マレェシアの旅~その1~
昨日は久々にマレェの友達が経営するカフェへ行ってきますたよ。「今度いつ帰ってくるんで~」誰も本帰国だとは信じてくれんので説明に一苦労だす…。んなもんで土曜にパーチィ開くようなので(乙女が勝手に提案したのだが)行ってきますわ。さて2月4日にヴェトナムのHanoiからやってきたキヨミとマレェシアへバスで行くことに最寄のBraddell駅へ向かって歩いていると見知らぬ番号からの電話が。「日本人がおぬしと話したがってるからちょっくら代わるわ」どうやらインド人女性らしき人物に、キヨミが携帯電話を使わせてくれとお願いしたよう。「今バス停やねんな~、せやからゆっくり来てや~」んな訳でToa Payohのバスターミナルで待つことに。11時ごろに彼女が来たのでMRT(地下鉄)に乗りKranji駅へ。そしてバスでとりあえずJB(Johor Bahru)へ。イミグレーションを通ってCity Squareの近くでマレェガイに声をかけることに。「Larkin bus terminal行きはどのバスやぁ」このバス停、マレェガイしかおらんので乙女はやたら積極的なんせ自分の友達はほとんどがマレェガイやからのう…。「俺もそこ行くから待ってるねん」乙女は持ってきたJohor州の地図を広げ、Kota Tinggiへ向かうことに。運転手のおっちゃん「Kota Tinggi, Kota Tinggi, Kota Tinggi~~~~!!」その言い方がおもろかったので、笑いながら乗り込みますたよ。直行便あったのであとは1時間ほどホゲーとしてれば着くのれすね。シンガポール人もおるやろうと車内を見たら、どうみてもマレェシアの住人やった。みんな外国人が珍しいのかギロリンとナデシコ2人組を見ておりますたよ。そこで突然急ブレーキが通路を挟んだ隣のネパール人(おそらく出稼ぎ)の2人組、手すりがないのでドリフのギャグ並みに前方へつんのめっておったで吹いてしもうたよ。乙女も手すりがなかったので前方へよろめき、ネパール人たちと目が合いニヤリ旅はやっぱりこうでないとネ。後ろの席にマレェガイ2人組(20代後半ー30代)がおったのでちょっと声をかけることに。乙女「このバスはこの地図だとどこらへんに行くんかのう」2人組、必死に探しているがなんせJohor州はシンガポォルなんかと比べるとデカいし、みんな地図なんか見る習慣がないから考え込んでいる。いや、表の地図には載ってなくて裏の拡大版に載ってたのが後で発見したのだが。そして現地へ到着れすよ~Plaza Kota Tinggiをうろつき童子して、近くの洋服屋を見ているとジャピャンの古着がわんさかあるではあ~りませんかっ帽子売り場ではマラソン大会やイヴェント関係のものが売られている。キヨミ「これえぇわあぁぁ~」とネズミーランドの黒い帽子がお気に入りなので、誕生日プレゼントとしてあげることに(5RM)お店の人たちもナデシコジャピャンということで軽くおしゃべり。ジャピャンの古着はマレェシアまで旅してるんですな。お腹が空いたのでRestoranへ。インドでもシンガポォルでもマレェシアでも、結局いつも同じもん食べてしまうのはなぜにんでもって別のカフェでジュウスを飲むことに。キャロットジュウスを飲んでおるとやっぱり周囲の視線を感じる…チャイはみんなお出かけなのでここはマレェ一色なのね。おションがしたいのでトイレを借りると、ナデシコジャピャンであることに驚いて、従業員家族と一緒にお写真撮影会をすることに(乙女が情けない顔をしているので割愛させていただきますわ)「さぁ~て次はどこへ行く?」テケトーに運転手のおっちゃんたちに訊きまくって、Mawaiがここから近いので行くことに実はボゥイ2人に「これMawai行き?」と質問すると「Yeeees,yeeeess!」いろいろ質問したのだが答えは全て「Yeeeessss!!」ボゥイ「うーん、英語分からんねん。俺らインドネシア人やねんっ」おもろそうなボゥイ2人とバスに乗り込み、出発を待っているとほっかむりのおばちゃんがナデシコの元へ。そう、さっきのカフェのおばちゃんが紙を渡しにきたのだ。「もしまたここへ来るときには連絡ちょうらいな」と電話番号と名前が書いてあった。おばちゃんは英語はわからんので多分書いたのは息子だと思うけど、なぜに乙女達のバスがわかったのかすらきよみ「ジャピャニィズはどこへ行った?って訊いてまわったんちゃう?」もすかすたらバス1台ずつ入って確認していったのかすら。旅は人との出会い…日帰り旅行のつもりがナデシコジャピャンの運命を変えることも知らずにバスはMawaiへ…。キヨミ「実はもえさんがおションしてるときにな、マレェボゥイ(店員の)が『君みたいな可愛い日本人見たことない』って言って写真一緒に撮ったねん」おーい、彼はナデシコジャピャンと会う機会が無いんやでぇ。それに乙女はそのボゥイと会ってないんやでー、乙女と会ってから言いやあぁ~と冗談をかましておきますたよその後そのボゥイと再会するとは思いもせなんだ…。座席が狭いのでキヨミと別の列へお座り。彼女はぐっすり眠っているので乙女はお写真撮影会結構良いバスに見えたけどそうでもないんやでぇ。途中で例のボゥイ2人組が降りる。ココ何にもないですけど…彼らは一体どこへ何しに行くんそれにしても思ったより乗車時間が長いしナニもない。隣のほっかむりマレェガァルに地図を見せながら訊いてみた。乙女「Mawaiに行くつもりなんやけど、今は地図のどのへんかすら」ほっかむりガァル「えっMawaiはとっくに過ぎて今この辺やでぇ~~」マレェガァルは憐れな旅行者を見つめていた。Tanjung Sediliの辺りを指さしていた…ここは海沿い?そして現地へ到着。乙女「ほんまはMawaiで降りるつもりやったんやけどなー」と運転手のおっちゃんに苦笑い。時はすでに夕方。見事なKampong(村)でマレェ一色。今日はシンガポォルへ帰れそうもない…。