ココロの森

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  2010年マイベスト本（エッセイ編）

  すっかり今更な気も致しますが昨年のマイベスト本を一応、挙げておきます。尚、昨年読んだ本、全123冊もひっそりUPしておきましたので興味とお時間のあるかたは見てみて下さい。2010年に読んだ本（上半期）2010年に読んだ本（下半期）まずはエッセイ＆インタビュー集編です。2010年　マイベスト【送料無料】ぼくたちが聖書について知りたかったこと価格：1,680円（税込、送料別）いつも順位を決める時にはあれこれ悩むのですが今回のエッセイ編ではこれが私の中ではダントツでした。ちょっとこういうことに興味がある、くらいの人にもわかりやすく、しかも面白いです。読書感想こちら。以下、順不同。テイストはそれぞれですがみんな良かったです。【送料無料】絶叫委員会価格：1,470円（税込、送料別）感想こちら【送料無料】下地先生の教え価格：1,260円（税込、送料別）感想こちら【送料無料】ぼくの宝物絵本価格：1,680円（税込、送料別）感想こちら【送料無料】病気が教えてくれたこと価格：1,575円（税込、送料別）感想こちら【送料無料】未来圏からの風価格：3,262円（税込、送料別）感想こちら【送料無料】きんぴらふねふね価格：1,680円（税込、送料別）感想こちら

  2011.01.27

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  文楽「傾城反魂香」「染模様妹背門松」（3）

  （前回の続きです）前回観た「寿式三番叟」は端折り、今回もご同伴頂いた紅ずきん様と共に長めの昼休みでゆっくり足腰を伸ばした後、午後の部開始。＜傾城反魂香（けいせいはんごんこう）　　土佐将監閑居（とさのしょうげんかんきょ）の段　あらすじ＞名絵師・将監の閑居の竹薮の前で、村人たちが騒いでいます。「田畑を荒らす虎が薮に逃げ込んだので敷地に入る許可が欲しい」と言うのですが、日本に虎はいないはず。現れた虎に足跡がないことで絵から抜け出たものと見抜いた将監。弟子の修理之介が筆でその姿をなぞると、虎はたちまち姿を消します。その功績を讃え、将監は修理之介に土佐の名字を与えます。と、修理之介の兄弟子である又平夫妻がやってきて弟弟子に名字が許されたことを知ると、自分にも土佐の名を継がせて欲しいと夫婦で師匠に願い出ます。生まれつき吃音で言葉がうまく出ない又平も出ない言葉を無理に出して必死に訴えますが何の功もない者に大事な土佐の名を継がせるわけにはいかず、しかも貴人に仕える身である絵師は言葉が不自由では相応しくないと師匠から無下に却下されます。そこへ絵師仲間である狩野元信の君主の姫君が誘拐されたという報せ。将監は弁の立つ修理之介を使者として送り込もうとしますが又平は自分が手柄を立てて名字を得たいとの思いから代わりに行かせて欲しいと弟弟子にすがりついて懇願します。あまりの又平の執念に困惑する修理之介に、又平の妻のおとくも「師の命令は絶対だから」と夫に言って聞かせますが又平は妻にも侮辱されたと泣き叫びます。どうしても名が継げないのなら自害して送り名で、と最後の望みを託す又平。庭の手水石に自身の今際の際の姿を描くと、その執念から絵が御影石を貫通し、裏側へと抜け出たのです！驚嘆した将監は、又平に土佐の名字を許すのでした。障害を持つ主人公の苦悩を扱っていながらもコミカルで爽やかなお話。ラストには吃音も完治し、めでたしめでたしなのですがなにぶんにも中盤が放送禁止用語の雨あられただちょっとどもってしまうだけなのに又平の人格を全否定するような師匠のいい様に観ているこちらが冷汗です。。。でも歌舞伎でも文楽でも人気のある演目で上演回数も多いというのはきっと観た人ならだれもが頷ける筈。興味のある方はぜひ劇場まで足をお運び下さい。TV放映や映像化は絶対されない演目だと思います。今回の切りの太夫は住大夫さんでしたがホント、素晴らしかったです。住大夫さんの情感たっぷりの語りは今までも大好きで楽しみでしたが今回更にその技に魅了されました　*　　　*　　　*＜染模様妹背門松（そめもよういもせのかどまつ）　油店の段/蔵前の段　あらすじ＞油屋の娘お染と丁稚の久松は人目を忍ぶ仲。お染の兄の多三郎は芸鼓おいとの身請けに熱心なあまり強欲な質屋の源右衛門とお染に横恋慕し婿になって店を乗っ取ろうと目論む番頭・善六に騙されてしまいます。こっそり質入れした家宝の色紙と、貸した百両をふたりに巻き上げられそうになりますがその窮地をお染の許婚である大店の山家屋清兵衛が救います。だまし取った筈の色紙を取り戻され、だまし取る筈だった百両の証文もイカの墨で書かれたものと見破られたふたりはならばと次はお染と久松の密通を暴いて婚礼を破談にしようと久松がお染にあてた恋文を取り出し、清兵衛に皆の前で読み上げろと迫ります。真っ青になる久松！が、清兵衛は前もって善六がお染に宛てた文とすり替えていたため逆に善六が密通を暴かれた形となり、善六は暇を出されてしまいます。息子の不始末を嘆き勘当しようとする油屋の両親を説得し多三郎とおいとの身請けを申し出る清兵衛。いよいよ年が明ければ婚礼間近という大晦日の夜。間違いがないようにと蔵に軟禁された久松をお染が訪ねます。両親には別れると言ったものの思い切れないふたりは心中を決意。丁度その時、勘当されたはずの善六が蔵のお宝を盗みにやってきます。佇むお染に「蔵の宝を盗んで夫婦になろう」と持ちかけますが善六が蔵の鍵を開けた途端、待ち構えていた久松に当て身をくらい転倒。胸騒ぎを感じてかけつけた清兵衛に捕らえられます。再び出会えたお染と久松は手に手を取り、冥土の旅へと駆けて行きます。実際にあった心中事件を元にした狂言を明治時代に改作したものとのことで善六が原作より更におちゃらけた憎めない役どころになっています。解雇されても、悪事が露見してこてんぱんに恥をかかされても、これでもか、これでもかとしぶとく何度も登場する善六には思わず「またおまえか！！！」とツッコミたくなりますw全体的にコミカルで面白おかしいという珍しい世話物ですが床本にはないアドリブがまたおもしろくww一番のチャラ場は、恋文が入れ替わっていた場面で源右衛門の口三味線と善六の語りで「じゃじゃーん！「お染久松道行き本」ここにあり～～～～！」という感じで派手派手しく久松（実は善六自身）の文を文箱から取り出すシーンがあるのですが最初にフタをあけて取り出したのは、なんと本公演のパンフレットッ！！！(爆）「ええ～～　新春文楽公演　「染模様妹背門松」　大夫・豊竹咲大夫・・・」なんて咲大夫さんが読み上げちゃうのがおかしいwwこてんぱんにされたシーンでは昨今ワイドショーを賑わせた某歌舞伎役者の名前まで登場wwいいのか、おなじ伝統芸能だけど　www　(≧ｍ≦*)これは楽日だけのサービスだったのでしょうか？気になる所です(笑）今回この善六を遣っていたのは大好きな勘十郎さん。午前の部に続いての長丁場ですが、ひとつひとつの仕草がとても人間臭く細かくて、じっと魅入ってしまうとまるで人間が演じているかのような錯覚に陥ります。特に油屋の切りの段では大夫の咲太夫さん、三味線の燕三さんとの共演でワタクシ、夢心地でした楽日ということで、帰り際に本公演のポスターを戴きました。（大きさ比較のため、右下にパンフを置いてみました。　この大きさを部屋に飾ってたらちとコワいw）以上、毎度の乱文長文文楽レポ、最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました

  2011.01.25

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• 文楽「傾城恋飛脚」「小鍛冶」（2）

  （※　前日の続きです）＜「傾城恋飛脚」　新口村（にいのくちむら）の段　　あらすじ＞大和の豪農・孫右衛門の子息・忠兵衛は、大阪の飛脚問屋の養子となり懸命に働いていましたが、遊女・梅川と親しい仲に。そんな折、ひょんなことから仕事でお屋敷に届ける筈だった為替の大金の封を切り使い込んでしまいます。死罪になるほどの大罪に、忠兵衛は梅川を伴って生まれ故郷の大和に逃げ延びますがそこにも追っ手は迫って来ていました。孫右衛門の元で働く男の家に立ち寄るものの、男は留守。ふたりは伊勢参りの夫婦と偽り、その男の留守宅に身を隠します。と、その家の前を孫右衛門が通りかかります。雪道で足を滑らせた孫右衛門にさっと駆け寄り、あれこれと世話を焼く梅川。切れた鼻緒をきれいな紙縒で結い直し、汚れた足までさすってくれる梅川を孫右衛門は「この辺りでは見慣れぬ顔のそなたが何故こんなに親切にしてくれるのか」といぶかしみます。梅川は「自分の舅に生き写しであるから他人事とは思えぬのだ」と語りますがその様子から梅川が息子のつれてきた伴侶であると見抜きます。が、お尋ね者となっている息子と対面すれば、親子といえども縄をかけねばなりません。奥の間にいるはずの、見えない息子にむかって、孫右衛門は養父が忠兵衛の身代わりに牢に入れられた事、どうせ逃げ切れるものではないのだから、一日も早く自首し、養父を解放することこそ人の道と涙ながらに説きますが、同時に、そんな罪人でも可愛い一人息子、一目会いたいと泣き伏します。襖一枚隔てて会いたくても会えない親子を思い、梅川は孫右衛門に目隠しをして忠兵衛と引き合わせるのでした。そこへ追っ手の声がします。孫右衛門は裏手の抜け道を教え、追っ手が引き返した後もいつまでもふたりの行方を見守り続けるのでした。。。と、普通にあらすじを書くと親子の情の涙・涙のお話なのですがここでもトンデモな展開が。襖一枚隔てた息子に育ててもらった親を牢に入れて逃げ延びるなど末代の悪名、一時も早く自首し、養父を牢から出せよ、と孫衛門が切々と訴えるとなんと、陰で聞いていた忠兵衛がたまらず孫右衛門の前に飛び出してきてしまうのです！！！お尋ね者を見てしまったら捕らえなければならないのに！！！だから我慢しているって今，言ったのおまえも聞いたろうが！！！孫衛門も孫衛門で　「アゝ、今ぢゃない今ぢゃない今ぢゃない。　　いまのことではないはいやい。」と息子をそのまま奥に押し戻してしまうという、、、なんとも・・他にも梅川が、路銀（餞別）を渡された際、　「逃亡中に顔が割れないように、籠使ったり良い宿止まったり散財したんで　　もう盗んだお金なくなっちゃったのよね～。たすかりますう～」的な馬鹿嫁発言をしたりでラストの見送りはとてもよい終わり方なのに「このふたり、このまま逃げ延びさせて良かったのだろうか、、、」と観客に一抹の不安がよぎってしまうのがなんとも文楽的(爆）続く「小鍛冶」は宗近（むねちか）という実在した刀鍛冶の名手が天皇から剣を献上する様に言われたものの自分の力量に相応しい相槌の相手が見つからず思案に暮れていたところ、稲荷明神の化身の老人が現れて、相槌を打ってくれる、というもの。ストーリー展開はほとんどありませんが鍛冶打ちのリズムの軽快さや、打った時ほんとうに火花が飛び散るうつくしさ、稲荷の化身の老人が、時折狐に戻って宙を舞うダイナミックさなど耳と目とで楽しめる演目でした。ちなみに稲荷明神の遣いは勘十郎さん今回もきりりとした動きがダイナミックで素敵でした（　第三弾　「傾城反魂香」「染模様妹背門松」につづく　）

  2011.01.24

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  文楽『?山姫捨松』（1）

  新春文楽公演・楽日。殆どぶっ通しで鑑賞して参りました。やはり11～20時までたっぷりまる一日見ると足腰に来ます（寄る年波にはむにゃむにゃ）まずは午前の部（公演後半なので午前午後の演目入れ替わっております）?山姫捨松（ひばりやまひめすてのまつ）傾城恋飛脚（けいせいこいびきゃく）小鍛冶（こかじ）それぞれ1時間あまりの演目ですがまあ内容が濃い！ていうか、「?山…」の継子（ままこ）イジメがすさまじく継母のあまりの卑劣さとひょっとしてこの姫, 真性ドMなんじゃないか、とすら思える程イジメに耐えぬき継母への愛と天皇への忠義に篤い中将姫の対比にツッコミどころ満載でこれだけで一日分の文字数オーバーしそうな程。というわけで、今回も長篇。初の3分割です(爆）早速レビューGO!＜?山姫捨松　中将姫雪責段（ちゅうじょうひめゆきぜめのだん）　あらすじ＞中将姫の継母・岩根御前は、自身が乳母として育てた王子を次期天皇にしようと企み時の皇太子を呪詛していますが、なかなか効果が現れません。それが中将姫に預けらた霊験あらたかな観音像に守られている故と知った御前は観音像を盗み出し、天皇擁護派の娘である姫に紛失の罪を着せ折檻します。中将姫は継母の仕業と知りつつも、それを口にすれば先帝の立場も危うくなると口をつぐみ、拷問に耐えています。姫に感づかれたらしいと気づいた御前一派は、姫を亡き者にしようと大雪の中、裸足の姫を引きずり出し、着物を引き剥がし、割竹で打ち据え、負傷させたまま雪中に放置して凍死させようと思いつきます。家来の打ち方が手ぬるいと自ら竹を手に取って姫を打ち据える御前に対し、姫は「母が娘を打つなんて世間が見たら何と言うか。　どうぞ家来に存分に（打たせて下さい）」と懇願しますがそんな健気な様子がまた気に入らず、更に髪をひっつかんで振り回し打ち据える御前。あまりのことに姫に仕える桐の谷が門扉を蹴破り、御前の竹をぶんどって御前を打ち据えようとしますが「御子の乳母を打ち据えられるものなら打ってみよ」と居直られてしまいます。そんな桐の谷に御前の女房の浮舟がかみついてもみ合いになり、「けんかはやめて」と割って入った姫ですが打ち所が悪く、姫は息絶えてしまいます。「浮舟が大事な姫を殺した！なんてこと！俺たちはいなかった事にしよう」とそそくさとその場を退散し、ゆめゆめ他言せぬよう言いおく御前夫妻。御前たちがいなくなると姫がむっくり起き上がります。前もって桐の谷と浮舟が前もって結託して芝居を仕組み姫に死んだフリをしているよう、言い含めていたのでした。あまりの仕打ちに姫が死んだことにして、「遺体」を雲雀山へ埋葬し、監禁状態の姫を逃がそうと画策していたのです。そこへ中将姫の父があらわれ、「お前がされていた仕打ちは知っていたのに　見て見ぬ振りをしていた辛さをわかってほしい」と涙ながら障子越しに娘の『遺体』に訴えます。一目会いたいと思う父娘。しかし、誰がどこで見ているとも知れぬ場所。逢うことも叶わぬまま、父は女房ふたりに娘を託し、3人は雲雀山へと急ぐのでした。・・・「おしん」も真っ青の継子イジメ「傷だらけで放置しておけば、この寒さだから自然に死ぬだろう」ってあんまりですいくら憎い仇といっても相手は何の落ち度もない14歳の女の子ですよ！劇場に掲げられた芝居絵にも、岩根御前の憎々しさが現れています。（上：岩根　下：中将姫）ちなみに歌舞伎でも文楽でもこの演目の「岩根」は立ち役（男役）が演じるそうです。もうね、ホントにひどいんですよ、打ち据えようが。人形なのに、見ているだけで痛々しい、、、。（遣いの玉也さんがそれだけお上手ということですが）加えて、姫が涙ながらに自分を打つ継母や家来の情に訴える場面ではいつの間にか床の三味線横の扉がそっと開き、物陰から切な気な胡弓のたえなる調べ・・・（スポットライトだけが暗闇の胡弓をそっと浮かび上がらせていました）効果音まで入っちゃってバリバリ今の昼ドラそのもの。こういう切な気な効果音って昔からやってたんだ～と目から鱗それにしても今まで見た中でも最強のヒールっぷりの岩根御前。女房・浮舟に罪をなすり付けてとっとと消えちゃったあと、浮舟が「うまうまと一杯参った猫又婆」と陰で御前を罵った台詞がめっちゃ印象に残りましたww猫又ババアって・・・すんごい言葉ww(≧ｍ≦*)（第二弾　「傾城恋飛脚」「小鍛冶」に続く）

  2011.01.23

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• 満月にフリフリ♪

  明日は満月。満月といえば　フリフリ♪今月も満月パワーで臨時収入をgetしましょう♪1月20日（木）　06：21が満月ジャストタイムです。　※　前後各24時間以内にヴォイドタイム（フリフリしない方が良い時間）は　２０日　 6:25 ～ 7:15 　（※ジャストタイム直後です！ご注意下さい） フリフリとは？やりかた→　こちら通帳やお財布を楽しくフリフリ♪して皆さんに幸運が訪れますように　※　星読みは暫くお休みします

  2011.01.19

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  第144回芥川賞・直木賞が決定

  第144回芥川賞および直木賞が決定致しました。両賞ともにW受賞です。＜芥川賞＞　朝吹真理子（あさぶき まりこ） 「きことわ」（新潮9月号）　　西村賢太（にしむら けんた） 「苦役列車」（新潮12月号）＜直木賞＞　木内 昇（きうち のぼり） 「漂砂（ひょうさ）のうたう」【送料無料】漂砂のうたう価格：1,785円（税込、?送料別）【内容情報】（「BOOK」データベースより）谷底から見上げた「明治維新」。明治１０年。時代から取り残され、根津遊廓に巣食う男と女の身に降りそそぐのは、絶望の雨か、かすかな希望の光か。『茗荷谷の猫』で大注目の新鋭が放つ、傑作長編小説。　道尾秀介（みちお しゅうすけ）　「月と蟹」【送料無料】月と蟹価格：1,470円（税込、送料別）

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」「叶えてくれると思うで。何でも」やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げる─やさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。受賞者のみなさま、おめでとうございますさてさて、全部未読なワタクシ、何から読めばいいかしらん？

  2011.01.18

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• 1.17

  正午に汽笛が鳴り響き頭をたれて黙祷を捧ぐあの日私はこの町にはいなかったそれどころか訪れた事すらなかった見ず知らずの街が火に包まれ白い空を黒煙が焦がすさまを遠い空の下で呆然と見ていたまるで現実とは思えないけどこれは現実なのだいま、遠くの街が燃えているなにか、しなくては。私に出来る事は、何？自分の事以外でそう、はっきりとあれだけつよく思ったのはおそらく初めてだった病弱な母と認知症の祖母とアル中の父を抱えた私ができることは何だろう？体調不良でアルバイト生活の私にもできることは一体なんだろう？結局、動けない私は当時バイトしていたコンビニで日当分を募金箱に入れた「今日はただ働きでいいや、と思ってさ。　あの神戸の街をみたら　働けることだけでもありがたいと思ってさ」そういうと、みんな賛同してくれてバイト全員が日当分を募金箱に次々と入れていった。自分で学費を払っている大学生も店一番の働き者の中卒の女の子もお子さんに障がいのあるお母さんもみんなすすんでこのお金が神戸のために役立つようにと祈るような気持ちで募金箱にお札を入れたお客さんたちもすすんで募金をしてくれたいつもは一円玉や五円玉ばかりで半年経っても半分もたまらない募金箱が500円玉やお札であっというまにいっぱいになった「ありがとうございます」と笑顔でいいながらなんだか涙が出そうになった大きな街がこわれてしまったこんな絶望的な冬の朝でもこの国はまだまだ捨てたもんじゃないとあの頃の私は10年後の自分がこの街に住んでいるなんてこれっぽっちも思ってなかったあの日善意を届けてくれた大勢の人たちに感謝の気持ちを追悼の祈りとともにこの風と　汽笛にのせて

  2011.01.17

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  十日戎

  西宮神社の十日戎（とおかえびす）のお詣りに行ってきました。関東では馴染みが薄いですが関西では知らない人はいない程有名な商売繁盛を願う神事です。毎年、TVのワイドショーやニュースでおなじみのあの早朝の「福男ダッシュ」で有名な神社、といえばおわかりになるかたも多い筈。毎年一月の9、10、11日の「宵えびす」「本えびす」「残り福」の3日間で、約100万人が訪れるといわれ周辺は大幅な交通規制が引かれて毎年たいへんな混雑ぶり。車は神社周辺に入れませんからみなさん電車で参拝されるのですが中には規制の引かれた地域に路上駐車して参拝に向かうフトドキ者もしかし、周辺の警備はサミット並みですのであっという間に切符を切られてしまいます。そんな、フロントガラスに貼られた風にたなびく切符を横目にワタクシたち夫婦は自宅から徒歩で参拝に向かいます遠すぎず近すぎず、お散歩に丁度いいくらいの距離。歩こうと思えば虎の聖地（某球場）までも徒歩でいける所に住んでいるのでオーサカSPIRITを育むのには絶好の地の利なのです。しかしここに住まうようになって約10年、ちっとも育まれないワタクシのオーサカ魂。「三つ子の魂百まで」とは良く言ったモノ…で、周辺がそんなですから境内に入るにも交通規制＆入場規制がかかっております。一番福のかたなら、十数秒で駆け抜ける赤門から本殿までの230mの距離を30～60分かけてゆっくりゆっくり進みます。いい加減疲れて来た頃、本殿到着。これは昨年ケータイカメラで撮ったもの。人混みの中でとったので写真ブレてます神主さんが、白いわしゃわしゃしたヤツ（名称不明）を持っているのがおわかりいただけますでしょうか？？3名いらっしゃる神主さんの「わしゃわしゃ」で皆さん、あたまを祓ってもらってるんです100万人も来てるのに、すごいですよねありがたいです感謝感激昨年末からちょいとアンラッキーなことが続いていたのでワタクシももちろん「わしゃわしゃ」の下を通って穢れを祓っていただきました。どうぞ、無病息災、良い一年でありますように。　　　　　　　　　　今年、私たちが行ったのは初日の「宵えびす」だったのですがいままではずっと「本えびす」か「残り福」の日に行ってました。なので、こんなものが参拝客に配られている事を今年初めて知りました。どうみても神社関係のかたではない、一般の男性が配っていてなんだか面白そう、と思って手を伸ばしたら・・・「福男新報」手書きなのに発行15年目！！wwwどうみてもアンオフィシャルなこの会報、昨年の時事ネタを賑わせた有名人の似顔絵やそれらを盛り込んだ記事満載で下らな過ぎて超ウケるwww(≧ｍ≦*)「謎はKAGEROUのように深まるばかりだ」とかww　ところであの福男ダッシュは「開門神事福男選び」という、立派な神事。この新報には、当然のことながら福男ダッシュの経路の解説も詳細に書かれているのですが（今年は敷地内に新施設が建設されたため急カーブになっている、とか）その経路図の中の注意スポットとしてあげられている所に気になる箇所発見神社なのに「アーメン・コーナー」www絶対これ作った人、「聖☆おにいさん」好きに違いないww(≧ｍ≦*)ちなみに、これを作成した方のHPはこちら↓『遠い目をしていた、あの日の空。』福男選びについて、かなり本気で書かれていらっしゃいます。新報に記載されていたので載せちゃいましたが、、、よかったの、か。。。？＾＾;)

  2011.01.09

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  第144回芥川賞・直木賞候補作品

  第144回芥川賞候補作および直木賞候補作です。＜芥川賞候補＞　朝吹真理子（あさぶき まりこ） 「きことわ」（新潮9月号）　小谷野敦（こやの とん）　　　 「母子寮前」（文學界9月号）　田中慎弥（たなか しんや） 「第三紀層の魚」（すばる12月号）　　西村賢太（にしむら けんた） 「苦役列車」（新潮12月号）　穂田川洋山（ほたかわ ようさん） 「あぶらびれ」（文學界11月号）＜直木賞候補＞　犬飼六岐（いぬかい ろっき） 「蛻（もぬけ）」【送料無料】蛻価格：1,680円（税込、送料別）【内容情報】（「BOOK」データベースより）実在した偽の町。かき集められた偽の住人たち。外界との行き来を遮断されたその「町」で、起きるはずのない連続殺人が─。注目作家が虚実二重に仕掛ける、長編時代ミステリー。　荻原 浩（おぎわら ひろし） 「砂の王国」【送料無料】砂の王国（上）価格：1,785円（税込、送料別）【送料無料】砂の王国（下）価格：1,785円（税込、送料別）【内容情報】（「BOOK」データベースより）全財産は、三円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。大手証券会社勤務からホームレスになり、寒さと飢えと人々の侮蔑の目の中で閃く─「宗教を興す」。社会を見つめ人間の業を描きだす著者の新たなる代表作、誕生。　木内 昇（きうち のぼり） 「漂砂（ひょうさ）のうたう」【送料無料】漂砂のうたう価格：1,785円（税込、送料別）【内容情報】（「BOOK」データベースより）谷底から見上げた「明治維新」。明治１０年。時代から取り残され、根津遊廓に巣食う男と女の身に降りそそぐのは、絶望の雨か、かすかな希望の光か。『茗荷谷の猫』で大注目の新鋭が放つ、傑作長編小説。　貴志祐介（きし ゆうすけ） 「悪の教典」【送料無料】悪の教典（上）価格：1,800円（税込、送料別）【送料無料】悪の教典（下）価格：1,800円（税込、送料別）内容情報】（「BOOK」データベースより）学校という閉鎖空間に放たれた殺人鬼は高いＩＱと好青年の貌を持っていた。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー。　　道尾秀介（みちお しゅうすけ）　「月と蟹」【送料無料】月と蟹価格：1,470円（税込、送料別）【内容情報】（「BOOK」データベースより）「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」「叶えてくれると思うで。何でも」やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げる─やさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。今回の芥川賞候補のみなさま、誠に失礼ながらどなたも初めて名前をお見かけいたしました（汗）直木賞候補作もすべて未読（滝汗）。他の作品を読んだ事があるのは道尾氏と荻原氏のみ。。。受賞作決定は17日の夜遅くになりそうです。

  2011.01.05

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• 新月に願いを

  本日　1/4（火）　18：08　に新月を迎えます。 　新月になった時刻から８時間以内に（8時間以内に間に合わなかった場合、効力は薄れますが48時間以内でもＯＫです）２個以上１０個以内　願い事を「手書き」で書いて 日付をつけて大事にしまっておくと願いが現実に向かいます。 ！！！　必ず自分自身に関するお願いを書いて下さい　！！！このお願いは「なんでも叶う魔法のおまじない」ではなく何度も繰り返して願い事を書くことにより、 新月の力を借りて、自分の深層心理（無意識）に作用させるものです。（無意識は、表層意識よりもずっと大きな影響力があります） したがって 地球環境や他人の言動についてのお願い事、「宝くじ当選」など、100％運頼みの願い事はこの『新月のお願い』では叶いません◆今回の新月直後～2日後までの間のヴォイド・タイム◆ （星の並びがよくなく、トラブルが起きやすい時間帯） 　　　1/5（水) 21:15 ～ 1/6（木）01:11 　＊＊　注意　＊＊☆自分のココロの内側を静かにみつめ、本当に叶えたいお願いごとだけを書いて下さい。　毎回毎回、書くことがコロコロ変わるようでは「本当に叶えたいこと」とは言えません。☆お願いごとを書くときには 「○○しますように」という書き方よりも「○○しました」「○○になった」というように 過去形で書いたほうが有効です。 ☆ひとつのお願いごとにつき、願望はひとつだけ有効です。　例：*A大学とB大学に合格した　→　×　　　　*A大学に合格した　　　*B大学に合格した　　　　→　◯　（お願いごとをひとつづつにする）みなさんのお願いが、月に届きますように※今回も「星読み」はお休みいたします

  2011.01.04

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  波乱の幕開け

  今更ながらの遡り更新ですがあけましておめでとうございます本年も宜しくお願い申し上げます。年末に体調を崩しまして殆どブログを更新できない状態が続いておりましたが年始に少し体調が戻って来た所で今度は帰省先の実家で父が吐血し緊急入院極度の貧血と胃に巨大な腫瘍があるとのことで輸血に手術にと一騒動。なにやら波乱の年明けとなってしまいましたいったいぜんたい、どんな一年になることやら、、、12月の読書のまとめ、昨年度のmyベスト本などもご紹介したいのですが申し訳ございませんが体調と時間をみながらの遡り更新になります。とんでもない時期に12月の終わりの方の記事が更新されたりすると思いますが何卒ご了承下さいませ　　*　*　*　*　*　*　*　*　*　*今年の一冊目はミランダ・ジュライ「いちばんここに似合う人」を選択。【送料無料】いちばんここに似合う人価格：1,995円（税込、送料別）【内容情報】（「BOOK」データベースより）水が一滴もない土地で、老人たちに洗面器一つで水泳を教えようとする娘（「水泳チーム」）。英国のウィリアム王子をめぐる妄想で頭がはちきれそうな中年女（「マジェスティ」）。会ったこともない友人の妹に、本気で恋焦がれる老人（「妹」）─。孤独な魂たちが束の間放つ生の火花を、切なく鮮やかに写し取る、１６の物語。カンヌ映画祭で新人賞を受賞した女性監督による、初めての小説集。フランク・オコナー国際短篇賞受賞作。主人公たちはみんなちょっとヘンなんだけれどでもそのヘンテコさが可愛らしくて、滑稽で、ステキで、ちょっとエロティックで、でもあったかくて、みんな健気に、一生懸命生きている姿にうたれました。短編集なので軽く読めてお薦めです。原作でよんでももちろんとても良いのでしょうけれど訳者の岸本さんの、作品世界にぴったりの巧みな言葉のセレクトも素晴らしいです。

  2011.01.03

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• 2010年に読んだ本（下半期）

  2010年に読んだ本（上半期）の続きです■絶叫委員会読了日：07月04日 著者：穂村 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4480815090■八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)読了日：07月06日 著者：高田 郁http://book.akahoshitakuya.com/b/4758434034■ひとり旅ひとり酒読了日：07月08日 著者：太田 和彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4874353061■1Q84 BOOK 3読了日：07月14日 著者：村上 春樹http://book.akahoshitakuya.com/b/4103534257■読経しちゃうぞ! (フラワーコミックス)読了日：07月16日 著者：絹田村子http://book.akahoshitakuya.com/b/4091331009■製鉄天使読了日：07月19日 著者：桜庭 一樹http://book.akahoshitakuya.com/b/4488024505■変愛小説集2読了日：07月26日 著者：http://book.akahoshitakuya.com/b/4062162458■あなた明日の朝お話があります読了日：07月29日 著者：中場 利一http://book.akahoshitakuya.com/b/4334927076■ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi読了日：08月04日 著者：穂村 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4093874492■たそかれ 不知の物語 (福音館創作童話シリーズ)読了日：08月11日 著者：朽木 祥http://book.akahoshitakuya.com/b/483402251X■RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)読了日：08月13日 著者：荻原 規子http://book.akahoshitakuya.com/b/4048740520■海月姫（5） (講談社コミックスキス)読了日：08月17日 著者：東村 アキコhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4063408124■草のつるぎ・一滴の夏―野呂邦暢作品集 (講談社文芸文庫)読了日：08月18日 著者：野呂 邦暢http://book.akahoshitakuya.com/b/4061983016■病気が教えてくれたこと読了日：08月20日 著者：http://book.akahoshitakuya.com/b/4160080987■恋する空港―あぽやん〈2〉読了日：08月25日 著者：新野 剛志http://book.akahoshitakuya.com/b/4163292608■玻璃の天読了日：08月28日 著者：北村 薫http://book.akahoshitakuya.com/b/4167586053■パスタマシーンの幽霊読了日：08月29日 著者：川上 弘美http://book.akahoshitakuya.com/b/4838721005■風車祭(カジマヤー) 読了日：09月02日 著者：池上 永一http://book.akahoshitakuya.com/b/4166401408■岸辺の旅読了日：09月05日 著者：湯本 香樹実http://book.akahoshitakuya.com/b/4163289801■フリーター、家を買う。読了日：09月10日 著者：有川 浩http://book.akahoshitakuya.com/b/4344017226■風の靴読了日：09月15日 著者：朽木 祥http://book.akahoshitakuya.com/b/406214994X■ぼくの宝物絵本 (MOE BOOKS)読了日：09月17日 著者：穂村 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4592732561■小さい’つ’が消えた日読了日：09月20日 著者：ステファノ・フォン・ローhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4384055145■冠・婚・葬・祭読了日：09月23日 著者：中島 京子http://book.akahoshitakuya.com/b/4480804102■おとぎのかけら　新釈西洋童話集読了日：09月25日 著者：千早 茜http://book.akahoshitakuya.com/b/4087713709■竜の涙 ばんざい屋の夜読了日：09月28日 著者：柴田 よしきhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4396633327■舞い落ちる村読了日：09月30日 著者：谷崎 由依http://book.akahoshitakuya.com/b/4163278702■花散らしの雨 みをつくし料理帖読了日：10月04日 著者：高田 郁http://book.akahoshitakuya.com/b/4758434387■サラダの日々 (1976年)読了日：10月06日 著者：長田 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/B000J9A8IQ■竜が最後に帰る場所読了日：10月11日 著者：恒川 光太郎http://book.akahoshitakuya.com/b/4062165104■失恋延長戦読了日：10月13日 著者：山本 幸久http://book.akahoshitakuya.com/b/439663336X■世界はうつくしいと読了日：10月14日 著者：長田 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4622074664■かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)読了日：10月15日 著者：万城目 学http://book.akahoshitakuya.com/b/4480688269■船に乗れ!〈1〉合奏と協奏読了日：10月20日 著者：藤谷 治http://book.akahoshitakuya.com/b/486176579X■妻の超然読了日：10月24日 著者：絲山 秋子http://book.akahoshitakuya.com/b/4104669040■ちょっと変わった守護天使 (文春文庫)読了日：10月27日 著者：山崎 マキコhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4167773937■夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです読了日：11月02日 著者：村上　春樹http://book.akahoshitakuya.com/b/4163731008■年下の男の子読了日：11月05日 著者：五十嵐 貴久http://book.akahoshitakuya.com/b/4408535303■シティ・マラソンズ読了日：11月07日 著者：三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4163291105■神様のカルテ 2読了日：11月09日 著者：夏川 草介http://book.akahoshitakuya.com/b/4093862869■氣志團現象読了日：11月09日 著者：綾小路セロニアス翔http://book.akahoshitakuya.com/b/4594041345■奇界遺産読了日：11月15日 著者：佐藤 健寿http://book.akahoshitakuya.com/b/4767808987■短篇集読了日：11月21日 著者：クラフトエヴィング商會,石川美南,戌井昭人,円城塔,小川洋子,Comes in a Box,栗田有起,小池昌代,柴崎友香http://book.akahoshitakuya.com/b/4863322402■海月姫(6) (講談社コミックスキス)読了日：11月27日 著者：東村 アキコhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4063408248■木暮荘物語読了日：12月06日 著者：三浦しをんhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4396633467■想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)読了日：12月07日 著者：高田 郁http://book.akahoshitakuya.com/b/4758434646■空と樹と読了日：12月08日 著者：長田 弘,日高 理恵子http://book.akahoshitakuya.com/b/499033082X■花火―九つの冒涜的な物語読了日：12月15日 著者：アンジェラ カーターhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4434146254■ペンギン・ハイウェイ読了日：12月17日 著者：森見 登美彦http://book.akahoshitakuya.com/b/4048740636■風待ちのひと読了日：12月21日 著者：伊吹 有喜http://book.akahoshitakuya.com/b/4591110214■聖☆おにいさん（6） (モーニングKC)読了日：12月25日 著者：中村 光http://book.akahoshitakuya.com/b/4063729621▼読書メーターhttp://book.akahoshitakuya.com/

  2010.12.28

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• 2010年に読んだ本（上半期）

  2010年の読書メーター読んだ本の数：123冊読んだページ数：30967ページ■三匹のおっさん読了日：01月03日 著者：有川 浩http://book.akahoshitakuya.com/b/4163280006■珈琲屋の人々読了日：01月05日 著者：池永 陽http://book.akahoshitakuya.com/b/4575236535■瓦経 (Coffee Books)読了日：01月09日 著者：日和 聡子,金井田 英津子http://book.akahoshitakuya.com/b/4000281763■どうして書くの?―穂村弘対談集読了日：01月11日 著者：穂村 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4480816631■ボーズラブ!!! (花とゆめCOMICS)読了日：01月15日 著者：マツモト トモhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4592185676■海月姫（1） (講談社コミックスキス)読了日：01月17日 著者：東村 アキコhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4063407446■これでよろしくて?読了日：01月19日 著者：川上 弘美http://book.akahoshitakuya.com/b/4120040577■海月姫（2） (講談社コミックスキス)読了日：01月20日 著者：東村 アキコhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4063407624■きみがぼくを見つけた日 下巻 (ランダムハウス講談社文庫)読了日：01月20日 著者：オードリー・ニッフェネガーhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4270100400■海月姫（3） (講談社コミックスキス)読了日：01月21日 著者：東村 アキコhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4063407756■生きなおすのにもってこいの日読了日：01月24日 著者：田口ランディhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4862381472■オケ老人!読了日：01月26日 著者：荒木 源http://book.akahoshitakuya.com/b/4093862338■神様のカルテ読了日：01月28日 著者：夏川 草介http://book.akahoshitakuya.com/b/4093862591■アクロバット前夜読了日：02月01日 著者：福永 信http://book.akahoshitakuya.com/b/4898150470■二つ枕 (ちくま文庫)読了日：02月03日 著者：杉浦 日向子http://book.akahoshitakuya.com/b/4480033343■みじかい眠りにつく前に 3 (ピュアフル文庫 ん 1-13)読了日：02月04日 著者：有島 武郎http://book.akahoshitakuya.com/b/4861766826■心を空っぽにすれば夢が叶う読了日：02月06日 著者：ヨグマタ・相川 圭子http://book.akahoshitakuya.com/b/4770040962■シングルベル読了日：02月09日 著者：山本 幸久http://book.akahoshitakuya.com/b/4022504382■ロスト・トレイン読了日：02月19日 著者：中村 弦http://book.akahoshitakuya.com/b/4103120827■マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)読了日：02月19日 著者：朱野帰子http://book.akahoshitakuya.com/b/4840131694■大きな木のような人 (講談社の創作絵本)読了日：02月21日 著者：いせ ひでこhttp://book.akahoshitakuya.com/b/406132392X■人魚猛獣説―スターバックスと私読了日：02月23日 著者：穂村 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4774004502■愛は苦手読了日：02月24日 著者：山本 幸久http://book.akahoshitakuya.com/b/4103227214■夜のジンファンデル読了日：02月26日 著者：篠田 節子http://book.akahoshitakuya.com/b/4087748081■雪男たちの国読了日：02月28日 著者：ノーマン・ロックhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4309205151■きんぴらふねふね読了日：03月03日 著者：石田 千http://book.akahoshitakuya.com/b/4582834388■未来圏からの風読了日：03月08日 著者：池澤 夏樹,垂見 健吾http://book.akahoshitakuya.com/b/4891944668■樹の花にて―装幀家の余白 (白水Uブックス―エッセイの小径)読了日：03月11日 著者：菊地 信義http://book.akahoshitakuya.com/b/4560073481■沖にむかって泳ぐ―池澤夏樹ロング・インタヴュー読了日：03月13日 著者：池澤 夏樹,新井 敏記http://book.akahoshitakuya.com/b/416348860X■BとIとRとD読了日：03月13日 著者：酒井 駒子http://book.akahoshitakuya.com/b/4592761359■悼む人読了日：03月16日 著者：天童 荒太http://book.akahoshitakuya.com/b/4163276408■海月姫（4） (講談社コミックキス)読了日：03月17日 著者：東村 アキコhttp://book.akahoshitakuya.com/b/406340790X■サックス&ブラス・マガジン (SAX & BRASS Magazine) volume.14(CD付き) (リットーミュージック・ムック)読了日：03月19日 著者：サックス&ブラス・マガジン編集部http://book.akahoshitakuya.com/b/4845617870■夢見る水の王国 上 (カドカワ銀のさじシリーズ)読了日：03月19日 著者：寮 美千子http://book.akahoshitakuya.com/b/4048739506■夢見る水の王国 下 (カドカワ銀のさじシリーズ)読了日：03月20日 著者：寮 美千子http://book.akahoshitakuya.com/b/4048739514■タタール人の砂漠 (イタリア叢書)読了日：03月23日 著者：ディーノ ブッツァーティhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4879841218■ぼくたちが聖書について知りたかったこと読了日：03月26日 著者：池澤 夏樹http://book.akahoshitakuya.com/b/4093878471■太陽の坐る場所読了日：03月30日 著者：辻村 深月http://book.akahoshitakuya.com/b/416327720X■ゾティーク幻妖怪異譚 (創元推理文庫)読了日：04月01日 著者：クラーク・アシュトン・スミスhttp://book.akahoshitakuya.com/b/448854102X■ただいま おかえりなさい読了日：04月02日 著者：戌井昭人http://book.akahoshitakuya.com/b/4863322070■店じまい読了日：04月05日 著者：石田 千http://book.akahoshitakuya.com/b/4560031789■タチコギ読了日：04月07日 著者：三羽 省吾http://book.akahoshitakuya.com/b/4344015282■すべてのひとに石がひつよう読了日：04月09日 著者：バード ベイラー,ピーター パーナルhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4309262260■あたしのマブイ見ませんでしたか (角川文庫)読了日：04月11日 著者：池上 永一http://book.akahoshitakuya.com/b/4043647018■鴨川ホルモー読了日：04月13日 著者：万城目 学http://book.akahoshitakuya.com/b/4916199820■月桃夜読了日：04月14日 著者：遠田 潤子http://book.akahoshitakuya.com/b/4103198311■バレエ・メカニック (想像力の文学)読了日：04月16日 著者：津原 泰水http://book.akahoshitakuya.com/b/4152090677■ほかならぬ人へ読了日：04月19日 著者：白石一文http://book.akahoshitakuya.com/b/4396633289■ポトスライムの舟読了日：04月19日 著者：津村 記久子http://book.akahoshitakuya.com/b/4062152878■るり姉読了日：04月20日 著者：椰月 美智子http://book.akahoshitakuya.com/b/4575236608■天国旅行読了日：04月25日 著者：三浦 しをんhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4104541060■小太郎の左腕読了日：04月27日 著者：和田 竜http://book.akahoshitakuya.com/b/4093862583■七つの海を照らす星読了日：05月03日 著者：七河 迦南http://book.akahoshitakuya.com/b/4488024378■人生教典読了日：05月05日 著者：高田 純次http://book.akahoshitakuya.com/b/4309014526■はるかな国からやってきた読了日：05月06日 著者：谷川 俊太郎http://book.akahoshitakuya.com/b/4887470339■続・吉岡実詩集 (現代詩文庫)読了日：05月06日 著者：吉岡 実http://book.akahoshitakuya.com/b/4783708975■ホルモー六景読了日：05月09日 著者：万城目 学http://book.akahoshitakuya.com/b/4048738143■青い野を歩く (エクス・リブリス)読了日：05月12日 著者：クレア キーガンhttp://book.akahoshitakuya.com/b/4560090068■扉守(とびらもり)読了日：05月19日 著者：光原 百合http://book.akahoshitakuya.com/b/4163287302■聖☆おにいさん（5） (モーニングKC)読了日：05月24日 著者：中村 光http://book.akahoshitakuya.com/b/4063729060■南の子供が夜いくところ読了日：05月26日 著者：恒川 光太郎http://book.akahoshitakuya.com/b/4048740326■コイノカオリ読了日：05月30日 著者：角田 光代,島本 理生,栗田 有起,生田 紗代,宮下 奈都,井上 荒野http://book.akahoshitakuya.com/b/4048735772■雷桜読了日：06月04日 著者：宇江佐 真理http://book.akahoshitakuya.com/b/4048732218■黙されたことば読了日：06月04日 著者：長田 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4622046113■コトリトマラズ読了日：06月07日 著者：栗田 有起http://book.akahoshitakuya.com/b/4087713385■人生の特別な一瞬読了日：06月09日 著者：長田 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4794935323■酒にまじわれば読了日：06月10日 著者：なぎら 健壱http://book.akahoshitakuya.com/b/416370390X■ヤングアダルト パパ読了日：06月12日 著者：山本 幸久http://book.akahoshitakuya.com/b/4048740407■世界は一冊の本 [definitive edition]読了日：06月16日 著者：長田 弘http://book.akahoshitakuya.com/b/4622075385■下地先生の教え読了日：06月20日 著者：下地 敏雄http://book.akahoshitakuya.com/b/4022507306■東と西 1読了日：06月24日 著者：いしい しんじ,西 加奈子,森 絵都http://book.akahoshitakuya.com/b/4093862559■あられもない祈り読了日：06月28日 著者：島本 理生http://book.akahoshitakuya.com/b/4309019811

  2010.12.27

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  12月の読書まとめ

  12月の読書メーター読んだ本の数：7冊読んだページ数：1671ページ聖☆おにいさん（6） (モーニングKC)読了日：12月25日 著者：中村 光風待ちのひと読了日：12月21日 著者：伊吹 有喜ペンギン・ハイウェイ読了日：12月17日 著者：森見 登美彦花火―九つの冒涜的な物語読了日：12月15日 著者：アンジェラ カーター空と樹と読了日：12月08日 著者：長田 弘,日高 理恵子想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)読了日：12月07日 著者：高田 郁木暮荘物語読了日：12月06日 著者：三浦しをん　*　　　*　　　　*　　　　*　　　　*　　　　*　　　*年明けの、しかも松がとれてからの更新でスミマセン12月は仕事をはじめたこととそれにともなう体調不良のため漫画を含めて7冊という、おそらく過去最低の冊数となってしまいました例によって一言感想だけで失礼します「聖☆おにいさん（6）」相変わらずの面白さですもう、ホントに好き中村さんのセンスがww「風待ちのひと」返却期限が迫っていたため超斜め読みしたせいか、予想に反して、主軸が私が苦手な恋愛モノだったせいか、（穏やかで淡々とした心のふれあい物語だと思っていた）心に留まる箇所が見つからず…一応、もう一度予約をいれて再読する予定ですが感想があがるかどうかは微妙「ペンギン・ハイウェイ」ちょっとふしぎなことができるお姉さんに憧れる少年の淡い恋と友情とファンタジー。いつもの森見氏の不思議な世界はそのままに、児童文学っぽくわかりやすくかかれた文体はよみやすく前作シリーズで文体に苦手意識を持ってしまった方にもお薦めできます。ただ、よく比較される万城目氏の同様に児童文学っぽい作品「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」と比べてしまうと子供の頃の、あのきらきらした世界が、本作ではファンタジー色におされてちょっと霞んでしまうかなあ。。。いや、これは好みの問題で、けっして悪くはないんですが私の好みで言うと「かのこちゃんと━」の方に軍配があがります。「花火―九つの冒涜的な物語」原作を原文で読む分にはきっと悪くないのだろうけれど・・・「空と樹と」挿絵と詩の、みごとなコラボレーション。どんな批評も感想も、すべて蛇足です。「想い雲―みをつくし料理帖 」変わらずに胸を打つシリーズ。構成も文章も、細々した設定ミスもふくめ（わざとかもしれませんが）けっして「巧い」とか、何か賞がとれるような作品とは思わないけれど引き込んでぐんぐん読ませる物語世界の魅力と読みやすさが抜群。泣き所を心得た書き手のツボのおさえどころも女性ならではの感性が光ります。「木暮荘物語」ボロアパートに住む住人たちの日常を描いた短編集。しをんさんにしては、おそらく初の、「性」を真正面から見つめた作品が興味深かったですがどの話もさらりとしていて読みやすかったです。その少し距離を置いた、ちょっと醒めたような，斜に構えたような、それでもどうしようもなくいろんな意味で引きつけられてもがきくるしむ生きづらさのような、そんなしをんさんの性に対するスタンスがそこはかとなく垣間見られるような気がしました。また、住人たちもそれぞれに魅力的かつ個性的であり、読みやすいのも　しをん作品のおおきな魅力。今回は一見はすっぱな女子大生に一番共感が持てました。その胸の奥にかかえている想いや傷をひとは、傷や思いでうめあっている。思いが思いでうまくうめられることなんてほんとは　ほとんどないのだろう。いろんな作品の、性に対する描写を読んで思う事はひとはほんとにみっともなくしかいきてはいけないんだな、ということ。そしてそのみっともなさをうけとめてくれるひとがいることのたいせつさとありがたさをあらためてこころにきざむこと。その一瞬一瞬がきっと「いきている」ということ。

  2010.12.26

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  『聖☆おにいさん』6　中村光

  【送料無料】聖☆おにいさん（6）価格：580円（税込、送料別）いえっさの『逆ノア』発言、ウケましたw　(≧ｍ≦*)今回はこの発言のあった、ビーチボーイズの回が最高でした渋滞ネタはまさに「あわわ」状態で、それをあえて書いたチャレンジャー精神も個人的には買いたいところ。親知らずネタも、弁財天さんのスカウトも、ブッダが深く瞑想しすぎたシーンが「火の鳥」のカット割りのまんまなのもウケました。そして今回も「おとうさん」、やってくれるwww毎回毎回、よくぞこんな爆笑ネタが思いつくなとホントに感心してしまいます。できればおにいさんたちにはあと10年くらいバカンスを続けてほしいものです(笑） 10年ってきっと、天界換算だと10日間くらいですよね？w(≧ｍ≦*)

  2010.12.25

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• 満月de月食

  明日は満月。満月といえば　フリフリ♪今月も満月パワーで臨時収入をgetしましょう♪12月21日（火）　17：13が満月ジャストタイムです。　※　前後各24時間以内にヴォイドタイム（フリフリしない方が良い時間）は　21日 　17：13 ～ 18：22 　 （ジャストタイム直後です！ご注意下さい） フリフリとは？やりかた→　こちら今回の満月は皆既月食でもあります。最大食（一番欠ける時間）が17：17ですので、欠けた状態の満月が東の地平線から昇ってきて直後に最大食になります。アイスランドの火山の噴火の影響で大気の光りの反射率が変化しており赤くかけた月がみられるかもしれない、と某新聞にはかかれておりました。なにやら神秘的ではありますが毎度書いている通り♪フリフリをするのでしたら月食が始まる前までに済ませてしまうことをおすすめいたします。また、縁起をかつぐようでしたら月食の観察はあまりおすすめいたしません＾＾;)（ツキがかける、という意味につながるので）どうしても見たいなあというかたは最大食のあと、月がまんまるに戻って行く時間帯に観察してみてください。通帳やお財布を楽しくフリフリ♪して皆さんに幸運が訪れますように※　藤紫的星読みはお休みします　　　

  2010.12.20

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• 「Sweet Groove」ツアー＠神戸

  こちらのブログにも度々コメントいただいている椎名さんにお誘いいただきまして神戸こくさいホールでの藤井兄のライブを鑑賞してまいりました。いつもならば、ライブは「参戦」と書くところですが今回のライブはまさに「鑑賞」と表現するに相応しい、完成度の高い素晴らしいライブでした。ナイトクラブやグランドキャバレーのようなオトナの夜の雰囲気たっぷりで兄の声もとてものびやかで艶があったし、選曲も抜群。バックバンドをつとめる藤井弟も参加している新バンド「SLUG&SALT」の演奏もビシッと決まってとてもかっこよかったです私が参加する兄ライブは往々にして声が出てないとか、歌詞飛ばしが多いとか、風邪をこじらせて公演中止とか、そんなのが多いんですが（汗）今回は椎名さんにチケットをとっていたいたおかげでバラードなどは落ち着いてとてもよく見える席で、大満喫いたしました。国際ホールは音響も椅子も心地よく、どこに座ってもみやすくて、ホントに好きな会場です（*⌒∇⌒*)僭越ながら、ライブの出来を点数で表させていただきますとほぼ100点満点の98点♪（-2点はMCぶん　(笑）　　兄に限らず、何故か大阪のライブのMCはいつも若干すべる気がする…）一言も発しなかったけれど尚ちゃんもノリノリでステップ踏んでてかっこ良かったです(≧ｍ≦*)なんであれを自分のライブでもやってくれんのかなあー？wwwアンコールはクリスマスバージョンで期間限定配信の新曲も初披露してくれて大満足で会場をあとにいたしました♪とっても良いお席を取って下さった椎名さん、おかげさまで堪能できました。どうもありがとうございました

  2010.12.18

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• 氣志團GIG@大阪

  「e+」でライブモニターに当選し神戸に続いて二度目の氣志團GIGに参戦してきました♪いやあ～、やっぱり楽しい！氣志團ちゃん、サイコー！！音響の悪い会場で、しかもモニターなので3階席と遠かったにもかかわらず今回もハッピーオーラ満開ですっごくすっごく楽しかったです！私の座席の周囲がみなモニター当選者だったらしくみなさん大人しく座って観ていらっしゃいましたがそんな中、ワタクシひとり立ち上がり、スペースに余裕があるのをいいことに踊りまくり♪♪（2名招待だったのだけれど、前日に当選通知が来たのでひとり参加で　通路際の席だった）前回に続き二度目の参加なので流れもわかるし光ちゃんがよく見える席だったのでダンスも彼を真似てガンガン踊れたし（今回も前回同様、光＆翔のツートップになりきった女子二人組が二列前にいたので　彼女達もお手本にさせていただきました♪）翔やんのほぼ目の前のセンター席だったから会場のノリも感じられたしホントに楽しかったなあ♪♪（*⌒∇⌒*)（※　以下，リンク先映像はネタバレです。ご注意下さい）クリスマスが近かったので前回やらなかったこの曲もやってくれたし（せっかく覚えたのに神戸ではきけなくてちょっと残念だった　笑）この曲もそうなんだけど氣志團の振り付けって見かけに依らず（失礼！）キュートでラブリーなものが多いんです。ラブリーな体育会系ってかんじ？(笑）この曲ではお約束（なのかな？）のハートマークも(≧ｍ≦*)今回のGIGではこのお客さんたちが歌った後の翔やんの面白トークが長くって長くってww途中でみんな頭上にあげたハートマークの手が段々手が下がって来ちゃうんだけどそうすると「だれが手を下げていいって言った！！！　手はアタマの上！」って怒られちゃうのwでも翔やんのトークも見かけに依らず，とてもキュートで愛とファンへの思いやりにあふれてて。お人柄が出てるなあ、って思っちゃいます♪しかし、氣志團GIGの運動量は相当なものです。若い頃、ちぇっかるずのライブで鍛えられているワタクシでもこの、最初っから最後まで激しく踊りっぱなしのライブはなかなか堪えます。。。これとか、これとか、これとか、、、今回は、合間合間にメンバーソロや映像を流したりするので（やはり雪之丞氏がフィルムでもソロでも最強だったw）まだ私たちは休憩ができるんですがメンバーの衣装のアツさと早着替えのハードさ、ツートップの運動量を思うと泣けてきますでも，ホントにショウマンシップにあふれた素晴らしいライブで二度参戦できてホントに良かったと思って幸せいっぱいの気分で帰路につきました。丁度この時期、色々ストレスがたまっていていっぱいいっぱいな感じで行ったんですけど「いやなことはぜんぶここに置いて行けよ！」という翔やんの優しさとライブのあまりの楽しさに感動し、不覚にもワタクシ、落涙してしまいましたw次のツアーも絶対絶対、参戦するぞ！と夜空の月に誓った素敵な一夜でした

  2010.12.15

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• 新月に願いを

  明日　12/6（月）　02：37　に新月を迎えます。 　新月になった時刻から８時間以内に（8時間以内に間に合わなかった場合、効力は薄れますが48時間以内でもＯＫです）２個以上１０個以内　願い事を「手書き」で書いて 日付をつけて大事にしまっておくと願いが現実に向かいます。 ！！！　必ず自分自身に関するお願いを書いて下さい　！！！このお願いは「なんでも叶う魔法のおまじない」ではなく何度も繰り返して願い事を書くことにより、 新月の力を借りて、自分の深層心理（無意識）に作用させるものです。（無意識は、表層意識よりもずっと大きな影響力があります） したがって 地球環境や他人の言動についてのお願い事、「宝くじ当選」など100％運頼みの願い事はこの『新月のお願い』では叶いません◆今回の新月直後～2日後までの間のヴォイド・タイム◆ （星の並びがよくなく、トラブルが起きやすい時間帯） 　　　12/7(火) 06:46 ～ 08:24 　（約2時間）今回の新月は射手座でおこります。 ＊＊　注意　＊＊☆自分のココロの内側を静かにみつめ、本当に叶えたいお願いごとだけを書いて下さい。　毎回毎回、書くことがコロコロ変わるようでは「本当に叶えたいこと」とは言えません。☆お願いごとを書くときには 「○○しますように」という書き方よりも「○○しました」「○○になった」というように 過去形で書いたほうが有効です。 ☆ひとつのお願いごとにつき、願望はひとつだけ有効です。　例：*A大学とB大学に合格した　→　×　　　　*A大学に合格した　　　*B大学に合格した　　　　→　◯　（お願いごとをひとつづつにする）みなさんのお願いが、月に届きますように　　*　　　*　　　*　　　*　　　*藤紫的　星読み　今回　射手座13度で起こる新月のサビアンシンボルは　　　『未亡人の過去が明るみに出される』ひとつのサイクルが終わり、新たなサイクルに突入する際に必要な過去の整理。不要な感情やこだわっていてもしょうがないいらない物は捨てなければなりませんが、思い出や経験を糧や教訓として活かしていくことも大切です。今回の新月は、そのふるいをかける作業といえます。と、私が毎週楽しみに購読させていただいているメルマガ「引き寄せ.BIZ」のKEIKOさんが今日発行のメルマガでこんなことをかかれていらっしゃいました（以下、赤字部分引用）　今期にかぎっては　年が明けてからではなく、　明日１２月６日に抱負を立てちゃってください。　抱負っていうか、「目標」ですね。　占星術的にみると、　明日はかなり重要な日。　ある意味、２０１１年は　明日からスタートすると考えてください。　それほどの動きがある日なんですね。　具体的にいえば、夜中の２時３６分に射手座で新月が起こり、　１０時２０分、水星と冥王星が山羊座で合（重なること）。　その約２０分後、５ヶ月に渡って逆行していた天王星が　順行に戻ります。　一日のうちにこれだけ重要な要素が重なる日なんて、　めったにあるもんじゃありません。　この一連の動きが意味するものは　「自分らしく生きること」の大切さ。　もっというなら、　今の仕事があなたの個性に合っているかどうか、です。　自分に合わない仕事をしている人は、　来年、かなり厳しい年になることを覚悟してください。　木星と天王星が本格的に牡羊座を運行する来年は、　自分の個性をどれだけアピールできるかがカギ。　自分らしさを出せばだすほど、　独自性を出せば出すほど　多くの成功を手にすることができます。　逆に、合わない仕事を嫌々やっている人は　幸運の女神が避けて通ります　（笑）　好きな仕事に就いている人は、　さらなるオリジナリティの追求、　合わない仕事をしている人は　どんな仕事をすればいちばん自分らしくいられるのか。　明日、この点をぜひとも明確にしておいてください。　そして、早いうちに布石を打つこと。　木星、天王星が牡羊座にある来年は　あらゆることがスピーディかつストレートに進みます。　目標さえ定まれば　遠回りや小細工は必要ありません。　目標に直結することをやればいいだけの話です。　●自分の気持ちに正直であること。　●与えられた自分の資質を活かしきること。　明日は、この二点を踏まえたうえで　再度、いまの自分を確認してみてください。　・・・だそうです！読んだ途端、これは素敵な情報！ぜひ「ココロの森」の読者の皆様にもお知らせしたい！！！と思い、ここにご紹介させていただきました（この記事を書かれたKEIKOさんには　今回記事に引用させていただいたことを御連絡しております）明日はちょっぴり早起きをして来年の抱負をたててみませんか＾＾

  2010.12.05

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  11月の読書　まとめ

  11月の読書メーター読んだ本の数：8冊読んだページ数：2268ページ海月姫(6) (講談社コミックスキス)読了日：11月27日 著者：東村 アキコ短篇集読了日：11月21日 著者：クラフトエヴィング商會,石川美南,戌井昭人,円城塔,小川洋子,Comes in a Box,栗田有起,小池昌代,柴崎友香奇界遺産読了日：11月15日 著者：佐藤 健寿氣志團現象読了日：11月09日 著者：綾小路セロニアス翔神様のカルテ 2読了日：11月09日 著者：夏川 草介シティ・マラソンズ読了日：11月07日 著者：三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこ年下の男の子読了日：11月05日 著者：五十嵐 貴久夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです読了日：11月02日 著者：村上　春樹読書メーター先週からお仕事の予習・復習に時間をとられ（シャレにならん程今までで一番キツい）全然本が読めません当然、記事にあげるのも無理です良いなあと思った本は何冊かあったので一言感想ですが、ご紹介。感想文を楽しみにしていただいているかた、まことに申し訳ございません■海月姫(6) ：東村 アキコ天水館の取り壊しを阻止するべく、月海が大覚醒モードに突入！新キャラのノムさんも加わって、いざ海月ブランド・デビューへ！！！しかし、今回一番の見どころは、主役の筈の月海でも、ノムさんでも、蔵之介でもシュウシュウでもなく、大変身をとげたまやや様です！w　(≧ｍ≦*)■短篇集：クラフトエヴィング商會,石川美南,戌井昭人,円城塔,小川洋子,Comes in a Box,栗田有起,小池昌代,柴崎友香やっぱりなんといっても「クラフトエヴィング商會」!MONKEYと箱の謎、雰囲気がありすぎて想像が広がります。ちょっと変わった女性の登場する小川洋子さんの作品も良かったし、贔屓の栗田さんや初読みのComes in a Boxもgoodでした。■奇界遺産：佐藤 健寿世界の「なんじゃこりゃ！」な遺跡を巡った写真集のような本。洞窟の中にある村とか、何百年も錆びない鉄柱がある村とか、ホルマリンづけの◯◯がたくさんある村とか、笑えるものもそうでないものも含めて勉強になります。図書館で借りる場合、図鑑クラスの大きさ＆重さなのでご注意！w■氣志團現象：綾小路セロニアス翔以前ご紹介したので省略w■神様のカルテ 2：夏川 草介今回もよかったです。泣きました。今年のワタクシ一番のお薦め本ですきれいごとすぎるという意見もありますが若い医師の書いたものだからこそ、この理想の物語に現実が近づく様、遠くから、微力ではありますが、祈りを捧げたいと思います。■シティ・マラソンズ：三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこWEB連載時に読了。マラソンをテーマにした短編集。読みやすいのだけれど、些か物足りない、、、、■年下の男の子：五十嵐 貴久14歳も年下の男の子に告白されるOLの戸惑いがかなりしつこいくらい細かく書かれてます(笑）『いやあ，よく心理描写してあるけれど現実にこんなことは…』と思っていたら今の職場でご一緒しているパートさん（四十路半ば）がまさにこの世界そのままのかたで驚愕！！！＠＠一回り以上年下のダンナサマとラブラブの新婚さんで『事実は小説より奇なり』という現実をまざまざとみせつけられました(爆）■夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです：村上　春樹まるで哲学書のようなロングインタビュー集。村上さんの作品世界そのままのような語り口なので、一瞬，氏が書いた作品なのでは、と思ってしまいました。深い事がたくさんかいてあったので、いずれ購入してじっくり読み返したいと思います。

  2010.12.01

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  【モラ】ヒガシマル　白だし

  先日「モラタメ.NET」さんでモニター当選したヒガシマル醤油の新製品 「京風割烹 白だし」で鶏鍋を作りました♪【京風割烹 白だし】★税込2480円以上で送料無料★京風割烹 白だし(400mL)価格：298円（税込、送料別）我が家は二人家族なのですがちょっと大きめの8号の土鍋に一本の半分、200mlをいれ、あとは白菜、焼き豆腐、ねぎ、えのき、鶏もも肉などを入れてお水を足さず、お野菜などから出る水分を使って調理しました♪あんまり美味しくて食べるのに夢中になり写真を撮るのを忘れたのですが（汗）お店で食べるのに近いお味で感激でした！おつゆの色は薄めだけれど、おだしはしっかりばっちり効いていて締めの卵雑炊まで味が薄まる事なく、だしもつぎ足さずに美味しくいただけました♪（薄味が好みのかたは、最初にすこしお水を足すといいかもしれません）これなら、パッケージラベルにかかれているように出し巻きたまごや里芋の煮ものなども色が濃くならず、しっかりお味をつけることができますので忙しいけど美味しい手料理をつくりたい、という働くママさんやお料理初心者の新婚さんなど手軽にお料理をしたいかたにぴったりだと思います。市販の、アルミパックタイプのお鍋の素だと１回使い切りで200～300円くらいしますけれどこれなら300円で2回分は十分つかえますし（二人家族計算）なによりコンパクトなので、お買い物したあと、持ち帰るのに便利。アルミパックだと、パックの端で指を切ったり、レジ袋に入れる際や捨てる時、袋が切れてしまったりしますが、これはペットボトルなので、そういう心配もないです。便利で美味しいお出汁だったのでぜひ、我が家でも、お鍋の素の一員に加えたいと思います♪「モラタメ.NET」さん、ヒガシマルさん。おいしいお品をありがとうございました

  2010.11.28

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  Bar武内＠Do with Cafe

  オーサカ地方忘年会を兼ねて開催されたBar武内＠Do with Cafe。こちらのお店での参加は2度目ですが、前回よりも数十倍盛り上がりました！狂乱の様子も写真におさめて参りましたので、そちらは後日別室で♪開演前から十三で下地を入れていたマスターは序盤からノリノリで喋りまくり(笑）マスター曰く「あぶらナントカってグループの誰か」さんのようでした。あんなに理性が崩壊したマスター、初めてみたなー(爆）盛り上がりすぎてマスターはトレードマークのパイプを紛失したようです…今回も頑張って書記って参りました、が入場～のコブラさん一回目のDJは知ってる曲がひとつもなかったので割愛（汗）昭和歌謡、まだまだ勉強不足のワタクシでありますというわけでみんなで乾杯後のマスターのところからのリスト↓タイトル・歌手名で漢字の間違いなどあるかもしれませんがご容赦下さい＜マスター１回目＞吉本新喜劇のテーマ幻のブルース　/　華ばらラリラリ東京　/　三浦正弘とアロハ・ブラザーズイライラ東京　/　三浦正弘とハニー・ブラザーズ　（「ラリラリ」が放送禁止用語なので「イライラ」に変えたw　　マスター「すごくいい曲と信じてたんで、どうしても売りたかったんですね」）メロメロ東京　/　殿様キングス　（「ラリラリ」を「イライラ」「メロメロ」に変えただけww　　マスター　「結局、全部、売れませんでした！(爆）」）ひとりのかなしみ　/　ズーニーブー　（尾崎紀世彦「また逢う日まで」の元歌）太陽と土と水　/　坂本九　（　♪お金は智恵に負けた～　お金は～消えた～　）＠＠かもねぎ音頭　/　平野レミジャブジャブロック　/　ジョーレモン大怪獣ガッパ　/　美樹克彦雨がやんだら　/　サンドラ・ジュリアンYES NO YES / ザ・クラックナイツビーナス　/　内山田弘とクールファイブソーラン節　/　五木ひろし（ラスベガス’76ライブ版。デジタルで音源持っていらっしゃる方、マスターまでご一報を！　すごいグルーヴで、メッチャカッコいいです！！！！）＜コブラさん　2回目＞365歩のマーチ　/　水前寺清子自動車ショー歌　/　小林旭恋の季節　/　ピンキーとキラーズ恋のフーガ　/　ザ・ピーナッツ他人の関係　/　金井克子喝采　/　ちあきなおみみずいろの手紙　/　あべ静江夜がくるふたりでお酒を　/　梓みちよ絹の靴下　/　夏木マリどうにも止まらない　/　山本リンダ個人授業　/　フィンガーファイブドリフのズンドコ節　/　ザ・ドリフターズ危険なふたり　/　沢田研二＜レモンの歌謡ショー＞紫の京都朝焼け（オリジナル）←エクササイズ昭和歌謡ナオミの夢（with　マスター）林檎殺人事件（with　マスター）R＆B　3曲メドレーハクション大魔王のテーママスターはテーブルまわりから帰って来ないので(笑）＜コブラさん3回目＞君がいるだけで　/　米米クラブわがままジュリエット　/　BOOWYロンリーチャップリン　/　鈴木聖美・鈴木雅之シャイニングオン　きみが哀しい　/　LOOKJIM&JANEの伝説　/　THE CHECKERS（いつもはアヤシい中国語バージョンとかなんですが　今回は忘年会なのでオリジナルで！）シンデレラハネムーン　/　岩崎宏美め組のひと　/　ラッツ＆スター＜ドラァッグクイーンのショータイム＞＜ノリノリ＆ベロベロのマスター(笑）　2回目＞帰ってこいよ　/　松村和子可愛い人よ　/　コック マック&ノッキー君たちキウイパパイアマンゴーだね　/　中原めいこ（マスター卓の電源が抜けたのでこの曲だけコブラさん）渚のシンドバット　/　ピンクレディ（この辺りからみんな立ち上がって振り付けでノリノリ。　一番ノリノリだったのはレモンさんw）かもめが飛んだ日　/　渡辺真知子少女A　/　中森明菜スニーカーぶる～す　/　近藤真彦青い珊瑚礁　/　松田聖子哀しみがとまらない　/　杏里ヤングマン　/　西城秀樹パラダイス銀河　/　光GENJIガンダーラ　/　ゴダイゴ（マスター　ベロベロの中締め）www＜コブラさん＆マスターのサービスタイム＞レッツダンス（「恋のレッツダンス」ではなく、オリジナルの「レッツダンス」。　　これもライブ音源）大阪キャバクラロックンロール　/　大阪銀蝿などで盛り上がりつつ、そろそろ終電なので帰ろうかと思っていたら　「このテーブル、まだだったな！」とマスターご到着！(笑）「ジュリアに傷心」が流れる中、1メートル、いや、50センチくらいしか離れていない距離でノリノリベロベロでエアギターをかますマスターに「とおるううぅぅぅぅ！　　とおるうううううううう！！！！」などど声援をおくることができるなど20年前の私が知ったら即倒して鼻血噴射しかねない状況です(爆）しかも帰りがけ　「職が決まったので、お祝いにハグして下さい」とお願いした私をそっと抱きしめ　「おめでとう。がんばって」とやさしくぽんぽん、と背中を叩いて下さるなど武道館の解散ライブで泣き叫んでいた頃の私になぜ想像がついたでしょうかwあの翌日から数日間、廃人になっていた当時のワタクシに　　『地道に正直に生きていれば、　　この先想像もできないような良い事があるよ」と教えてあげたかった(笑）まだまだ盛り上がってはおり名残惜しくはありましたが終電の時間がホントにヤバかったのでハグの後即行でお店を抜け出しました(笑）折しも来週からお仕事の新規店舗がオープン。マスターに元気と励ましを戴いたので張り切ってお仕事に望みたいと思います♪マスター、レモンさん、コブラさん、そしてドラアッグクイーンのおねえさまがた。素敵な一夜をありがとうございました

  2010.11.26

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• 満月にフリフリ♪

  今夜（正確には明朝）、22日（月）　２：２７　牡牛座で満月になります。満月といえば、もうすっかりおなじみの「フリフリ」♪今月も満月パワーで臨時収入をgetしましょう♪　※　前後各24時間以内にヴォイドタイム（フリフリしない方が良い時間）は　22日　02時27分～03時45分（ジャストタイム直後です。ご注意下さい！） フリフリとは？やりかた→　こちら通帳やお財布を楽しくフリフリ♪して皆さんに幸運が訪れますように　　*　　　*　　　*　　　*　　　*藤紫的　星読み　今回の満月は　牡牛座30度。　サビアンシンボルは　　「古い城のテラスで行進している一匹の孔雀」今回の満月、ちょうどまんまるになる時刻は牡牛座なのですがヴォイドタイムの間に双子座に移行しますので、あわせて読みます。双子座1度のサビアンシンボルは　「ガラス底のボートが海中の神秘を明らかにする」牡牛座は、個人的・肉体的な事象や、才能の開花、美的感覚など現実的で、どちらかといえば内向きなベクトルを持った星座です。対して双子座は、他者とのコミュニケーションや好奇心、会話、知識の発信などどちらかというと外向きのベクトルを持った星座です。今までの世の中は、他人との競争に勝つ事や事業で成功することなど個人主義的な価値観を重んじる人々が多かったですがこれからは周囲の人たちと協力し合って、みんなでひとつのことを成し遂げるなど他者との関わり合いを重視したいと願う人たちが多くなってくることでしょう。今までの世の中は例えば、自分に弱点があるとするとその弱点を克服する事を良しとしてきました。確かに、努力をする事はたいせつです。でもそれって、みんなが均一になって折角の個性が薄れてしまう事にもなるのです。それはみんなができることができないひとたちへの排斥にも繋がります。誰にでも苦もなくできるところもあれば、どうがんばっても、あんまりできないところもある。それが本来、あたりまえの姿です。その、自分がどうがんばってもできないところを他の人が難なくできたりするから、世の中は上手く回っていくのです。社交的でお喋り好きで、誰ともすぐ打ち解けられる人は営業や接客業には向いているかもしれませんが一日中黙って作業しなければならないようなことには向かないかもしれません。内向的だけれど、黙々と何かを作ったり、アイデアを考えたりすることなら食事を抜いても睡眠を削っても全然平気だという人もいます。もし、このふたりが仕事で手を組み、新製品を売り込めばお互いの弱点を補い合え、素敵なペアとなりえます。自分はがんばってもできないけどあの人は出来る、すごいな、と思う。反対にその人ができないことが、自分には出来たりする。できないところを自分で無理矢理頑張らずとも出来る人がスッと手を差し伸べることがあたりまえである世界。そうやってお互い尊重し合い、助け合って生きていく本来の姿にだんだんと立ち戻っていくような気がします。過去の叡智の象徴である古城を抜け出し、無意識の象徴である海の中をのぞき見て物事の神秘・真実を垣間見るような機会がこれから益々増えていく事でしょう。わたしたちが、ほんとうに大切にしなければならない事は何なのか。賢い孔雀は、それを知っているのです。

  2010.11.21

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  今月のラッキー♪

  【いただきもの】エクスペディアさまよりAmazonギフト券　1000円ぶんありがとうございますご近所よりおおきな富有柿6個ありがとうございます（※下の画像をお借りしたお店とは無関係です）ポリッと甘い！愛媛産　訳あり富有柿2kg【送料無料】【smtb-KD】価格：1,980円（税込、送料込）【モニター】久々に「モラタメ.NET」さまよりヒガシマル　「白だし」これはまた使用感想を後日UPします＾＾ありがとうございます（※下の画像をお借りしたお店とは無関係です）【京風割烹 白だし】★税込2480円以上で送料無料★京風割烹 白だし(400mL)価格：298円（税込、送料別）そしてなにより！苦節2年(笑）、ようやくシューカツ終了いたしました近所の同等の仕事の中でもかなりな高待遇の上、初老のワタクシにも社員の道が開かれているという、イマドキすんばらしい会社でございます。当然倍率もめっちゃ高かったらしいですがなぜか今まで他社で落ち続けていたこのワタクシめが採用されましたしかし、待遇が社員並なら求められるものも社員並。初日よりクリアファイルにおさまりきらないほどのマニュアルの山！来週一週間、特訓、特訓、また特訓です！（出来の悪いワタクシは多分居残り、、、）こちらで「特訓」の模様などをつらつら書き連ねられれば最近閑散としているこの場所もおもしろくなりそうなのですがなにぶんおシゴト日記に過剰な反応を示す読者のかたがいらっしゃるので（書き込んだご本人は通りすがりのふりをしていらっしゃいますが、　見当はついておりますよ　苦笑）とりあえず、プレデビュー～軌道に乗るまでの記録は別室の方でちょこちょこ更新させていただきます。シゴトも覚えて、余裕も出て来て、ハプニングも笑いに変える事が出来たらまたこちらでもご紹介したいとおもっております。どうか、それまで、ココロと体が持ちますように！！！www

  2010.11.19

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• 文楽『伊達娘恋緋鹿子』

  昨日の続きです。同行の紅ずきんさまとぶっとび忠義馬鹿時代物の解釈に戸惑いつつトイレの大行列に並んで戻るとすぐ次の公演。たった10分の休憩を挟んで今度は激しい恋情モノアタマもおしりも腰も、もうちょっとゆっくり休ませたいものです・・・おつぎは、思い人に一目会いたいが故に家に付け火をして火刑にされた少女の実話を元にした有名な「八百屋お七」の物語。『伊達娘恋緋鹿子（だてむすめこいのひがのこ）』です。江戸の町を焼きつくす大火で店と家を失った八百屋・お七の一家は新しい家ができるまでの間、江戸から少し離れた寺に身を寄せます。が、その仮暮しの間に、一家の一人娘であるお七は、寺にいた吉三郎という美少年と恋に落ち深い契りを交わす仲となります。やがて新しい家が出来上がると、お七の一家は江戸に戻りますが新築の家に戻ったお七は泣いてばかりいます。当時、江戸の外側の町に通じる道には大きな木戸があり、通行が制限されていました。夜ともなれば、木戸は閉じられ、どんなに身分のある人でも、どんな急用があってもそこを通り抜けることはできなかったのです。江戸の外の寺の人間である吉三郎と大店の若い娘が人目を忍んで逢うことなどとてもできるものではないのでした。。。＜あらすじ＞八百屋の戸口で佇む吉三郎。吉三郎の主は殿様から預かった大事な剣を紛失した責任から切腹し、その家来である吉三郎も明日の朝には殉死せねばなりません。その前に、せめて一目、お七の影だけでも拝みたいと雪降る中を笠で顔を隠し、店の前まで忍んで来たのでした。と、用あって中から出て来た下女のお杉と行き会います。驚くお杉ですが、お七に会いに来たのだと合点したため自分が用を済ませて帰ってくるまで隠れていろといって吉三郎を縁の下に押し込めます。吉三郎が隠れたその上の座敷では、両親に再三意に添わぬ縁談を薦められているお七が泣きじゃくっています。老いた両親も、娘が吉三郎を慕っていることを知ってはいるものの火事で焼失した家の借金の返済がままならず、どうしようもありません。お七の父が婿養子で、このまま店を潰しては義理が立たぬこともあり、お七に、何とか悪名高い金貸しの武兵衛の元へ嫁いでくれるよう、手を合わせ泣いて拝み倒します。そんな老親の姿を見て、泣く泣く嫁入りを承諾するお七ですがやはり恋しいのは吉三郎。用を済ませて家に戻ったお杉に、お七はわっと泣きつきます。吉三郎に会いたいと泣きじゃくるお七に「まだ会っていなかったのかい？　　さっき家の前にいたから縁の下にかくまっておいたんだよ」というお杉。驚き飛び出て縁の下を見ると、そこには蓑に包まれた文が一通あるだけ。お七と両親の気持ちに打たれた吉三郎は、そっとその場を後にしていたのでした。吉三郎の想いと、彼の命が今宵限りと知ったお七は再び泣きじゃくります。彼を助けるには紛失したという剣を翌朝までに探し出すしかありません。でもいったいどうやって？思案に暮れるお七とお杉。と、座敷の戸棚がからりと開き寝ぼけ眼の丁稚・弥作が飛び出て「その剣なら、武兵衛が盗んで持っている」と爆弾発言。お杉と弥作は早速武兵衛の屋敷へ盗みにゆきます。雪空の下、お七が気を揉んで待つうちに夜九つの鐘が鳴り響きます。この鐘を合図に江戸の木戸は閉まってしまいます。木戸が閉まればせっかく盗み出した剣も吉三郎に渡すことができません。それでは彼の命は救えない。そんなお七にふと火の見櫓（やぐら）が目に留まります。あの江戸の大火事のときは、火事を報せる半鐘を合図に木戸が一斉にひらいたのを思い出したのでした。そんなことをすれば火あぶりになると一瞬躊躇うお七ですが愛する人を救うため、決死の覚悟で櫓に上り、半鐘を打ち鳴らします。お杉たちも剣を何とか盗み出し、追っ手を振り払い、木戸の外へとかけるのでした。こちらは非常にわかりやすいストーリーでまたツッコミどころも満載でしたwまず、ナンセンスな忠義と叶わぬ恋の狭間でゆれるガラス細工のようにナイーヴな男心を否応なく冷たい縁の下に押し込めるお杉の肝っ玉w更にその後「あら、縁の下にいたのに会わなかったの？」ってそりゃないぜ、ベイベー！wそして、自慢の娘を気に食わぬ金貸しに嫁がせねばならぬお七の両親が泣きじゃくる娘に向かって言う慰めの言葉　「世間の親は壻（むこ）の気に入るようにと教へれど、　　こちら女夫はさうぢゃない。　　随分と飽かれるように」　「ハテそりや言はいでも知れた事ぢゃ。　　朝も飯の出来るまで寝て、人挨拶せいでも大事ないわい。　　小遣ひも湯水撒く様、出入りの者にも滅多無性に物遣って、　　三本でよい釜の下も五本も八本もどっかどか」・・・どうです、このいいよう(爆）床本にはまだまだ面白い言葉が続くのですが、要するに、早く愛想尽かしされて出戻ってくる様、娘に不出来な嫁の作法を事細かに教えているのですww極めつけは、吉三郎を思い切らせるこの言葉。　「エゝ出家を落とした女はナ、　　死なぬ先に地獄から赤鬼や青鬼が火の車で迎えに来て、　　等活地獄の火の中へ打ち込まれ、　　熱い苦しいその中から恋しい男を呼んだとて、その人も堕落の罪、　　無間の底へ沈んでいれば、再び顔見る事もならぬ。　　何とそれが愛しい可愛い心中か、咄しするさへ身の毛が立つ。　　オゝ怖ゝ、ナウいやゝ」吉三郎には国元に許婚がいて、それを横取りしたら彼は切腹だぞ、と言えばお七はそれでじゅうぶん諦めは付く筈なのにその後、更に　これでもか、これでもか！の駄目押しの嵐(笑）なのにお七ったら　「等活地獄も焦がれ死にも心からなりや厭はねど、　　可愛い男を腹切らし無間地獄へ落とすのが、悲しいわいな」などというから、このあと火の見櫓を見つけた際、　「鐘を打ったるこの身の科（とが）、　　町々小路を引き渡され、焼き殺されても男ゆえ、少しも厭はぬ大事ない。　　思う男に別れては所詮生きてはいぬ体、　炭ともなれ灰ともなれ」なんてなっちゃうのよねえ～。まったく、純情一途が激しいったら。。。。しかも、この後、お七ったら櫓の下でお杉から剣を奪い取った武兵衛の上に飛び降りますから！(爆）そりゃあまあ、　遠近の人の噂となりにけりですわなwww　(≧ｍ≦*)で、肝心な人形遣いさんのことなどをさっぱり書き落としておりましたが（滝汗）平家物語の直実の勘十郎さんは前回同様、ダイナミックで勇ましく、凛々しく、男気あふれる遣いっぷりでありましたお七は清十郎さん。やや堅さがありましたが、恋情迸るダイナミックな梯子上りは圧巻でした。狐に変化するんじゃないか、と疑ったほどwwいやはや、今回も堪能致しました。ご一緒頂いた紅ずきんサマ、そして長文を最後まで読んで下さった貴方様、誠にありがとうございました

  2010.11.14

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  文楽『一谷嫩軍記』

  　　　　 「平家物語」の中でもことに有名な平敦盛最期の場面を描いた『一谷嫩軍記（いちのたにふたばぐんき）』と これまた有名な「八百屋お七」のクライマックスシーン『伊達娘恋緋鹿子（だてむすめこいのひがのこ）』を鑑賞して参りました。実は昨日からずうっとどうやってこの2作品をまとめようか、と悩んでおりました理由は「平家物語」のストーリーがあまりにも破綻しているからではまず、その完全破綻劇場から。『一谷嫩軍記』　あらすじ平経盛（つねもり）に代わり陣を固める平敦盛（あつもり）は齢15,6の、まだまだ年端もいかぬ若武者ではあるものの貴い院の血を引く、見目麗しく勇敢な若者。そこへ攻め込んで来たのは初陣を飾ろうとする源氏方の筆頭武者・熊谷直実（なおざね）の嫡男・小次郎。血気盛んな小次郎は、平山という卑怯者の武者所に煽られて無謀にも一人敵陣に突入。追ってきた父・直実に助け出されます。それを追って出た敦盛に切り立てられた平山は、須磨浦へと遁走しますがそこで敦盛の許婚である玉織姫と行き会います。姫は陣を出た敦盛を心配して浜まで探しに出ていたのでした。以前から姫に横恋慕していた平山は、敦盛はたった今自分が手にかけたと嘘をつき、自分の妻になれといいますが姫は夫の仇と切り掛かります。思い通りにならず怒った平山は姫を斬りつけますが遠く聞こえる鬨（とき）の声にまたも慌てて遁走します。そこへ敦盛が兵舟に乗ろうとやってきますが、追って来た直実に呼び止められ、馬を返して一騎打ちになります。そのまま組み伏せられた敦盛は、覚悟を決め、首をはねるよう直実に言います。その高貴なたたずまいに「もしや」と直実が名を訊ね、やはりと合点。自分の息子と丁度同い年、しかも院の血を引く者と知り、彼ひとりを逃したところで源氏の勝ちに変わりはないと、敦盛を逃がそうとします。が、それを平山が見とがめ、二心と罵ります。直実は、敦盛にも促され、断腸の思いで平敦盛の首をはね、勝鬨を上げます。と、岩場の陰に倒れていた瀕死の玉織姫が夫の名を聞きつけて起き上がります。もう見えぬ目で、せめて夫の首を、と探す姫に、敦盛の首を渡す直実。姫はその首を抱きしめながら息絶えます。それを見届けた直実も泣きながら敦盛の遺骸を馬にくくりつけ、首を持って帰還します。後日、須磨の直実の陣に、直実の妻・相模が小次郎を案じて訪ねてきました。と、そこへ藤の局がやってきます。藤の局の息子・敦盛を討った直実が、相模の夫であると知り、驚く両者。相模は過去に、藤の局に、直実との不義を助けられた恩があります。「恩を忘れてはいまいな、仇討ちに協力せよ」との局の言葉に頷くしかない相模。突如、自分に切り掛かる女に驚く直実でしたがそれが敦盛の母と知ると、その立派な最期を話して聴かせるのでした。「皆が逃げる中をひとり立ち戻って一騎打ちするなど、武士の鏡」と褒め讃える相模に、涙ながらに納得する藤の局。その後、すぐに義経に首実検にいかねばならぬ、という直実にせめて首だけでも一目会わせてと縋る局。相模も口添えしますが、直実は『実験が終わるまでは誰にも見せるわけにはいかない』と頑として受け付けません。そこへ義経が登場します。直実が急にいとまごいを言い出したので、おかしいと思って様子を見に来たという義経。くしくも相模と局の目の前で首実検が行われることになります。覚悟の直実が「ご覧あれ」と箱のひらくとなんと、そこに置かれていたのは直実の子・小次郎の首！何か叫ぼうとする相模と押し掛ける局をおさえつけ、「間違いないか」と義経に問うと、義経は「間違いない。よくぞ自分の本心をわかってくれた」と直実をねぎらいます。陣の前には、見事な桜の前には「一枝刈らば、一指を切るべし」という立て札が立てられていたのですがそれは、桜の枝を追ったら指を切りおとすぞ、という庶民への訓告に隠した義経の、院や平家側への心遣いだったのです。それを隠れて聞いていた平山が「敦盛はまだ生きている！」と騒ぎ立てるとしょっぴかれていた石屋の親父が手裏剣で仕留めます。彼は平家の残党で、かつて義経親子を助けた男だったのです。男の正体を見抜いた義経は「敦盛の遺品の鎧だ」といって桶を男に託します。が、その中には死んだ筈の平敦盛が隠れていたのです。かつての自身の恩を返した義経に感服する男はそのまま桶を背負い、京を出ます。家の誉れのために、大切な息子を亡くしたことにこの世の無情を感じた直実も、出家をし、京を後にするのでした。・・・一見、涙、なみだのお話なのですがちょっとまて。泣く泣く首をはねたはずの若武者が最後の最後でなにゆえに生き残っているのだ？たっぷりまるまる一段,小一時間も使っての涙ながらの須磨海岸での「忠義馬鹿」劇はすべて脳内妄想だったというオチなのか？？あのとき、直実は、たしかに平敦盛の首を小脇に抱えて帰っていたぞ？あの時点で息子と入れ替わっている、ということはありえないし、いったいぜんたいどうなってるの？？それとも、ストーリーの支離滅裂なんて関係なくただただ、涙なみだで感動できればそれでいい、ってこと？おもしろければなんでもありなの？？死人でも生き返るの？？＠＠いろんな意味で、何て素晴らしいんだ！VIVA！！文楽！！！(爆）長くなったので『八百屋お七』はまた次回～♪

  2010.11.13

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  図書館フル活用

  気分的に落ちるヒマもない程図書館本に追われております。年少の、たいせつなひとがなくなったという、こんな精神状態の時に限って「神様のカルテ　2」やら「年下の男の子」やらこれでもか！というシンクロ本が山積みでいろんな意味で半泣きになりながら読み終えました。神様のカルテ（2）価格：1,470円（税込、送料別）「神様のカルテ　2」、よかったです。またボロボロに泣いてしまいました。　今年のベスト本はこのシリーズに決定だな。と心の中でひとりごち。これらの感想はまた追々。。。それにしても。図書館ってホント、何でもあるもんなんですね。まさかこんな本が藤紫市に所蔵されているなんて！　オールナイトニッポンの企画本ですよ？借りておいて何なんですが、この内容でよくぞ予算的にキビシい購入枠をクリアしたものです。いや、おもしろかったですけどww写真やインタビュー満載だったし「氣志團年表」が付いていたのも、kisses初心者のワタクシには嬉しかったです。ただ、冒頭の第一回目の放送のトークからしてあまりのハイテンションぶりでかなりドン引き(爆）耳で聴く分にはたのしいのだろうけれど活字に起こすと結構目と脳にキますww最初、楽天で画像貼付けようとしたら、中古のテキストしかなかったですwお買い求めになりたいかたはこちら↓【中古】afb【古本】氣志團現象 Radio・gigs／ニッポン放送で、再来週のBar武＠大阪にも無事当選し参戦することになったので只今、ワタクシの愛機Macちゃんに次々と昭和歌謡を投入中。予習復習に余念がありません。学生時代もこのくらい勉強に力を入れてたら違う未来が待っていたろうに(爆）ここ数週間で図書館から借りたCDはこんな感じ↓ROYAL STRAIGHT FLUSH価格：1,800円（税込、送料別）【送料無料】ロイヤル・ストレート・フラッシュ2/沢田研二[CD]【返品種別A】【smtb-k】【w2】価格：1,800円（税込、送料込）【21%OFF】[CD] 郷ひろみ／THE GREATEST HITS OF価格：4,027円（税込、送料別）★お買得！送料込み！フィンガー5　ベスト・アルバム【smtb-TK】価格：1,200円（税込、送料込）イルカ / ベスト 【CD】価格：1,801円（税込、送料別）　【中古】CD 2．No Damage（GREATEST HITS 84－92）/佐野元春価格：580円（税込、送料別）

  2010.11.09

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• 新月に願いを

  明日　11/6（土）　13：52　に蠍座で新月を迎えます。 　新月になった時刻から８時間以内に（8時間以内に間に合わなかった場合、効力は薄れますが48時間以内でもＯＫです）２個以上１０個以内　願い事を「手書き」で書いて日付をつけて大事にしまっておくと願いが現実に向かいます。 ！！！　必ず自分自身に関するお願いを書いて下さい　！！！このお願いは「なんでも叶う魔法のおまじない」ではなく何度も繰り返して願い事を書くことにより、 新月の力を借りて、自分の深層心理（無意識）に作用させるものです。（無意識は、表層意識よりもずっと大きな影響力があります） したがって 地球環境や他人の言動についてのお願い事、「宝くじ当選」など、100％運頼みの願い事はこの『新月のお願い』では叶いません◆今回の新月直後～2日後までの間のヴォイド・タイム◆ （星の並びがよくなく、トラブルが起きやすい時間帯） 　　　11/7(日) 12:44 ～ 17:35 　＊＊　注意　＊＊☆　自分のココロの内側を静かにみつめ、　　本当に叶えたいお願いごとだけを書いて下さい。　　毎回毎回、書くことがコロコロ変わる人は　　その願いを、心の底から「本当に叶えたい」と思っていない証です。　　書いた後にもう一度見直してみて　（できれば声に出して読み上げてみて）　　ココロにすとんと落ちるかどうか、確認してみましょう。　　違和感があるものは、書き直すか削除して下さい。☆　お願いごとを書くときには 「○○しますように」という書き方よりも　　「○○しました」「○○になった」というように過去完了形で書きましょう。 ☆　ひとつのお願いごとにつき、願望はひとつだけ書きましょう。　例：*A大学とB大学に合格した　→　×　　　　　　　　　　　　　　　（ひとつのお願いにふたつ願望が入っている）　　　*A大学に合格した　　　*B大学に合格した　　　　→　◯　（お願いごとをひとつづつにする）みなさんのお願いが、月に届きますように　　*　　　*　　　*　　　*　　　*藤紫的　星読み　今回　蠍座14度で起こる新月のサビアンシンボルは　　　『発明家が研究室で実験をしている』どんな分野でも、実験段階というのは、およそ失敗の連続です。繰り返し繰り返し、何度もトライしてみるも、失敗失敗、また失敗。でも、その失敗作の中から　たまたま偶然見つかった物質が、歴史に残る大発見！なんていうエピソードも多いもの。今年は（特に夏頃から）なんだか上手く行かないことが多いなあ、、、としょげていたかた、結構多いのではないかと思います。が。おまたせいたしました＾＾11/7から逆行中の海王星が、11/19からは同じく逆行中だった金星と木星がそれぞれ順行になります♪海王星は水瓶座で順行に移るので、クリエイティブな仕事をされている方には朗報♪マンネリ気味になって行き詰まっていたお仕事も、急にユニークなアイデアが湧いてくることでしょう。19日以降は天秤座の金星もあなたのセンスを後押ししてくれます。木星は魚座で順行になるので、対立していた人たちとの和合や組織の合併、部署の統合なども19日以降に話を切り出したほうがすんなりまとまるし後々、大きなシアワセを生む方向に歩んでゆけそうです。・・・　ほんとはもう少し、まとめたり書き足したかったりしたのですがいまのココロの状態ではまったくアタマが働かず、先週のうちに下書きしておいた文、そのままupしてしまいます。なんとなく尻切れ蜻蛉気味ですが、すみません

  2010.11.05

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• いろいろ、ある

  書きたいことは、いろいろ、ある。たとえば、先月読んだ本のまとめ。長々と感想を書く程ではないけれど面白かったからひとこと紹介したい本、今月読了したものも含め、数冊ある。たとえば、少し早いけれどダンナのお誕生日のお祝いをしたこと。行きつけの個室の居酒屋さんでケーキとバースデードリンクをサービスしてもらって記念に写真を撮ってもらったこと。でも、そんなことは、どうでもいい。とつぜんの訃報。しろさんが、なくなった。心不全。わたしより、ずっと若いのに、あまりにも、突然。享氏やa-bra:zのイベントでは、チケット関連やファンとの連絡、事務手続の一切をほぼ、たったひとりで一手に受け持っていたしろさん。享氏と私たちが、同じ「住人」として一緒に集える街「JAM COLONY」を作り上げてくれたしろさん。ファン対アーティストという関係を超えて、一緒にイベントを創り上げていくという嬉しさと難しさを一緒に乗り越え、笑い、悩み、喜んでくれたしろさん。イベントの時は、受付で忙しそうにしていたかとおもうといつのまにかフロアの隅で一緒にステージを眺めて笑っていたしろさん。来年のツアーではイベントではまつりではもうほんとうに会えないのですか。今年のサニーのようにカナブンになって飛び回ってでもいいから一昨年のサニーのように青空にかかる虹でもよいからあの、やさしくみんなを見守る笑顔にもういちど、　あいたい。

  2010.11.04

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  地デジ化。

  12月から家電のエコポイントが半減するっていうじゃないですか。つい先日、来年以降もエコポイントは継続されると決まったものだから「じゃあ、TVの買い替えは来年でいいね」と余裕ぶっこいていた途端にこの決定。急過ぎます地上波なら問題なく映る我が家のTV。ほとんどTVは見ないので、地デジ化されないならこのままでも何ら問題ないのだけれどなぜかデジタルで受信すると音が出ない（ブツブツ途切れる）という症状が現れたので急遽買いにいくことに。まったくS◯NY（一応伏せ字）ってば、やってくれるよ。4年前「TVご臨終事件」があったばかりじゃないか！！！！！！！！10年も経ってないのに2度も壊れるってどういうこと？？どこで買おうか迷ったけれど、とりあえず、2年前に私がMacちゃんを買った折、たくさんポイントを貰った大阪駅前の某大手カメラ店へ。混んでいるだろなあとは思っていたけれどTV売り場は想像以上の大混雑！「ご案内」の店員さんを捕まえるのに整理番号が必要と言われ銀行などにあるそれをピピッと引き抜いて番号を確認するや愕然！＠＠私の受け取った番号　「661」電光掲示板に表示されている只今ご案内している人の番号　「514」驚異の150人待ち！！！＠＠それっていったい、何分、いや、何時間待てば良いの？！あまりの熱気と人いきれに加え、とどめのアッパーカットを食らわされ、早々に退散。・・・近くの別の大手家電量販店で購入することにいたしましたすると、驚いたことにヨドバ◯はあんなに人があふれ返っていたのにこちら、我々を含めてお客さんがたったの2組！！値段はそんなに変わらないのに何故？すっかり得した気分で(笑）空いた店内でゆっくりじっくり説明してもらいました。そんなこんなで新調した我が家のおにゅーテレビ↓【週末特価！】【ポイント5倍】【2008製品安全対策優良企業受賞・Pマーク取得企業】LC-26E7-B【...価格：47,500円（税込、送料込）ついでにこちらも新調。【ポイント5倍】【2008製品安全対策優良企業受賞・Pマーク取得企業】BD-HDS53【税込】 シャープ...価格：54,900円（税込、送料込）実店舗で購入したのですが、このアフィリ画像とほぼ同じくらいのお値段でした。予算の10万を少しはみ出したので「セットで10まんえんなら買う！」と言っておまけしてもらいましたなんと　このハイテクのご時世において今日までビデオデッキしかなかった藤紫家でございます(爆）（いかにTVや映像に興味がないか知れますねw）DVDも再生だけはできましたけどブルーレイはずっと再生できなくてお友達が焼いて送ってくれたせっかくの藤井兄弟映像が見れなかったりしたんですがこれからはバッチリですw設置は明日。只今、絶賛お片づけ中。思ったよりも早く届くので、少々焦っております。それこそ配送の順番待ちが150人くらいいるものだと思ってたんだものww

  2010.10.30

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  『妻の超然』絲山秋子

  妻の超然価格：1,470円（税込、送料別）妻たるものが超然としていなければ、世の中に超然という言葉など要らないのだーー。「妻の超然」「下戸の超然」「作家の超然」を収録、痛快のち深遠な三部作。　　　　　　　　　　（　楽天ブックス紹介文　）久々の絲山さんの小説。タイトルから連想する期待通りの絲山節が大炸裂で大変たいへん楽しめました夫の浮気を「そのうち飽きられる」と特に波風も立てずに超然と観察している妻。恋にも酒にも、何事にも溺れきれず醒めている男とそれを「超然としている」と非難する恋人。手術・入院という、初めての経験を通し作家としての自分や昨今の文壇に対し超然と意見する作家。主人公たちは、三人ともみな一見おとなしく、自己主張をしなさそうであるのに対象を見据えたうえでひとたび抜いた太刀の切れ味は抜群で主観ひとつでバッサバッサと目の前の物事を切り捨てていく様子は「小気味良い切れ味」というよりも、「痛快！ぶった切り！」的爽快な読後感！(笑）中でも「妻の超然」の痛快感・爽快感は結婚して5年以上経っている妻という立場の女性ならばたとえ夫に浮気をされた経験なんぞなくともうんうんうんと激しく共感できること間違いなし。たとえば、こんな場面。　　ああ疲れた。　朝から文磨（ふみまろ）は言う。　歯を磨いても、トイレに行っても、朝ごはんを前にテーブルに座っても、　そう言う。　浮気なんかしているから疲れるのだ。　教えてあげましょうかそれは疲れじゃなくて腎虚（ジンキョ）って言うのよ。　　（中略）　夫がどこにどういうふうにシャツやパンツをしまっているのか、　靴下の在処さえ知らないなあ、と理津子は思う。　（中略）　下着や普段着は理津子が洗うが、乾いて、畳んだものは　北側の部屋の入り口を開けた所に置いておくことにしている。　理津子はその行為を「囚人の食事」と呼んでいる。　部屋の中には入らない。　一見整然としているが、そこを引っかき回すことに興味を感じない。　*　　*　　*　　*　　*　　*　およそ妻たるものが超然としていなければ、　世の中に超然なんて言葉は必要ないのだ。　文磨という名の男の尊厳は妻の超然によってのみ、かろうじて保たれている。　O・ヘンリー書くところの最後の一葉のように。　最後の一葉なんてあんな話、　長々書かなくても絵に描いた餅って言えば済むことじゃないか。　　　　　　　　　　　　　　（「妻の超然」より）妻たる理津子の独白（=毒吐く）により夫の浮気を見て見ぬ振りをする形で物語は淡々と進むのだけれどいろいろなんやかんやあって、ある日ふと、自分のこの態度は超然などではなく、もっと別の言葉で呼ばれるべきものなのではないかということに気づく。気づいた後の話は数ページと非常に短いのだけれどその数ページで随分と文磨も理津子も救われるしおよそ世の中の半数以上の夫婦は救われるように思う。「下戸の超然」では愛する彼女がボランティア活動に勤しむ、その「ポジティブな不毛」への当惑がよく描かれていた。　いいことをしているのだ、彼女は。　いいことをしていると思っているから、何も疑わないで済むのだ。　（中略）　善意というものは、ときに人を傷つけながら、人の自由を侵害しながら、　イナゴの大群のようにすすんで行く。　　　　　　　　　　　　　　　　　（　「下戸の超然」より　）「イナゴの大群」作家さんに対して失礼だけれど巧い比喩だな、と唸る。自分に対しての実害は何もない。刺されるわけでも噛み付かれるわけでもない。ただ、不意に傍をかすめたり、向かって来られたりするとそれでも逃げ出さずにはいられない。しかし近しい人の場合、逃げ出すこともできず適度に距離を置くしかない。適度な距離、といえば三編を通じて、実家との距離というものも巧みに描かれていた。三十路、四十路、五十路。自分がいい加減、かつての親、もしくはそれ以上の歳になってしまったというのにいつまでたっても親が老いていると認めたくなくて、子供の頃に戻ったようにゴロゴロだらだらしてみたり言葉に甘えて年に幾度も顔をみせなかったり、かと思えば、些細なことが切っ掛けなのに未だ反目が解けなかったり。最後の「作家の超然」は絲山さんご自身がモデルと思われる作家の近況と回顧を交えつつ、現在の文学および文壇、マスコミ、そしてご自身の今までの創作姿勢に対する「果たし状」のよう。　「作家・絲山。ここに見参！　たのもーう！！」　　（どんどん！）新たな境地に至った絲山さんが今後どんな作品を書かれるのか、益々楽しみだ。

  2010.10.26

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• 満月にフリフリ♪

  明日は満月。満月といえば　フリフリ♪今月も満月パワーで臨時収入をgetしましょう♪10月23日（土）　10：36が満月ジャストタイムです。　※　前後各24時間以内にヴォイドタイム（フリフリしない方が良い時間）は　23日 　10：36　 ～ 　 11：29 （満月直後から約1時間です。ご注意下さい） フリフリとは？やりかた→　こちら通帳やお財布を楽しくフリフリ♪して皆さんに幸運が訪れますように　　*　　　*　　　*　　　*　　　*藤紫的　星読み　今回の満月は　牡羊座29度。　サビアンシンボルは　「天球の音楽」「音波」という言葉にも表されるように、音楽は様々な波（波長）の集まりです。一つ一つの音は単純で単調なものだけれどたくさんの楽器や声、音程、リズムなどの組み合わせによって音は、人の心を癒したり、楽しませたり、高揚させたりします。また、倍音という「普段聞き取れないけれど確かにある音」の存在も音楽をより奥深く感動的なものとします。「言葉」も音の一種ですから、波動を持っています。美しい言葉、例えば感謝の言葉や褒め言葉などは良い波動を放ち、逆の言葉は悪い波動を放ちます。氷の結晶を作る際に「ありがとう」等という言葉をかけると美しい形となり、「きらい」などという否定的な言葉をかけるといびつになる、という実験結果や観葉植物に「きれいだね」などと声をかけて水をやるとよく育つという話はあまりにも有名です。世の中のすべてのものには波動があります。音や言葉だけではありません。石にも植物にも人間にも動物にも物質にもおおよそ世界は波動でできているのです。原子レベルで考えれば、想像に難くないと思います。ということは。いささか極論ではありますが言葉一つ、いえ、心がけ一つで実際に世の中は変わっていくのです。なるべく美しい音を出そうという、そのココロひとつで。地球という、おおきなオーケストラの一員である私たち。『これだけ大勢いるのだから、　自分ひとりくらい下手できたない音を出してもバレないし　まわりのみんなもきれいな音なんて出してないし、　このままでも全然構わないよね』と周りを隠れ蓑にして責任転嫁するのはそろそろやめにしませんか。自分がレッスンをさぼっておきながら「この楽団、全然きれいなハーモニーにならない。　ちっとも上達しなくてつまらない、居心地が良くない」と愚痴ったってそれは当たり前。自業自得というものです。少しでもこの星全体が美しいハーモニーに包まれるよう、そろそろレッスンに本腰を入れてみませんか？新しい時代の扉は既に　開いているのです。

  2010.10.22

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  10月前半のいただきもの

  先月ほとんど応募していない割にはずいぶん当たりました。おそらく、5割くらいの確率でしょうか。プレゼント提供会社さま、そして毎月フリフリ♪効果を還元してくださるおつきさまどうもありがとうございます　*　*　*　*　*　*　*　*　*　* その1：　BRITA Japan 株式会社さまより　カートリッジ3個セット【送料無料】フローコントロールシステムでまろやかな美味しい水に磨き上げるブリタ用交換カー...価格：3,580円（税込、送料込）★画像を拝借したお店と今回のキャンペーンとは無関係です★　「ブリタで、もっとおいしくなる」キャンペーンで　9月月間レポート賞5名に採用されました♪　もしかしたらそのうちサイトに掲載されるかもしれません・・・。　その2：　長谷工アーベストさまより　アンケート謝礼として図書カード500円分その3：　アイリスオーヤマさまより　銀イオン除菌ウエットティッシュ　【48時間限定！最大ポイント10倍☆税抜3,000円以上お買上げで送料無料】10/22(金)9：59まで【銀...価格：110円（税込、送料別）★画像を拝借したお店と当選した懸賞は無関係です★その4：　花王ソフィーナさまより　「ボーテ」サンプル2種ソフィーナボーテ　　ミニセット　III　しっとり価格：1,606円（税込、送料別）ソフィーナボーテ　　ミニセット　II　ややしっとり価格：1,606円（税込、送料別）★画像を拝借したお店と当選した懸賞は無関係です★その5：　カネボウ化粧品さまより　「コフレドール」　サンプル2010年9月1日発売カネボウ　コフレドール　シルキィフィットクリームファンデーション【新商品】価格：3,112円（税込、送料別）★画像を拝借したお店と懸賞は無関係です★

  2010.10.20

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• 流星群と彗星

  明日20日は十三夜。古来より満月より少し前のまんまるになる前の月は、お月見には一番風情があってよいと言われています。さて、そんな風流な月夜も、天体観測には不向き。月明かりが邪魔して他の星明かりが見えづらく観測しづらい夜となってしまうのです。そんな時期ではありますが、現在ハートレー彗星という彗星が地球に接近しており10月下旬頃が一番明るく輝くとのこと。最大でも4等星くらいの明るさなので、そんなに大きくは見えませんが興味がありましたら是非夜空を見上げてみて下さい。詳細こちら↓「アストロアーツ」　ハートレー彗星特集真夜中の3時頃なら、ちょうど空の真ん中、アタマの真上あたりに見えるので周りに建物や木立が林立している場所でも観測できそうです＾＾そんなに起きていられないというかたは、もう少し早い時間に、すこし東よりの空を見てみて下さい。薄緑（青）色の、ぼんやりとかすむように光る彗星が見られるかもしれません。私は何年か前の、ハレー彗星の大接近の時、自宅で観測しましたがあの彗星の輝きというのは独特で、なんとも不思議。魅入られるというか引き寄せられるというか、とにかくすごいパワーがあるものなのだな、と実感いたしました。昔の人は、夜空に彗星があらわれると天変地異がおこるとか、御代が変わる前触れとか言っておそれたそうですが、あの輝きを目の当たりにするとまったくの迷信とかデタラメとはいえないように感じます。今月後半にはこの彗星が双子座を通過するのでコミュニケーションにおいて注意が必要。行き過ぎた好奇心、おせっかい、ケンカやいざこざ、連絡ミスなどで大切なパートナーや友達を傷つけたり失ってしまうことがないように！反面、双子座は知的才能を表す星座でもあるので一気に才能が開花するチャンスもあります。コンテストに応募したりすることで人生が変わるひとも。ホロスコープで双子座に太陽や水星のあるひとはチャレンジの時♪また、少し先ですが22日の午前1時頃、オリオン座流星群がピークを迎えます。詳細こちら↓アストロアーツ　「オリオン座流星群特集」オリオン座なら誰でも知っている星座なので夜空でも見つけやすいですよね＾＾オリオンの、少し左側を中心点にして視野を広くして空を見上げてみて下さい。見つけたらお願いごとも忘れずに＾＾皆さんの願いが　流れ星に乗って光の国に届きますように

  2010.10.19

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  初GIG☆氣志團＠神戸

  行って来たぜ！ピリオドの向こうへ！　初参戦してきました☆氣志團GIG !いんやあ、想像以上に楽しかったですすっっっっっっっっっっっげぇ笑った！綾小路氏のつぶやきに誘われて、行って良かった実はチケット買ったのが10日前(爆）初参戦を躊躇う私の背中を押してくれたumiさんに感謝です（*＾＾*)umiさんには「アウェイ感を楽しんで来て！」と言われたのですが全然アウェイな感じがしませんでした(爆）フリとか、皆で揃ってそうだけど全然わかんないし…と思ってたんですがお茶目なダンサーの人たち（お名前わからず　勉強不足でごめんなさい！）や早乙女氏を追っていればオッケーなので全く問題ありませんでした私の隣りにいたおねーさんも、フリとかばっちりでノリノリであ～、生粋のkisses（注：氣志團ファン）なんだなーと思ってたら綾小路氏が「今日、初めて来た人！」って会場に質問したとき私と一緒にさっと手を挙げてるのみてビックリしました(爆）おねーさんも私にびっくりしたかもしれないけどw席が一階2◯列と、私の席運にしてはめちゃ良番だったのでライブ中ぼんやり突っ立っていることになっては勿体ないとしっかり予習復習した成果もあったかも？この2枚をヘビロテでした。死無愚流 呼麗苦衝音+3価格：3,200円（税込、送料別）BOY'S COLOR価格：3,000円（税込、送料別）図書館にあるのを偶然見つけ、去年借りたもの。図書館で氣志團が借りられるなんて、まったく良い時代に生まれたものです(爆）そして新曲のPVも熟視。avexプロモーションV「愛してナイト」これだけの予習でも十分、いえ、十二分に楽しめました♪知らない曲もあったけれど終盤なんて、初めて聞く曲で大盛り上がりでw初参戦の人も割合多かったようだったのですが（先の質問では私から見える範囲で20人くらい挙手してました）ほんとに、そんなの全然関係なかったです。あんなにあったかいライブだとは思わなかったな～。嬉しい誤算新参者ゆえ、ライブの内容などの詳細なネタバレは避けますが様々なパロディ映像や各メンバーのソロなど盛りだくさんで、会場に来てくれた人たちを心から楽しませたいという意気込みと気合いがビシバシ伝わってくる、素敵なライブでした今回のソロコーナーで、ワタクシ、一発で白鳥雪之丞氏の虜になりましたよwちぇっかるずの時といい、他の某バンドといい、なんといいますか、、、ドラムスのかたというのは、普段後ろに控えていて目立たないぶん、前に出ると吹っ切れるというか、ナチュラルにぶっ飛んでいるというかwもうツボに入りまくりで涙流して笑っちゃいましたwww(≧ｍ≦*)あの人のパロとか、この人のパロとか最高で、、、、嗚呼っっ！！！　書きたい！！！　けどぐっと我慢！ホント、笑いの耐えないライブで3時間があっという間でした。綾小路氏が「会社や家でや、いろんなイヤなこと、ここに全部置いていけよ！」っていってたけどホントにイヤなこと全部忘れさせてくれました♪最近は身内ノリでまったりしたイベントばかり参加してたからこの、良い意味での必死さは新鮮だったなあ。アツいハート＆氣志團からの愛を感じました。それと、もうひとつ感動したのがkissesたちのお人柄氣志團愛の深い方々ほど、メンバーにクリソツの気合いの入った自前の刺繍入り衣装を着込みバリバリにキメていらっしゃいましたがそういう方々ほど、ココロあたたまるシーンをあちこちで拝見しました。バリバリの80年代不良ファッションの女の子が興味津々で質問してきたおじいちゃんに優しく答えてあげていたり、綾小路氏と瓜二つの様相の男子が本編とアンコールの合間に客席を一生懸命盛り上げて場内の空気をひとつにしたり。このかた、終演後に会場のゴミの片付けもされていた様子。ちぇっかるずのファンもそうだったので（自分の周辺のゴミは集めてゴミ箱に捨てて帰る、という慣例があった）その頃を懐かしく思い出したりも。私の席の前のふたり組の女子は翔＆光のツートップとまったく同じフリつけをホントに心の底から楽しそうに踊っていて見ていて微笑ましかったなあ（*⌒∇⌒*)特にこの曲とか（←ネタバレですのでこれから参加の方はご注意！）ノーマルなファッションが殆どの中でやっぱりそういう目立った格好のかたには自然と目がいってしまうので余計に目についたのかもしれませんがその他でも、お互いに譲り合ったり励まし合ったり、といったシーンをあちこちで見かけました。ライブ中も、まるで会場の中をハートマークが沢山飛び交っているみたいに空気がキラッキラしてました☆美輪さまなどとはまた別の意味で、愛に溢れたホントに素敵なライブでしたそして、、、サイトで一目惚れしたグッズbagも勿論購入致しました(笑）兄グッズすら5年以上ご無沙汰なのに、会場でサンプルみて即決wグッズをかけたハンガーが通路にあって、実際に触って確かめられるようになってました。このアイデア、是非Fブラやa-bra:zでも検討して欲しいところ。天上天下、唯我独尊「聖☆おにいさん」ブッダふぁんなもので(≧ｍ≦*)ホントに楽しいGIGだったんで次回もまたぜひ参戦したいですそのときまでにこれでも読んで勉強しとくかなwはじめての氣志團価格：1,365円（税込、送料別）

  2010.10.15

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  『竜が最後に帰る場所』恒川光太郎

  竜が最後に帰る場所価格：1,575円（税込、送料別）【内容】（本書帯より）恒川光太郎が五つの物語で世界を変える―。風を、迷いを、闇夜を、鳥を。著者はわずか五編の物語で、世界の全部を解放してしまった――。静謐な筆致で描かれた短編は、小説の新たな可能性を切り拓く！【目次】（「BOOK」データベースより）風を放つ／迷走のオルネラ／夜行の冬／鸚鵡幻想曲／ゴロンド内容紹介通り、すべて「解放」をテーマにした短編集。恒川氏独特の読後感は今回も健在で楽しめました。今までは「ホラー」に分類されることに首を傾げたくなるようなノスタルジック色の濃いオリジナルな作品世界が多かったですが今回は今までの作品よりはかなりぞくりと来る話が多かったです。面識のない女の機嫌を損ねたことから始まった執拗な電話。無視し続けていたのだが、以前、彼女が持っているといっていた「つむじ風をとじこめた不思議な小瓶」がなぜか気になっていた僕は彼女にその小瓶をみせて欲しい、と言うのだが…　　　　　　　　　　　　　　　　　　「風を放つ」つつましやかな母子家庭の暮らしに突如現れた「モンスター」。それは新しく父と呼ぶことになるかもしれない男だった。感情をコントロールできない怪物はやがて罪を犯し捕らえられる。出所した怪物を待っていた運命とは・・・　　　　　　　　　　　　　　　「迷走のオルネラ」冬の夜、どこからともなく聞こえてくる微かな錫杖の音に誘われ男は「もうひとつの街」に旅に出る。昨日の街から今日の街へと移りゆくたび男はあたらしい『自分』になる。それは、決して取り戻すことのできないおびただしい数の「もうひとりの自分」の人生だった。　　　　　　　　　　　　　　　　「夜行の冬」そっくりだけれど何かが違う、、、そんな「偽装集合体」を見抜くことのできる男に声をかけられた私は20羽の鸚鵡に「拡散」させられてしまう。やがて南の島へ辿り着いた私たちは、これまで見たこともないような巨大な「偽装集合体」に遭遇し…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「鸚鵡幻想曲」水の中で生まれた途端に大勢の兄弟を失ったゴロンド。生き延びることに必死だった彼だったが無事成長し、陸に上がり、仲間と出会う。ある日、＜呼び声＞に導かれるように辿り着いた先には背中に翼のある、見たこともないほど大きな白い同族がいた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ゴロンド」「雷の季節の終わりに」を彷彿させる「夜行の冬」と着想が秀逸な「鸚鵡幻想曲」、そしてファンタジー色の強い「ゴロンド」の三作が特に気に入りました。一番を挙げるとしたらやはり「夜行の冬」でしょう。ザッツ・恒川光太郎ワールド！子供の頃、オトナたちからよく言われた「ぜったいに◯◯してはいけないよ。コワい目に遭うから」といったものは、大抵道徳的・教育的な決まり事を守らせるための単なるおどかしにすぎないけれどでもそれが実際にあって、しかも本当に、とりかえしがつかないほどコワいことなので絶対にしてはいけないことだったとしたら・・・「夜行の夜」はそんなお話です。禁じられている物事ほどやりたくなるのは人間の性（さが）や、その人の質、というよりなんというか、一種「業（ごう）」のようなものなのではないか。とりかえしのつかないことに手をだすことで此処ではないどこかでやり残した何かに通じるようなそんな僅かな希望を見出してしまうのではないか。「夜行の冬」を読んでいるとそんな欲深で愚かな人間の姿が浮かびあがってくるような気がします。夜行の一行が、何の気なしにふと気になって扉を開けて二度と戻れなくなってしまったように。それとは知らずあっという間に道を踏み外してしまう罪のように。でも、「とりかえしのつかないこと」を通してしか知り得ないこと、わかりえないこともある。だからきっと、生き物は生まれれば死に、無機物はこわれ、風や水や月日は流れ、景色は移ろってゆくのでしょう。失い、手放すことでしか得られないほんとうに大切なものを得るために。

  2010.10.11

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  『サラダの日々』長田弘

  少女の親友はウサギという名のおいぼれたねこ。少女の名はジュジュ。タンポポのコーヒーと地下鉄が大好きで、「なんのために？」という言葉が大きらい。わたしはわたし、他の誰れにもなりたくないわ。ノコギリ時計が11時を打つと、少女とねこの一日の仕事がはじまる。街は不思議なおかしさと悲しさがいっぱい。どこにあるんだろう自由な暮らし。一ぴきのおいぼれたねこをつれて、風の街をさまよう少女が、次々と出会う奇妙なできごとは…。ロングセラー「ねこに未来はない」につづく詩人長田弘の、やさしく苦いエスプリあふれる待望のエッセイ。　　　　　　　　　（　本書カヴァーより　）エッセイ的な要素は皆無と言ってもいいくらい完璧に「童話」という形を取ったエッセイ。やさしい文章だけれども、とても哲学的かつ詩的でまるで日本版「星の王子さま」か「マザーグース」のようといっても決して過言ではないと思います。いままで長田氏の著書は詩集しかよんだことがなかったのだけれどこんなに素敵な童話の世界もあったなんて！！！とあらたな発見のよろこびと感動にひたりながら静かに本を閉じました。著者の「（こころの）妹」とでもいうべき存在のジュジュという少女の一日を追ったちょっと不思議なお話です。ここではないけれどたしかにここの、この街のどこかで自分だけの『仕事』をして暮らすジュジュ。片足ずつバラバラのデザインの靴をはいて道をきっちり斜めに横切って歩くと決めているジュジュ。彼女に「どうして？」なんて訊ねるのは愚問です。そんなふうに、ものをわかったふうな顔をして彼女に問うものたちは最後にはみなやれやれと首をふりふり、すごすごと退散することになるのですから。そんなジュジュの相棒であるおいぼれ猫のウサギはいつもジュジュが持つ大きなかごの鞄のなかで『仕事』のお供をしています。そうとう歳をとった猫なので、ジュジュがぱちんを籠をあけて食事やトイレの時間を知らせてくれる時以外は大抵眠りこけています。ちょっと見はきたないなりをしているのですが周囲が自分をどう見ようと気になどとめません。　目をひらいてみえるどれほどのものがほんとうに信じられるだろう。　二つの目はひらくことのできる二つの目でもあるけれど、　閉じることのできる二つの目でもあるんだ。とウサギは籠の中でひとりごちます。ジュジュには　することはいっぱいありました。　こころにかんじることが街にはいっぱいありすぎて、　ジュジュには街で遊ぶひまなんかまるでおもいつきさえしなかったのです。　街ですること、かんじること、　そのぜんぶが、ジュジュにはじぶんにとっての街での仕事でした。　-　-　-　　ジュジュは、仕事と労働をきっぱりと区別していました。　仕事はして愉しいことをすることで、　労働はそれをしなければどうにもやってゆけないことをすることでした。　たくさんの仕事をじぶんにみつければみつけるほど、ジュジュはじぶんを自由にかんじました。　ジュジュのみつけた仕事は誰れにも意味はないかもしれません。　しかし、ジュジュは、欲しいものを手に入れることによってじゃなく、　したいことをすることで、じぶんのかたちを、じぶんの日の底にきちんと確かめたかったのです。　おおきさをもとめず、じぶんのちいささをちゃんと生きる。　ジュジュがじぶんに課したただひとつの、それが自律の言葉でした。　　　　　　　　　　　　（　本書より　）『星の王子さま』と同じように心に残る一文がたくさんあって最初はいちいちその箇所に付箋をはっていたのですがきりがないので途中で放棄(笑）ジュジュの数ある「仕事」の中でも特に「花ゲリラ」が印象的でした。「花ゲリラ」が、いったいどんな「仕事」なのかは本書をひらいてのお楽しみ本書の前に書かれたという「ねこに未来はない」も未読なのでこちらも是非とも近々読んでみたいと思います。ねこに未来はない価格：460円（税込、送料別）

  2010.10.08

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• 新月に願いを

  明日　10/8（金）　03：48　に新月を迎えます。 　新月になった時刻から８時間以内に（8時間以内に間に合わなかった場合、効力は薄れますが48時間以内でもＯＫです）２個以上１０個以内　願い事を「手書き」で書いて 日付をつけて大事にしまっておくと願いが現実に向かいます。 ！！！　必ず自分自身に関するお願いを書いて下さい　！！！このお願いは「なんでも叶う魔法のおまじない」ではなく何度も繰り返して願い事を書くことにより、 新月の力を借りて、自分の深層心理（無意識）に作用させるものです。（無意識は、表層意識よりもずっと大きな影響力があります） したがって 地球環境や他人の言動についてのお願い事、「宝くじ当選」など、100％運頼みの願い事はこの『新月のお願い』では叶いません◆今回の新月直後～2日後までの間のヴォイド・タイム◆ （星の並びがよくなく、トラブルが起きやすい時間帯） 　　　10月9日（土） 00:02 ～ 04:58　今回の新月は天秤座でおこります。 叶いやすいお願いキーワードは・・・ 　　　結婚／交渉術／調和／チームワーク／社交性・外交手腕／　洗練／ヒーリング／相互依存 等に関する願い事が　特に有効です。（これらの事柄に関することが比較的叶いやすいというだけで 　これ以外のことをお願いしてはいけない、というわけではありません。 　　叶いやすい分野のお願いを無理に探すよりも　自分が本当に叶えたいお願い事をしてください。　何度も繰り返し願うことにより夢は実現に向かいます） ＊＊　注意　＊＊お願いごとを書くときには 「○○しますように」という書き方よりも「○○しました」「○○になった」というように 過去形で書いたほうが有効です。 みなさんのお願いが、月に届きますように　　*　　　*　　　*　　　*　　　*藤紫的　星読み　今回　天秤座14度で起こる新月のサビアンシンボルは　　　『真夏の暑い時間帯に昼寝をする男』非常に分かりやすいシンボルです(笑）　「いまは休め。動き回っても疲労するだけだ」と月は告げています。天秤座は文字通り、両極のバランスを司ります。陰と陽、動と静、男と女、光と影、あめとムチ(笑）最後の一つは冗談ですが　＾＾;)何か大きな目標があって、それを達成しようとするときには努力も大切ですが、それとおなじくらい休息も大事なのです。十分な休息をとることで気力も体力も漲りますし夜中まで頭をひねっていても浮かばなかったアイデアが諦めて眠った途端に夢でふと閃いたりします。また、明日の星模様はなかなかドラマティック。天秤座で太陽と月が重なり（新月）、水星と土星が重なり（今日7日は月も重なってトリプルコンジャクション！　感情的にならずに物事をうまくつたえられる反面　仕事や勉強がはかどらず自分を責めてしまう可能性も）蠍座で火星と金星が重なり（金星が逆行を始めるので　ロマンティックなムードに酔いすぎないよう注意）魚座で木星と天王星が重なります（木星が逆行中。　あまり手を広げすぎるとイタい目に）・・・うん。やはり今日から3日間くらい、ちょっと休憩を取った方が良さそうです　＾＾;)

  2010.10.07

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  『花散らしの雨』高田郁

  花散らしの雨価格：600円（税込、送料別）『八朔の雪』に続く澪つくし料理帖シリーズ第二巻。期待を裏切らない展開と喉とおなかがが鳴るお料理の数々に今回も楽しませていただきました♪前作からの個性豊かな主要人物たちに加え、戯作家の清右衛門、奉公人のふきちゃん、歯に衣着せぬ物言いのりう婆など新たな登場人物たちも魅力的前作では、底意地の悪い大店・登龍楼の嫌がらせの連続に転ばされても、突き飛ばされても負けない主人公・澪の負けん気と健気さのエピソードが主でしたが本作では、泣いたり怒ったり困ったり笑ったり、頬を染めたりと忙しくてそこがまた若いムスメらしくていいです(笑）それでもある事件をきっかけに「もう決して泣くものか」との決意を新たにした澪に、読者の方が貰い泣きしてしまいそうになります。普段はおっとりとしている澪が怒り心頭で登龍楼に乗り込んでしまうシーンには上方（かみがた）の血を感じましたし(笑）幼なじみとの、指をきつねのかたちにして呼び合うシーンには私自身、本作の中で一番ぐっと胸に迫る箇所でもありました。 『八朔の雪』の感想でも書いたのですがこのシリーズ、今の九段下辺りにあたる江戸を舞台にした時代小説なのに全然読み辛さをかんじないところが私のお気に入りです。現代小説を読むのとまったく同様の感覚でスイスイ読めてしまいます。が逆に、本格的な歴史小説を好む方や時代小説がお好きで数多く読んでいる方、「江戸通」な方などには不向きだろうな、とも。例えば75歳のお婆さんが「楽しい恋は女をうつけ者にし、重い恋は女に辛抱を教える。　淡い恋は感性を育て、拙い恋は自分も周囲も傷つける」という台詞があるのですが、確かこれって、文言は違うけれど西洋の有名な哲学者か作家か誰かの格言だったように記憶しています。（私の勘違いだったらすみません)このお婆さんに少々学があるとはいえ、この時代の庶民の女性の口からはいくらなんでも出ない言葉だろうと思うとそういう細かい箇所が少々引っかかったりしてしまうのだけれどもそういった時代考証云々にはぜ～んぶ目をつぶっても一人の女性の成長物語として、とても好きだし、澪があれこれ創意工夫したお料理もとっても美味しそうで真似したくなります（巻末に『澪の料理帖』（レシピ）が付いているので、作ろうと思えば作れるんです＾＾）前作にはなかった澪のあわい恋の行方や微妙な三角関係？も気になるところ。早くも第三弾、四弾が待ち遠しいです(笑）想い雲価格：600円（税込、送料別）今朝の春価格：620円（税込、送料別）

  2010.10.04

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  久々の焼酎Bar

  何年ぶりかの焼酎日記です　＾＾;)最近、もっぱら近所のこぢんまりした焼き鳥屋さんでばかり呑んでいるもので…目の届く量だけを丁寧に製造！神川酒造「別撰 神川」芋25度720mL箱付[Y12]価格：1,365円（税込、送料別）いつもワンパターンでこれ一本をたのんでダンナとふたりでロックで呑んでます。ええ、冬でもロックですが何か？w焼き鳥屋さんの奥サマがこの焼酎の蔵元近くのご出身とのことでちいさなお店では珍しく、こんな希少なお酒が常に置いてあります。甕壷で丁寧に仕込まれた「神川」はすっきりしているのにふわっと優しい後味。芋臭さもほとんどないので、芋焼酎が苦手なかたでも割合と飲みやすいと思います。で、昨日行った神戸の焼酎Barでもこの小さな蔵元製造の芋焼酎を発見♪『瀞とろ』（とろとろ）即納【手造り希少品・、少量限定生産の為、お一人様2本限り】お試し価格【出荷量限定商品】&#12...価格：1,050円（税込、送料別）こちらもとても優しいお味なのに香り豊かで甘みも感じます。スッキリとした飲みやすい味でとても美味しく飲み放題のお店だったので2杯いっちゃいました(≧ｍ≦*)川の緩やかな流れをあらわず『瀞とろ』（とろとろ）というネーミングがぴったり♪で、こちらもネーミングに惹かれたのでチャレンジ。その名も「あらわざ」特許取得の磨き蒸留かろやか仕立ての芋焼酎。25度　あらわざ桜島　1800ml瓶　新技蒸留法の芋焼...価格：1,775円（税込、送料別）「荒技」かと思いきや 「新技」でした　＾＾;)なんでも新しい蒸留方法で作られたお酒なのだとか。軽やかで爽やか。一杯目に選んで大正解♪そして前々から気になっていたんだけれど白麹だから敬遠していた「南泉」種子島の定番！南泉　25度1800ml価格：1,570円（税込、送料別）白麹の芋焼酎はどうも尖った味がして好みではないのですがこれは比較的まろやかで気に入りました♪おつまみの「鮭とば」も美味しかったしもうちょい　ちょくちょく行きたいんだけどここに行くと記憶飛ぶからあまり行けないのが残念(笑）もうちょい家から近ければなあ。。。【全員P5倍】こだわりゴールド 鮭とば(33g)※要エントリー10/3 23:59迄★税込2980円以上で送料...価格：298円（税込、送料別）【再販】噛めば噛むほど味がでる！鮭とばチップ100g単位価格：380円（税込、送料別）

  2010.10.02

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  『舞い落ちる村』谷崎由依

  舞い落ちる村価格：1,400円（税込、送料別）村と街のあいだの計りきれない距離と時間を繊細極まる文で綴った秀作。第１０４回文學界新人賞受賞作品。受賞第一作「冬待ち」を併録。異界と現世を行き来するたびぐらりと足元が揺らぐような不可思議で妖し気な世界を描いた短篇2作。処女作だからか、物語の絶対的な世界観に筆が追いついていない感はぬぐえませんがそれでも圧倒される（という言葉は適切ではないですが、そのくらい個性的な）世界。夢と現のあわいを行き来していたのにいつのまにかどちらが現なのかわからなくなってしまうような、鏡にうつったあちらとこちらを行き来するような世界を描きつつもただの幻想的物語にはとどまらず、「言葉とはなにか」にこだわった著者独特の感性に魅力を感じました。表題作「舞い落ちる村」が良かったです。だれもが数や歳を数えず、言葉が意味を持たない村。妹だったはずのものが姉になり、その姉が妹になり、しらぬまに誰の子とも知れぬ赤子が柱の影から増えていくような村。そんな場所から逃げるように出て現実世界で大学生として暮らす「いち子」。そんな彼女を『名前』で呼んでくれる、親友以上の存在の「朔」。名前は似ているのに、性格も感情も正反対で、だからこそ惹かれ合い、惹かれ合う程に遠ざかっていくような関係性の描き方もよかったのですがそれよりなにより口や本からこぼれおちた言葉たちがその時々の場面にぴったりの言葉で「かたち」を持って描かれていいるところに惹かれました。討論の相手を論破した言葉の、まきびしのような刺々しさ。嬉しい言葉が、ウサギのように跳ね回る様。枯葉のように心から剥離して舞い落ちる、空しさや哀しさ。言葉では言い表せないけれど言葉に形を持たせると、ぴたっと言い表すことのできそうなそんな感情や世界が巧みに表されていました。村の妖しげな風習の特徴的な色彩も印象的であちこちで色があふれる言葉のない村と言葉の洪水に沈んだ灰色の現の対比も物語の「あちら」と「こちら」の違いを明確にし、じっと凝視しているとチカチカくらくらと目が回りそう。言葉と色彩の乱舞の酔いかもしれません。対する2作目の「冬待ち」も言葉にこだわるあまりに異空間へ踏み込んでしまい大切な友人との決定的な「なにか」を損なってしまう、という話で、表題作と根っこの部分では表現したいことは同じなのだな、といのはわかるのだけれどどうしても「一作目で表現しきれなかった部分を補足しようとして二番煎じになってしまった」ように感じてしまうのが残念。特に「きみの隣りをいつも歩いているその三人目は誰だ」というエリオットの詩の引用がこの引用部分だけで本作の「あらすじ」とも言えそうな程あまりにもあからさまに作品世界を言い表してしまっていてあ～、元ネタはこれなのね、と思えてしまう。好きな人はきっと途中から気づいて、この詩が出て来た途端に「おっ♪やっぱりな（自分が想像したとおりだ）」となるのだろうけれどそれを読んだことのない私にとっては作家自ら懇切丁寧に種明かしをされてしまったように感じていささかしらけてしまった。それでも、この作家独特の雰囲気は捨て難い。仏文学と日本文学の良さを融合させようとする試みも興味深く、ふんわりやわらかな文体が多い昨今でこういった硬質の文体を持つ若手作家も希少。次回作におおいに期待したい作家さんです。

  2010.10.01

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  9月に読んだ本

  ▼読書メーター読んだ本の数：10冊読んだページ数：2516ページ■舞い落ちる村読了日：09月30日 著者：谷崎 由依■竜の涙 ばんざい屋の夜読了日：09月28日 著者：柴田 よしき■おとぎのかけら　新釈西洋童話集読了日：09月25日 著者：千早 茜■冠・婚・葬・祭読了日：09月23日 著者：中島 京子■小さい“つ”が消えた日読了日：09月20日 著者：ステファノ・フォン・ロー■ぼくの宝物絵本 (MOE BOOKS)読了日：09月17日 著者：穂村 弘■風の靴読了日：09月15日 著者：朽木 祥■フリーター、家を買う。読了日：09月10日 著者：有川 浩■岸辺の旅読了日：09月05日 著者：湯本 香樹実■風車祭(カジマヤー) 読了日：09月02日 著者：池上 永一10冊・・・少なすぎる読後、記事を上げていない本が多いので今回はまとめてちょこっと感想。風車祭（カジマヤー）価格：1,180円（税込、送料別）全作読破を目指している池上作品のなかでも、これはかなりの長編。琉球王朝時代、婚礼当日忽然と消えてしまった花嫁の霊と現代っ子の主人公の少年の恋と冒険のファンタジー。後半（というか、殆ど終盤）に物語が動き出してからは楽しめたのだがそれまでがなんとも冗長で残念。フリーター、家を買う。価格：1,470円（税込、送料別）竜の涙価格：1,575円（税込、送料別）2冊とも、とても読みやすくてハートウォーミング。いわゆる「よい話」ではあるし面白いのだけれど私にはそれ以上でもそれ以下でもない、というか、パンチがないというか、なんとなく物足りなさを感じてしまいました。行間を文字でびっしり埋めてしまっているように感じるのも残念。（私自身そういった「行間を楽しむ」物語が好み、というだけなのですが　＾＾;)さらっと読みたい、とか長距離移動のお供に、ならお薦めです。特に「フリーター、家を買う」はこの秋ドラマがスタートしましたし。「竜の涙」は女将一人で切り盛りするちいさな「ばんざい屋」に集う丸の内会社員たちの悲喜交々。関西料理の「たいたん」のような、ほっこり心にしみる連作短編集です。風の靴価格：1,680円（税込、送料別）小さい“つ”が消えた日価格：1,470円（税込、送料別）どちらも児童書。こどもが読むなら、どちらもとてもいい話でお薦めだけれど大人が読むにはちょっと物足りないかんじ。特に「ちいさい『つ』…」はもっとおおきな絵本か紙芝居にして、大人が読み聞かせできるようにしたほうがいいような。「どんな些細なものにも意味がないものなんてないんだよ」という教育的内容よりも、五十音それぞれのキャラクター付けなどのほうがユニークでココロ惹かれました。「舞い落ちる村」は、これから書くかどうか決めます　＾＾;)

  2010.09.30

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  書店で本を3万円買えるとしたら

  「本屋さんで三万円遣う」という、本好きにとって夢のような企画があるというのは随分前から知っていた。企画自体の素晴らしさもさることながらこの夢物語に当選した（という言葉で正解ですよね）作家陣がまた贔屓の方が多くって大好きなのだが今回、この幸運を手にされたのは直木賞作家の桜庭一樹さんだ。全作読破はしていないけど、最近の作品はほぼ読ませていただいている。劇薬をマシュマロで包んだような作風がクセになるかただ。さて、どれどれ、桜庭さんはどんな本をお買い求めになったのかな、と見てみると・・・うーむ。今回も「星を継ぐもの」一作しか読んだことがある本がない「尼僧とキューピッドの弓」は図書館に予約してあるけど未読だし、「マイナス・ゼロ」は読もう読もうと思っていてこれまた未読だ。（「エロス」のほうは読んだんだけどなあ）だいたい、このシリーズで私が読んだことがある本が買い物かごに入ったことはない。読書の幅の狭さというか浅さというか、要するに読んでるようで全然読んでないというのがまるわかりなんだけども（汗）今回はまだ既読の作家や読みたいと思っていた本が入っていたから、よかったほう。敬愛する三浦しをんさんの回なんか、どっちもなしぐわーん。もっと読めよ、私。特にノンフィクション私が既に読んだことがあった本は全8回のこの企画のなかでたったの3冊！！石川淳短篇小説選（絲山秋子さんセレクト）ブラバン（篠田節子さんセレクト）そして今回の桜庭さんセレクトの星を継ぐものだめだろう、私！少なすぎるだろう、私！！しっかりしろ、私！！！・・・というわけで先日上げた「読みたい本リスト」の中から最寄りの図書館にあったもの全4冊、借りてきました。舞い落ちる村価格：1,400円（税込、送料別）　おどりば金魚価格：1,575円（税込、送料別）悪魔に食われろ青尾蠅価格：2,100円（税込、送料別）影を踏まれた女新装版価格：600円（税込、送料別）頑張って読みます、、、、、ちなみに今、私が3万円分の図書を買っていいと言われたら迷わずこれを買います。佐藤さとるファンタジー全集（1）価格：2,100円（税込、送料別）全16巻。計33600円也。

  2010.09.29

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  予約待ちリスト　その13

  白骨花図鑑価格：1,470円（税込、送料別）【内容情報】（以下全て「BOOK」データベースより）あの愛しい花々に囲まれて、私は白い骨になる。古都の四季の移ろいの中、人生の儚さ、愛と憎しみ、憧れにも似た死の迎え方を鮮烈なまでに美しく描く、衝撃の小説集。鎌倉の自然と暮らしを綴る名エッセイスト、待望の第二作。舞い落ちる村価格：1,400円（税込、送料別）村と街のあいだの計りきれない距離と時間を繊細極まる文で綴った秀作。第１０４回文學界新人賞受賞作品。受賞第一作「冬待ち」を併録。おどりば金魚価格：1,575円（税込、送料別）器用でも、強くもない。でも、大切に守りたいものもある。日常の悦びと哀しみ、孤独と夢。東京の片隅のアパートをめぐる物語。熊野物語価格：1,785円（税込、送料別）熊野灘の大海原の先は極楽浄土、巡礼の民が目指すご神体の山─隠国（こもりく）の伝説を新しい感性で甦らせた小説集。影を踏まれた女新装版価格：600円（税込、送料別）秋の月が鮮やかに冴え渡る宵、子供たちは往来で歌いはやしながら影を踏んで遊ぶ。糸屋の娘・おせきは、影を踏まれて以来、自分の影を映し出すものすべてを恐れるようになった。外出を怖がる娘を心配した父母は、偉い行者の話を聞きつけ、祈祷を願うが…（表題作）。英米の怪奇小説に造詣が深い綺堂の怪談ものは、時代を超えて、怖い。１５編収録。悪魔に食われろ青尾蠅価格：2,100円（税込、送料別）今日がその日だ?退院日の朝、精神病院のベッドで目覚めたエレンは純粋な喜びを感じていた。これで愛する夫のもとに帰れるのだ。退院後、優れたハープシコード奏者であったエレンは、演奏活動を再開する。しかし、音楽も、夫との生活も、以前とはすべてが微妙に違っていた。不安に怯えるエレンの前に、ひとりの男が現れたときから、封印されていた忌まわしい過去が形をなしはじめ、彼女をめぐる暗い影は、恐怖に満ちたクライマックスへと次第に戦慄の度合いを増してゆく…。人間心理の暗部に深く探索の針をおろし、そのあまりに突き抜けた先見性ゆえに、７０年代に劇的な復権を果たすまで不当に埋もれていた本書は、読み巧者ジュリアン・シモンズが手放しで絶賛し、各種ベスト表にも選出された“幻の傑作”である花火価格：1,470円（税込、送料別）数年間の日本での滞在生活を通して、カーターはその独特な手法で「物語」を誕生させた。現実と非現実の間で、人間の「愛と性」とは何かを定義する。キルリアン価格：1,575円（税込、送料別）…女…言葉…無…光…闇、くるか？くるのか？闇に溺れるか？巨大な土蜘蛛が棲まう鎌倉のあばら家。ミルクコーヒー色の川と雪景色の新潟。情事の記憶が淀む渋谷のホテル街。耳を澄まし、眼を凝らして、彷徨う男の周りに浮かび上がるものは─。

  2010.09.26

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  『おとぎのかけら』千早茜

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）シンデレラ、白雪姫、みにくいアヒルの子…耽美で鮮烈な現代版西洋童話、全７篇。「魚神」で、その湿度の高い、土と水の匂いがたち籠める独特の世界観に魅せられた千早さんの二作目。人間のココロの奥深くに誰もが抱え持つ意地悪さや嘘、裏切りなどの裏の顔が前作よりもよりリアルに描かれています。今作も前作と同じく、全体に漂う湿度の高さと水のイメージを感じますが前作にあったような薄墨の向こうの世界のような透明感はなく、どろりと濁った熱帯の沼地のような空気のねばつきと同時に乾いた砂漠のような荒涼と氷河の如き絶対的な拒絶や冷たさが感じられる不可思議さがより魅惑的に仄暗い世界を輝かせていました。著者は「あとがき」で　「大人になってやっと童話の主人公になれた」と綴っています。幼少期にどうしても馴染めなかった西洋童話の世界。しかしそれよりも　「人類の歴史の方がさらに残酷で理不尽だと知」ったから。そこで、遠い世界のおとぎ話を現代の日本に置き換えて著者流の新しい解釈で書き下ろしたのが本書だということなのですが「安心して読める童話はぬるい」とおっしゃっるかただけあってストーリーは残酷で容赦ないものが多く某読書コミュでみかけた「一気読みすると鬱になる」という感想がなるほど納得のオソロシさ　＾＾;)母親から虐待を受け続けている幼い兄妹の逃避行「迷子のきまり」（ヘンゼルとグレーテル）いじめの標的にされるかもしれない恐怖から同級生を裏切る「鵺の森」（みにくいアヒルの子）恋情も嫉妬も哀れみも、すべての感情を「嗤って」微笑む「カドミウム・レッド」（白雪姫）莫大な資産を相続した妾の子の孤独な人生と恋「金の指輪」（シンデレラ）女を買うことに恐怖感を持つ男が思わぬ所で陥った穴「凍りついた眼」（マッチ売りの少女）同棲中の彼女がいるのに別の女に惹かれた男が失ったもの「白梅虫」（ハーメルンの笛吹き男）不倫の末実家に戻った女が認知症の祖母から教わったもの「アマリリス」（いばら姫）児童虐待や少女買春など目を背けたくなるような話もあるけれどでもそれらはいまこの瞬間にも実際に起こっていることでこの世界は、それこそ童話のような善意や思いやりに充ちたあたたかいものだけではけっしてない、という現実の刃を目の前にまざまざと突きつけられます。しかしそれが嫌悪感に繋がらずむしろこの物語世界の魅力に思えるのは著者の筆力と、愚かなれども愛すべき人間という生き物への暖かな眼差しと、なにものをも真っすぐ見据え芯を射る眼力だと思うのです。いやな出来事や感情、きたない物事や自分、そういったものから目をそらさずに見つめた先にみえる大事なことがざらざらぞわっとした読後感のなかにほんのり光ってみえる気がしました。

  2010.09.25

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  『冠・婚・葬・祭』中島京子

  【内容情報】（「BOOK」データベースより）成人式、結婚、葬式、お盆。日本人なら誰もが経験する儀式だが、思いがけないことが起きるのも、こういうとき。新人記者が成人式の取材に行く「冠」、引退したお見合いおばさんの縁結びの顛末を描く「婚」、社命で参列のお供をしたおばあちゃんの人生がほの見える「葬」、姉妹が両親を失った田舎の家に集まる「祭」。さまざまな人生や人間模様が、鮮やかに描かれる連作小説。新・直木賞作家の代表作、待望の文庫化。佳作。とても読みやすい内容＆文章ですが、若い読者よりも、人生の曲がり角を過ぎた辺りの年代の読者のココロにこそじんわり染み渡りそう。「この方と、この方」が特に印象的でした。かつて何十組もの仲を取り持って来た「お見合いおばさん」のマサ枝。年をとってもう引退を決めていたい彼女の元に偶然持ち込まれた２枚の写真。結婚に前向きで積極的な女・智子と、超消極的なバツイチ男・啓一。最後の仕事とふたりを取り持つマサ枝だが、どうもふたりの歯車が狂い始めて…という話。　問題は決められない理由じゃなくて、「決められない」ってこと、そのものなんです。　結婚「したい」でも「したくない」でもない状態が、ただただエンドレスで続くような状況を生きている現代という時代を啓一の妹が一言で言い表しているのが印象的。それを、最初は呆気にとられて聞いていたマサ枝も、最後の方ではその言葉を思い返し、妙に納得してしまう。お互いにあらぬ方向を見てため息をついては「非現実的なところで、足踏みを続けてい」た智子と啓一。でも、夢と現実は違うのだと、最後の最後には気づく。それを報せる描き方も、間接的でとても良いし啓一の妹の後日談もほんわかとココロがあたたまり思わず笑みがこぼれてしまう。結婚に限らず、この物語に描かれているように現実に『生きていくこと』というのは、多くの人たちが若い時分あれこれ思い描いたようなキラキラしたものとはほど遠くて躓いたり失敗したり、なんでそうなるのと泣きたくなるようなことが多いものだけれどそれでも「そうよ、それでいいのよ。」とそっと背中を押してくれるような、優しく諭してくれるようなやわらかい言の葉がふわりとココロにつもっていく、、、そんなしみじみとあたたかな短編集でした。

  2010.09.23

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• 満月にフリフリ♪

  今宵は中秋の名月ですが満月になるのは、実は明日。そして満月といえば　フリフリ♪今月も満月パワーで臨時収入をgetしましょう♪9月23日（木）　18：17が満月ジャストタイムです。　※　前後各24時間以内にヴォイドタイム（フリフリしない方が良い時間）は　23日 　14：52　 ～ 　 17：47 （ジャストタイム前） フリフリとは？やりかた→　こちら通帳やお財布を楽しくフリフリ♪して皆さんに幸運が訪れますように　　*　　　*　　　*　　　*　　　*藤紫的　星読み　今回の満月は　牡羊座1度。　サビアンシンボルは　　「海からあがったばかりの女性を、アザラシが抱いている」さあ！　いよいよ新たなスタートを切る時期の到来です！！！「ココロの森」でも何度も書いていますが各星座の最初の度数はその星座の特徴をもっとも象徴的にあらわします。そして牡羊座は12星座の中の最初の星座。スタート地点です。12星座をひとつの魂のサイクルと考えると、まさに新しい肉体に魂が宿り、生まれ落ちた瞬間なのです。2年後に訪れるアセンションに向けすべてはここから始まる、といっても過言ではないでしょう。方舟（はこぶね）に乗り遅れないよう、準備万端整えて下さい♪＾＾でも、急に焦って何かを始めようとしてただやみくもに突っ走ってしまうのは　ちょっと待って！生まれ落ちた赤ん坊が一人では何もできないように今から始めようと思っていること（叶えたいと思っていること）も、まだまだ大切に『育んでいく』ときです。それに今の空模様は、まだまだ夏のタイトなTスクエアの名残が。（天王星・木星・月と太陽・土星がおよそ180度、加えて冥王星がおよそ90度）この配置の影響がほぼなくなってくれる初冬頃まではまだまだ物事はスムーズには運ばないのです。それまでは、準備期間。体調を整えたり、下調べや勉強をしたり、必要な資金を貯えたり、やりたいこと・叶えたい夢・なりたい自分に関する地ならしの期間です。スタートの合図のピストルが、ある日突然『パン！』と鳴り響いても焦らずスッと、スムーズなスタートがきれるためのウォーミングアップの時間と考えましょう。「ウォーミングアップ？　そんなめんどくさい、無駄ことしない。　自分はスタートダッシュ一本で行くぜ！」というかたも大勢いらっしゃるような星回りの気がしないでもないですが(笑）準備運動をおろそかにしてはいけません。ダッシュしたとき、思わぬ怪我をするおそれがありますから。しかも今回の場合、ただの怪我ではなく致命傷を負う可能性大です。と。ここで、今まで繰り返し書いて来たこと　━次の段階へ移る時期が近いと言い続けて来たこと━　が重要な意味を持ってきます。今までの自分を振り返り、改善すべきところは改善し、現時点で次の目標がはっきり見えているかどうかで、こんにちの対応はおのずと違ってくるでしょう。既に目指すべき方向が定まっている方々はおめでとうございます＾＾準備運動後はそのまま余裕を持ってスタート地点へお立ち下さい。更にイメージトレーニングやシミュレーションをしておけば夢の実現に一歩も二歩も近づきます。未だに目指す方向が分からないというかたは、ちょっと困りました。。。ゴールとは全く別方向に突っ走ってしまう可能性もあるからです。極端な話、陸上競技に出場するものとばかり思っていたらえっっ！水泳だったの？＠＠なんてことにもなりかねません。そんなことにならないためにも今日から次の新月（10/8）までは内省につとめてみましょう。自分のココロの中を静かに見つめて良い所も悪い所も、丸ごとの自分を「みとめる」のです。そうすれば自然と方向性が見えてくることと思います。もし、どうしても、どちらに向かって歩いていけばいいのかわからない、というときには「心地よい」と思う感覚を道しるべにしてみてください。何故だか分からないけれど、心地よいと思う場所、人、時、色、音楽、言葉、味、香り、などなど。そのなかにきっと、ヒントがあるはずです。十五夜お月さまがそして明日の十六夜の満月が多くの人たちの願いと未来を明るく照らしてくれますように

  2010.09.22

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  『ぼくの宝物絵本』穂村弘

  思い出の詰まった絵本こそ、ぼくの本当の宝物歌人にして、数々のエッセイでも知られる穂村弘が、秘蔵の絵本たちを、思いを込めて語ります。戦前のレトロな絵本から最近の作品までオールカラーでビジュアル豊かに紹介・解説した月刊MOE連載の大人気コラムが一冊の本になりました。【内容情報】（「BOOK」データベースより）国内外の名作絵本、約７０冊をオールカラーで解説・収録。「絵本やきれいな紙モノを見たり買ったり」するのが、「ごちゃごちゃと複雑な苦しみに充ちた現実から逃げ」る方法というほむほむ。紹介されている絵本の多くが挿絵やストーリーのうつくしさ、教育性、示唆性に富むといったものではなく意味や脈略がなかったり、極端にシュールだったり、オノマトペが秀逸だったり、といった「ことば」に焦点を当てたものであるのがいかにも歌人のセレクトといった感。私は、幼少期に本を読み聴かせてくれる人が身近にいなかったせいかとりあげられている絵本の殆どがしらないものばかりだったのだけれど唯一、はっきりと「これはおぼえている！」と思ったものがあった。この絵本と出会ったときの衝撃は今思い返してもぞくっとするほど。ねないこだれだ価格：630円（税込、送料別）　真っ暗闇のなかにきらりとひかるふたつの目。　　「よなかに　あそぶこは　おばけにおなり」　　「おばけの　せかいへ　とんでいけ」　　「おばけになって　とんでいけ」　　　で子供がお化けになって家から飛んでいって終わり、という　ぶっちぎりのエンディング。今の時代なら、きっと「夜更かしはいけない」という「教育的配慮」の範疇外として「『【子供にみせるものとしては問題がある】と親が考える』と編集長が判断する」であろうテキスト。教育的範疇を超えるおそろしさ故の、素晴らしさ。だからこそ、こうしていまも私のココロの奥底にしっかりと思い出が焼き付いている。本書のなかで同じくらいのインパクトがあったのは「かがくのとも」通巻23号掲載という谷川俊太郎氏/作・粟津潔/絵「まるのおうさま」だ。【予約】 かがくのとも復刻版セット価格：34,650円（税込、送料別）サイケデリックな赤の背景に両目の付いた白いお皿が描かれている。おさらの台詞はふきだしになっていて、そこの部分は山吹色だ。　おさらはおもった　ぼくはなんてまるいんだろう　ぼくはせかいいちまるいんだ　ぼくこそまるのおうさまだ　おさらはむねをはったそして、その見開きのすぐとなりのページは、こうだ。　　がちゃん　そのとたん　たなから　ころげおちて・・・・こなごな絵は勿論、こなごなになったお皿である。絵本はさらに続く　　それをみて　しんばるが　おおわらい　きのうはまるいが　きょうはこなごな！　まるのおうさまは　やっぱりおれだ　・・・なんという残酷物語！！！でも子供ってかなり残酷な生き物だからこういう絵本の方が、きっと「みんななかよし」的な物語よりも好きだろうな、と容易に想像できる。いくつか紹介されていた本のなかでも私の感性にびびっとくるのは谷川氏のものがおおくて、やっぱり　谷川氏は天才だ、と改めて思ってみたりも。最近は、ドラマでも小説でも絵本のようなワクワク感のある「ワンダーワールド」よりもなんだか強い刺激を求めるだけの「ワンダー」がもてはやされている。殺人事件の思いもよらないトリックとか奇想天外な設定や発想とか、笑わせよう、泣かせよう、とする設定が最初から見え見えでそれに向かって「これでもか」と事件を振りかけていくとか。そんな仕組まれた『ワンダー』なんかちっとも『ワンダー』じゃない、と思ってしまうのはきっと　私だけではないはずだ。絵本をひらくと　なんだかほっとするのはそんなたくらみとは無縁の世界が華麗に奇抜に、私たちの狭い世界を超えてゆくからかもしれない。

  2010.09.18

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• 新月に願いを

  明日　9/8（水）　19：30　に新月を迎えます。 　新月になった時刻から８時間以内に（8時間以内に間に合わなかった場合、効力は薄れますが48時間以内でもＯＫです）２個以上１０個以内　願い事を「手書き」で書いて 日付をつけて大事にしまっておくと願いが現実に向かいます。 ！！！　必ず自分自身に関するお願いを書いて下さい　！！！このお願いは「なんでも叶う魔法のおまじない」ではなく何度も繰り返して願い事を書くことにより、 新月の力を借りて、自分の深層心理（無意識）に作用させるものです。（無意識は、表層意識よりもずっと大きな影響力があります） したがって 地球環境や他人の言動についてのお願い事、「宝くじ当選」など、100％運頼みの願い事はこの『新月のお願い』では叶いません◆今回の新月直後～2日後までの間のヴォイド・タイム◆ （星の並びがよくなく、トラブルが起きやすい時間帯） 　　　9/9(木) 18:02 ～ 18:04　（※　2分間）今回の満月は最近点を通過（12：58）するのでいつもよりパワーがあります♪今回の新月は乙女座でおこります。 叶いやすいお願いキーワードは・・・ 　　　体の健康、 食生活・運動、仕事・ライフワーク 　眼識、助けてあげること 　秩序、リラックス、 完璧主義 ●関連のある身体の部分・症状： 　大腸・腸、便秘・下痢、消化吸収、　みぞおち 等に関する願い事が　特に有効です。（これらの事柄に関することが比較的叶いやすいというだけで 　これ以外のことをお願いしてはいけない、というわけではありません。 　　叶いやすい分野のお願いを無理に探すよりも　自分が本当に叶えたいお願い事をしてください。　何度も繰り返し願うことにより夢は実現に向かいます） ＊＊　注意　＊＊お願いごとを書くときには 「○○しますように」という書き方よりも「○○しました」「○○になった」というように 過去形で書いたほうが有効です。 みなさんのお願いが、月に届きますように　　*　　　*　　　*　　　*　　　*藤紫的　星読み　今回　乙女座15度で起こる新月のサビアンシンボルは　　　『勇敢な先祖から受け継いだ家宝である、優雅なレースのハンカチ』きっちり丁寧に編み込まれたレエス。いかにも乙女座らしいシンボルです＾＾そしてレース糸は、過去からの縁の象徴でもあります。先祖、家族、親戚、遺伝、伝統など過去から今日の自分へと続くもののなかに、なにかヒントがあるようです。9月に入っても、宇宙の星模様は相変わらずで土星、冥王星、天王星＆木星の強烈なTスクエアが続いています。思いがけない妨害やハプニングに見舞われた時、何をどう頑張ってもにっちもさっちもいかない時、前ばかり見てがむしゃらにもがくのではなく、今回は少し、後ろを振り返ってみましょう。先祖代々受け継いで来たもの、たとえば、うまれた土地や家、自分の性格や体質、元々そなわっているものに現状突破の鍵が見つかりそう。おじいちゃんやおばあちゃんに話をきいてみるのもいいかも。それによって貴方自身が、本当に欲しい宝物や、一番大事にしたいものはいま、夢に描いているものや思い込んでいるものではなく、ほんとうはもう、自分自身が持っているものなのだとふと、気づくようなことが出来事があるかもしれません。しかも、気がついたその宝物は、それこそ「家宝」になりそうですよ＾＾。そしてもし、今日、新しく誰かと知り合ったり、モノを買ったり、新しいことをスタートしたりすることがあったなら、その縁を、どうぞ大事に守り、育てて下さい。守り抜くのはなかなかたいへんかもしれませんが、守り抜けたなら、それもきっと、貴方にとっての「宝」となるでしょう。また昨日から天秤座と乙女座に、惑星が集中しています。乙女座には太陽・月・水星。おまけに水星は逆行中です。新月と度数は重なっていませんが、おなじ乙女座にありますので勘違いや連絡ミス、遅刻、伝言漏れ、ケアレスミスや「ついうっかり」といった事故・ハプニングが起きやすい日。折も折、台風が日本列島を横断中。大事な仕事や約束がある方は、特にお気をつけ下さい。

  2010.09.07

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  『岸辺の旅』湯本香樹実

  失踪中の夫が帰ってきた。ただしその身は海底で朽ちていると。死後の軌跡をたどる２人。心震わせる哀しく深いゴースト・ストーリーとても静かな、愛、というより、哀に満ちたお話。ある夜更け、主人公の女性は急に「しらたま」が食べたくなって台所に立つ。すると隅の暗がりに3年前に疾走した夫がぼうっと姿を現す。彼女にはそれが不思議でもなんでもなく前もってわかっていたかのような感覚に陥る。しらたまは夫の好物だったのだ。そして翌日から、ふたりは夫が姿を消した道を遡りはじめる。「3年かかって歩いて来た」と夫の言う、「その道」を。物語の冒頭と終わりに出てくる「しらたま」が「たましい」の象徴でもあるように感じました。つかもうとするとつるりと逃げてやわらかで、ほんのりあまくて、いつまでも味わっていたいのにすぐのど元をすり抜けていってしまう、、、この、何十億という人々の中で巡り逢った人生の伴侶と呼べる人との生活というのはそれがたとえば50年つづいたとしても10年だったとしても、たった3年でも、ふと　思い返せば　みなおなじく喉元を通り過ぎるしらたまのようなほんの一瞬のあまやかさなのかもしれない。通り過ぎた記憶はたしかにあるのだれどなんだかたったいま感じたそれがゆめまぼろしだったかのような。彼岸から戻って来た夫とのふたり旅が特別大きな事件もなく、ただただ淡々と続いてゆきます。その、一見退屈ともおもえるようなふたり旅は此岸と彼岸の境の川辺をどちらにも渡らず、ただただずうっっと遡っていくかのよう。なぜ、夫はもどってきたのか。あの時、最後になんと言葉をかければ夫は本当に「もどってこられた」のか。いつか、必ず来ると分かっている「わかれ」がすぐ先にあるのに、ふたりはただただ寡黙です。双方の、夫婦だからこその言葉にならない気持ち。それが、静かな筆致と世界とでとてもよくあらわされていました。心の隙間、阿吽の呼吸、夫婦だからこそさらけだせないもの、どうしようもないずれ、、、電車に乗り、バスに揺られ、行く先々で様々な人と関わり合いながら今まで知らなかった相手の一面に触れ、笑い、助け合うたびに、でも、もうどうやってもとりかえしがつかない、すべては「すぎさってしまったこと」なのだ、というどうしようもない空しさとせつなさが胸に迫ってきます。湯沸かし器や、滝や、波音などふたりの滞在する各地で水音が耳に残るのも印象的。その水音は、時に激しく、時に優しく、人生の川のようでもあるし、体内を荒々しく巡る赤い液体のようでもあります。相手の、今まで知らなかった一面を滞在先の人たちが当たり前のように知っていて受け入れるさまはなんだか前世の記憶を遡る旅のようにも思えたりも。ひとはみな、「わかれ」へ向かって、日々一歩ずつ進んでいくというのは皆が知っていることだけれどでも、自分が生きていると（あるいは生きている人と一緒にいると）そのことはなかなか実感できなくて逆に、死者とともにいるとその事実がぐっ、ぐっとそれこそ一歩ずつ胸に迫って来る。それはとてもかなしいけれどとてもたいせつなことでその過程を経なければ生と死は、いつまでも断絶したままなのだ。｢死者は断絶している。生者が断絶しているように」と、主人公の亡父や夫が言うように生者と生者、あるいは死者と死者というのは同類ゆえに隔てられていて死者と生者というのは異類ゆえに近しく、溶け合い、ゆるし合えるものなのかもしれない。ゆるしたからといって決して荷物は軽くはならずふたりぶんの荷物を持って主人公は現実に還ってゆく。それでも、その荷の重さは「ふたりで生きた証」として彼女の記憶に残るのだろう。手や肩に食い込む程に重くともあたたかい思い出とともに。

  2010.09.06

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