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2021年05月24日
カテゴリ：カテゴリ未分類
『東京五輪書・利の巻』
かの剣豪宮本武蔵の『五輪書 地の巻』にこうある。 『自分の道を愛し、半端に道から利益を貪ろうとしないこと 』 旧皇族で政治評論家竹田恒泰氏（父親は日本オリンピック委員会前会長の竹田恆和氏。五輪招致にともなう不透明な仲介金問題で辞職）が、 『止めると〝コロナに負けた日本〟という烙印を押される。中国は何が何でも来年やるので〝打ち勝った中国〟となる』 『止めると（IOCに）賠償金が取られる』 と屁理屈的なる無理筋の極論を述べた。いつものように。 〝コロナに負けた日本〟 〝打ち勝った中国〟 この単純な文句に、わたしも「文句」を言いたい！ 緊急事態宣言中であり、国民の生命と安全がコロナ惨禍の最中にある日本と世界各国（全世界）なのだ。 まだコロナ渦中での「東京五輪パラ」だろうに。 「コロナに負けた日本」のどこが悪いのか――精神論でなく科学的知見で語れ！ 彼には無理かあ！ 菅官邸政権の『コロナに打ち勝った証』としての東京五輪、如何にもその弁護団の一員らしい。 彼らしいが、地球儀を俯瞰できない視野の狭すぎる論であると指弾したい。 はっきり言って、IOC会長の『（五輪開催には）多少の犠牲はやむを得ない』と同次元の発言内容と理解した。と同時に、宮本武蔵の『五輪書 地の巻』を贈呈したいほどである。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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