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テーマ:ブラジル生活(499)
カテゴリ:サンパウロの生活
土曜日は私の誕生日でした。
といっても、人類が勝手に創り出した暦上での記念日には さほど意味がないと思っているので、誕生日だといっても、それほど重要な意味を成さないと常々思っているのですが。 それで、誕生日も生徒達に公表してこなかったのですが、ティ-ンネージャーのクラスの誰かがどこからか聞き出してきたようで、授業中にサプライズパーテイをしてくれました。 ケーキにろうそくを立てて、みんなでハッピーバースデーの歌を歌ってくれました。プレゼントや心のこもった日本語で書かれた手紙までももらいました。 そういうお誕生日を祝う習慣のなかった私はみんなの笑顔の中で、思わず固まってしまっていたのですが、授業が終わり、皆が帰った後で、そのパーテイを企画してくれた生徒達のやさしい心に、ちょっぴり感動してしまいました。 ブラジルではサプライズパーテイーをしてもらった人は大抵大感激し、涙を流し、ハグして回ったりするのに、私の場合そういうのがなかったので、生徒達はちょっぴり物足りない思いをしたかもしれませんね。 その日の夜は、家族でのお祝い。 主人がA LANTERNAという、食事しながらブルースやソウルの生演奏が聞ける大人のバ-&レストランへ連れて行ってくれました。 し・か・し、私達の週末のお出かけというのは 大抵が食事&映画鑑賞、及びコンサート。 BALADA(←日本語でなんていうんだろうね。夜のレジャー?)だとか、CASA NOTURNA(←これもなんていうんだろ。夜のレジャーのお店?)には全然縁がなく、最後に行ったのは5年以上も前の話になるだろうか・・・。 それで、そのお店の入り口で、既に二人して躊躇してしまったのでした。はは、なさけないこっちゃ! 入り口のスーツ姿の黒人のガードマンのお兄さんの前をつつっと通り、中に入ると、入り口にはにこやかな笑顔のこれまたドでかい黒人のお兄さん! 入り口で身体チェックとカバンの中身チェックをされ、中に通されました。 そこは BAR RESTAURANT&DANCINGという、不思議なカテゴリーのお店。 BARっつーことはお酒が飲めるのね、んでもって、食事もできて、踊れる・・・?なんて、いろいろ想像をめぐらせていたけど、なんのこっちゃーない。BAR とレストランと、ディスコが同じ店に同居しているのでした。私は当然食事ができて、音楽の生演奏が聞ける場所をチョイス。 ディスコは店の奥にあり、踊りたい人はその防音ガラスのドアの向こうに入るだけ。私達は子連れだったので、そこは利用せず。 あくまで大人の店なので、騒々しい10代20代の若者はいなくて、なかなかよかったです。でも、そんな大人の店に子供を連れて行った私達・・・。(汗)でも、誰も気にすることもなく、不思議と全然浮いていなかったです。 食事して、お酒を飲んで、黒人女性の底響きするほど低音が効いているソウルをうっとりと聞いていると、子どもたちがだんだん眠そうにし始めたので、さっさと引き上げました。 その晩聞いた音楽は MPB(ブラジルポピュラーミュージック)のZIZI POSSIなどの名曲、他にもビリージョエルやDIONNE WARWICKなどでした。 おもいがけず思い出深い一日となった、誕生日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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