啓蟄
虫たちが長い眠りから覚めるという日に合わせたわけではないけれど・・1年余りの空白をおいての日記となった。昨年3月から老人福祉施設に転職して1年。所属する営繕チームは私を含め4人。が、今月いっぱいでリーダー格の長老が退職する。御年81歳で膝が悪く、引きずりながら歩く様は特養に入居している人と見間違うほど。実際、彼より若い入居者も相当いる。次に高齢なのが78歳、年の割には元気だとは思うが・・一回り若いのが私、若手?としてバリバリ働いてます、もうひとり30代後半の青年もいますが、私に叱られたりしています。やっと1年務めたくらいで15年も勤務している彼を叱責するのもどうかと思うんだけど。電気主任技術者としての仕事量はあまりないのだが、他の仕事が舞い込んできます。車椅子の修理、排水口の詰まり、天井裏の配管の水漏れ、植木の剪定・・・初めころは指示を仰いで仕事していたけど、今は偉そうに指示している自分を反省することも。6年目に入った三味線、新春発表会は終わり今月23日の邦楽フェスティバルへ向け追い込み中。もうそろそろ思い通りの演奏が出来てもいい頃合だと思うが、足踏み状態を痛感する。「ある日気づいたら上手くなってる」と先生の言うようになればいいけど・・・