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さっき元夫から電話。
とんでもないことを言い出した。 知り合いの中国人からピストルを手に入れて長男を殺すと言うのである。 長男のしていることは犯罪だ。性癖は何もしても治らない。人様に迷惑を掛ける前に殺すと言うのだ。 なんて浅はかな男なんだろう・・・ ろくでもない奴だとは思っていたが、それでも息子が戻ってきて仕事で頼れるのは父親であるあいつしかいないと。 しかしその望みが絶たれた。 長男が生まれた頃・・あいつは精神的におかしかった。 一旦は捨てた建築業に戻り(半年くらいで)、バブルの崩壊へ向かっていた頃・・でもまだ世間的にはまだバブルが続くと思われていた頃だ。 ホテルオオクラのそばの占い師にみてもらったとかで・・ 実家にあった「天照大神」の掛け軸の話しをその占い師に言い当てられ、当時はそれがすでに無くなっていた。家族は誰もその掛け軸がどこにいったか分からないようだった。 「神は俺に死ねと言ってる」とか言い出し なんて精神的に弱い奴なんだと呆れ情けなかった。 そんなバカな男でもまさか自分の息子を殺すと言い出すとは夢にも思わなかった。 もうあんたとは連絡取らないと言い切った。 お前こそ精神科に掛かってカウンセリング受けろと。 もう誰も頼れない。 しかし私は内に篭らない。 精神科、泌尿器科、義兄・・・相談できる人間には誰にでもする。 きっと長男を立ち直させる。 医者は居ても仕事が無いのが一番の問題だ。 何とか農業で使ってもらえないかと・・・そんなことを今思っている。 遊ばしておけばろくなことにはならない。 とにかく必要なのは治療と労働だ。 私の愛情が足りなかった・・可愛がったつもりでいただけ・・自己満足だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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