嘯きｂｒｅｎｄｅｌ

竜馬と聞いたら
まずは竜馬が行く
そして桂浜

だけんど
私の場合は
竜馬→竜馬が行く→桂浜→大目玉

小学校の修学旅行で桂浜を訪れた
その際の思い出したくもない思い出である

桂浜の浜は有名な五色石の浜だ
白茶黒緑灰の石で浜が出来ている
昼食後、友達と浜できれいな石を探している内
少しずつ場所がずれて行き
更に石探しに夢中になり（何事にも熱中するタイプだから）
集合時間を少しだけ忘れていた

ハッと気がつき友人と元いた場所に戻ると
待っていたのは
大勢の生徒たちではなく
担任の女教師の大目玉とヒステリーであった

この世に生まれてきて
後のも先にも
此れほど迄に怒られた験しがなかったので
最初何事が起きたのか分からなくて
面食らってしまった

トドノツマリ女教師は
海岸で二人の女子児童が集合時間になっても現れず
付近に姿も見当たらないので
パニクッテ
私たちの姿を認めた時は
ホッとしたと同時に怒りがこみ上げてきたのであろう

だが当事者の私にしてみれば
少し時間に遅れただけでそれほどの大騒ぎなるとは・・・
であった

今思えば海岸なので事故の可能性が大きく
先生の慌てふためき様は理解できる現在であるが
普段から物静かで真面目な私が
怒鳴られている現実をなかなか受け止められなかった


その後先生は自分のヒステリー状態を恥じたかの様に
冷静さを取り戻し
私たちの遅れを他意は無い物と理解してくれ
事態は収まった

その頃の小学生は腕時計や携帯等も持っておらず
時刻に集合といわれても・・・
（未だ反省の色が見えてない？）

ま、そんなこんなで
竜馬といえば桂浜
桂浜といえば、先生の大目玉という食物連鎖ならぬ意識連鎖なのでである

今の私がその女教師の立場なら
集合時間に遅れたことに怒りはしただろうが
あそこまで取り乱しヒステリーにはならないような気もする
ま、心配をかけた渡したいが悪いには悪いんじゃけんど
きっと竜馬さんの銅像もも笑って見ていたことであろう・・・

ところで演じるＦ氏、ヅララシイデスヨネ
（また、ヅラネタ？）