カテゴリ:コラム・ミニ知識等
長町-利府線断層帯 長町-利府(ながまち-りふ)線断層帯は,仙台平野の西縁に位置する活断層帯です。 宮城郡利府町から仙台市を経て柴田郡村田町にかけて,概ね北東-南西方向に延びています。全体として長さは21-40kmで,西側が東側に対して相対的に隆起する逆断層です。 ○将来の地震発生の可能性 地震の規模 : M7.0~7.5程度 地震発生確率: 30年以内に,1%以下 平均活動間隔: 3000年程度以上 最新活動時期: 約16000年前以後 ※地震発生確率値の留意点 活断層で起きる地震は,発生間隔が数千年程度と長いため,30年程度の間の地震発生確率値は大きな値とはなりません。例えば,兵庫県南部地震の発生直前の確率値を求めてみると0.02~8%でした。地震発生確率値が小さいように見えても,決して地震が発生しないことを意味してはいません。 地震は,発生すれば甚大な被害を及ぼす可能性がありますので,日頃から耐震補強や家具の固定など,地震防災対策を講じておくことが重要です。 記事・断層位置図とも「地震調査研究推進本部ホームページ」から引用しています。 詳しい内容を知りたい方は、「長町-利府線断層帯の評価」をご覧下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月18日 15時37分08秒
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