テーマ:旅のあれこれ(10101)
カテゴリ:oversea
もともと9月21日の結婚披露宴に出席するためにイスラエル行きを決めたのだけど、飛行機のチケットがとれず断念。でも取りやめにはしたくなくて、10月15日出発のツアーに参加することにした。新婚の友はハネムーン(1ヶ月間!)に出かけて会えなかったのだけど。。。 北上するバスの車窓から見ると、ヤシで葺いた小屋があちこちにあり、アパートのベランダにはベニヤ板を張り巡らして建て増しされていた。イスラエルの住宅事情もかなり厳しいんだな、と思っていたら・・・・・違った。あれは、「かりいお」というものだとガイドさんの説明。 10月15日からユダヤ教の三大祭りのひとつ、SUKKOT(=仮庵の祭り)が始まっていたとはツユ知らず。しかも、仮庵の祭りは1週間続く祝日。つまり、イスラエル滞在中はずっと祭日&休日という大変な時期にきてしまったのだった。ティベリアのホテルがダブルブッキングのため変更されたのも、この祭りのせいだったと知った。 「仮庵の祭り」は、遠い昔の出エジプトの際、荒野に小屋を作って1週間過ごしたのを記念した祭り。家の庭やベランダに粗末な庵を作り、そこで7日間寝起きするというもの。七夕のような飾りつけした庵もあって、楽しい。街も人も見ごたえたっぷり! 街を歩く男性は黒のスーツに帽子&ストールの正装、家族連れの小さな男の子までもがブラックスーツでおしゃれして、とってもフォトジェニック。風景を写すふりして、見ず知らずの人の写真をとりまくり、あきぷのバックには必ず通行人を入れて撮る。 観光地や中心地の路上にも仮庵が作られ、休憩所や軽食の店になっている。この祭りのため全国からエルサレムに人が集まってきていて、どこもにぎわっている。まるで大学祭のような雰囲気。 嘆きの壁の広場には、仮庵というには立派すぎる大きな庵が出来ていた。そして、祭りが終わった21日の午後に嘆きの壁を再訪すると、仮庵は影もかたちもなかった。 ユダヤの暦は太陰太陽暦なので、行事の日程は毎年変わる。 おととしの10月に来たことがあるあきぷでもこの祭りに出くわしたは初めてとのこと。 今は、ユダヤ暦の5769年。(いつが起源なんだろ・・・・・) 新年は、ついこのあいだ西暦の9月30日から始まったばかりだそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.01 00:00:48
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