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ぶらび★のエキセントリックに行こやー日記。

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フィリピンスタディツアーSTORY

2006.03.21
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凶暴ネコと巨大ゴキブリに襲われ、
なけなしでもせめてものガードにと頭までかぶった毛布が、
薄手ながらも、タダでさえ息の詰まるような暑さにさらに拍車をかける。


暑い。
でも、怖い。。。(T_T)


繰り返しますが、
ぶらびは本当に本当にゴキブリが嫌いなんです・・・。


なのに、日本より“多い・デカい・活発”の三枚揃い。
発狂寸前。。。



そうこうしているうちに、現地スタッフさんのデカイ「Good morning!!」の
声で目が覚めた。
どうやら少しは寝たらしかった。全然寝た気せん・・・。


でも、まだ朝6時なのに・・・
昨晩は起床8時って説明されたんだけど(?_?)


不思議に思いつつ「Hurry up!!」とあまりにスタッフさんがせかすので、
家族にいそいそと別れを告げ、言われるがままにホームステイ先を後にした。


が、あとからやはり、そのスタッフさんが時間を間違えていた事が判明。
その人が担当していた地域に寝ていたうちを含む数人は、
ホストファミリーとの朝の交流時間がナイまま、集合場所である
NGO事務所に帰ってきてしまったのであった。


でも、うちは一刻も早くあの家を離れたかったので、
内心時間を間違えてくれたことに感謝した。


「(ここでホームステイ)した事ある人から、
チョーよかった・楽しかったって聞いてたのに・・・・
もう、ホームステイなんて二度としたくない・・・ああ辛かったぁ(T_T)」

と、家の独特のニオイがこびりついた自分の髪を気にしつつ、
何度も何度も心の中でつぶやいた。








「いい経験をしたな」ってそれを思えるようになったのは、
帰国後、冷静に思い出をアタマの中で整理してからであった。


こんな経験、このツアーでなければできなかっただろう。
こんな家庭があるなんて、身をもってわかることはなかっただろう。



スラムの不衛生さ、ボロボロの狭い家──それでも元気一杯の子供達。



“貧困”の現実が、TVの向こうではなく、想像ではなく、確かにぶらびの目の前にあった。




この先、授業や本で社会問題・貧困問題について勉強する時、
この家族の笑顔を思い出すに違いない。

ついでに、ネコと、ゴキブリも・・・




みんなきっとまた会いにいくからね~!!







Last updated  2006.03.22 03:26:00
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2006.03.16
息が詰まるような暑さと、左肩のケガと、ネコからの攻撃による痛みに、一人もがき苦しんでいたぶらび。
確か夜中2時くらいだったと思う。

「えっまだ2時なん・・・」

夜明けには、程遠い。
うちは、このホームステイ体験を無事乗り越えられるのか?


そんな不安を抱くぶらびに、さらなる悲劇が襲う。


目の悪いぶらびは普段コンタクトなので、就寝時は外している。
その裸眼0.1弱のぶらびの視界に、何やらうごめく黒い物体が。


「何だ、あれは・・・・」


その黒い物体は、うちのスグ横の壁を天井に向けて登っていく。
別の黒い物体は、天井の電気の周りを悠々と旋回している。

ぶーーーーんと、不気味に黒い羽をはばたかせて・・・


そう、黒い物体の正体は、今まで見たこともないようなデカさのゴキさんだったのだ。
さすが南国育ち。日本のヤツの1.5倍はあるだろうか。。。

そんなバケゴキが、よく見りゃ何匹も家の中にいるではないか。


もしココが日本ならば、とっくに卒倒していた事だろう。
何せ、うちはゴキブリが大大大っ嫌い!!!!!なのだ!!!!!


その時だった。
あってはならない事が起こった。


見るだけでも血の気が引く程に、忌み嫌っているゴキ野郎が、
事もあろうにうちの二の腕に乗っかり、しかも這いやがったのである。


「うがぁあぁあぁあぁ!!!!!」


心の中で悲鳴をあげながら、涙目になりながら、振り払う。


ひきつる顔。
腕に残るおぞましい感触。
暑いのにボツボツと立つ鳥肌。
上昇する心拍数。


持ってきた薄い毛布を、頭までごっぽり被って縮こまる。
人間、精神的に追い詰められると、カラダが凍り付いて動けなくなるという事を、この時初めて知ったのであった( ̄_ ̄;)


扇風機で毛布がハタハタなるだけで、体が「ビクッッ」となるぐらい、神経質になっていた。
またいつ壁のゴキに這われるかもわからない。
飛んでるゴキがいつ降ってくるかもわからない。


「怖い・・・帰りたい・・・もういやだ・・・(T_T)」


暑さ、左肩の痛み、足の痛み、巨ゴキ。


プラス、横の子供の足蹴り。






・・・寝れるか。







この時まだ、夜中の3時頃であった。


未だ夜明けは遠く───



つづく。






Last updated  2006.03.17 01:36:34
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2006.03.14
アペロクルス・生鮮(?)市場.jpg

「グッナイ☆」

家族にオヤスミを告げる。
タガログ語でも、オヤスミは英語と同じ「Good night」である。


スラムでは防犯の為、夜も電気はつけっぱなしらしく(家庭にもよるかも・・・)、オレンジ色した電球の光と強風の扇風機が稼動されたまま、私と家族は眠りについた。


家族4人+うち1人が、4畳あるかないかの部屋に横並びに寝ている状態で、決して広いとは言えない。身動きすると隣の子供をどつきそうだったので、体勢を変えるのは非常に困難・・・というか、無理だった。


家族のいる方に顔を向けるのが何となくイヤだったため(今思えばそんな恥じらいいらんし)、ケガのある左肩を下にした体勢でキープしてしまった。


「あ゛、しまった・・・・痛い・・・。」


ケガの為タダでさえ体の自由がきかず、しかもこの狭いスペース、体勢を直すには、どう考えても横の子供をどつくか押しのけねばならなかった。。

それも気ぃ悪いと思い、ガマンしてそのまま寝てしまったのだが・・・・


それが原因で次の日悪化して途中帰国になろうとは、その時はよもや思うまい( ̄_ ̄;)


どれくらい時が経ったろうか。
しばらく眠ったようだったが、目が覚めた。
ごぉーーと強風で扇風機がまわっているにも関わらず、暑い!!!

南国フィリピン、しかもスラムはアホほど家が密集しているため、暑さはハンパではない。
汗をあまりかかない方なのに、汗でビッショリになっていた。。。


しかもケガの方を下にしてしまったぶらび、うだるような暑さと不安定な体勢、快眠できるはずもなかった。
ずっと同じ体勢ってツライなぁ・・・などと思いつつ、気分転換に足を伸ばした、その時だった。


「い゛でぇえぇ---ッ!!!」


右足に死ぬほど激痛が走った。
オイなんや!?!?何が起こった!?!?


ガバと起き上がり足元を見ると、この家のペットと思しき白猫がしっぽを立てていた。


どうやら、コイツに噛まれたようだ。


うちの足を伸ばしたその先は、この白猫のお決まりの寝床らしかった。
うちが足を曲げていないとそいつの寝床はなくなってしまい、
つまりうちが少しでも足を伸ばせばまた「ガブッ」といかれる状態であった。


ますます、身動きがとれなくなった。


靴下を履いていたとはいえ、牙の跡は見事クッキリ。

痛さにもがいて家族にヘルプの目線を送ったが、全員爆睡。ちーん。





まだまだぶらびの地獄の夜は続く・・・・









Last updated  2006.03.15 00:06:42
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2006.03.12
アペロクルス・スラム入り口.jpg

アペロクルス・狭い路地.jpg

フィリピンのビジネスの中心地・マカティ市から車で30~40分の
パサイ市にある、アペロクルス地区。

アペロクルスとは、メトロマニラに400以上ある都市貧困地区の一つで、水路沿いのわずかなスペースに密集して居住しており、衛生環境は劣悪。

住民は土地の所有権は持っていない。
しかし長年の不法占拠によって政府は暗黙、居住権のみ認めている状態にある。



ぶらびが今回ツアーでホームステイをする事になったのは、そんなアペロクルスのバランガイ(最小行政単位、市町村のもう少し小規模なもの)156の家庭。


今日は、その時のお話をします。


夕飯はツアーメンバーで済ませ、寝泊りだけを家族と共に行うというホームステイの形式。


夜、その家庭を紹介され、ツアー企画者のNGOスタッフさんは、その家族と私一人をスラムに残し、暗闇へと消えていった。


いくらそのNGO団体が支援している地域とはいえ、スラムはスラム。
治安の悪さが、プンプン漂っている。
しかも「夜と昼間の街の顔はかわる」って、昼間聞いたんとこなんですけど・・・

こんな中、ここに暮らすフィリピン人の中に明らかに様相の違うキレイな格好した日本人(といってもTシャツGパンですけど)、そりゃもう浮き浮き・・・。
いつ襲われても刺されてもゼンゼンおかしくないのでは・・・不安な気持ちが爆発寸前。

「マガンダンガビー!(タガログ語でこんばんわ)」

笑顔でふりまくうちの挨拶に答えてくれる、バランガイの住人達。

しかし、気持ちの中では冷や汗ダラダラ。
家族に案内されるがままに後をついていった。
というか、信じてついていくしかなかった。。。


ギリギリ家屋と呼べる建物の、狭い合間をすり抜けるようにして入っていく。
その道は狭さゆえ日光が一日中入らない為、泥でぐちゃぐちゃ。
いかにも不衛生。この泥水を飲んだら絶対死ぬやろな。。。


一番奥までたどりつくと、ドアもないその家にはたくさんの子供達がいて、元気に笑顔で歓迎してくれた(ように思った)。


ぶらび、タガログ語はおろか英語もほとんどわからない(NOVAの成果ゼロです・・・フィリピンに来て改めて自覚)。


何とか知ってる単語を並べ、ノートに書き、身振り手振り、指差し会話帳・・・あらゆる手段で、コミュニケーションをはかる。


どうやらこの家の子供は学校に通えているらしく、うちのつたない英語でギリギリのコミュニケーションをとることができた。


指差し会話帳は、探すのに時間がかかって思ってた程使えへんかった。
ほいでも、うちが「えーと、えーと」って言いながら会話帳で言葉探してたら、子供が「エートエート」ってマネするんよね、、、マジかわいい(笑)


盛り上がりに欠けるコミュニケーションすること数十分、お母さんが“寝る”ジェスチャーをした。


おけおけ!!もう寝ましょう!!
言葉の壁にヘトヘトになってたうちは、もう寝てしまいたかったので、オッケーサインを発した。


ここから、ぶらびの地獄の夜ははじまった・・・・・



★つづく★






Last updated  2006.03.13 00:21:08
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