9, 2008 06:05:55 AM
コメント(0) | コメントを書く
[パリ] カテゴリの最新記事
|
|