カテゴリ:food
二度目の「コート・ドール」。偶然、去年の7月1日に来ていた。ちょうど1年。 白金高輪駅から歩くと、方向がわからず迷ってうろうろ。三田駅から行くよりも近いのに。 ランチコースは、お決まりの赤ピーマンのムースから。ムースのなめらかな食感もさすがだけど、周りのトマトのジュレが美味しいのなんの。これだけ別に一皿ください、ってくらいに好き。 穴子のテリーヌ。これもすごい。テリーヌはあまり好きじゃないけど、これは美味しい。 看板料理のカスベ。まるで白身魚のようなエイヒレの料理。蒸しキャベツとのコンビネーション良し。前回気になった酸味が、今日はちょうどよい。舌が変わったのか? 訊けば、シェフがフランス時代から30年以上作っている料理で、時代に合わせて味を変えている、とのこと。 岩手豚のトントロのロースト。柔らか過ぎずほど良い弾力のあるお肉。あきぷはこれがお気に入り。 アラカルトで、鴨とフォアグラの冷製を注文。二人分に分けてきてもらったけれど、フレンチサイズなので、半分でもかなりの量。ねっとりまったりしたバターのような味わい。生臭さも全くなくて、驚きの美味しさ。添えられた豆も美味しい。 スープがついてないので、別注で。大葉シソと梅の冷製スープは、夏らしいさっぱりとした味。コートドールらしい酸味があってすっきりさわやか。これも二人でシェアしても充分な量。しかし、この追加2品で軽くコースの料金を越えた。 口直しに青梅のコンポート。これもすっきりした味。 デザートのルバーブのスフレは、好みではなかった。というか、「ルスフレ」の後ではどんなスフレも適わない。 去年は酸っぱい味の料理ばかりで、良さがわからなかったけど、今回のように濃い味の料理と組み合わせると最強のフレンチになる。サービスのスマートさは抜群で、つかず離れずの気配りが素晴らしい。ぜひ今度は冬に訪れたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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