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テーマ:ニュース(99472)
カテゴリ:SDG's
パラオの無人島のビーチと住犬(写ルンです。2000年)
毎年8百万トン以上のプラスチックゴミが 海に流入し、既存の1.5億トンとともに 細かく砕けて溶け、過去ブログの通りに 食物連鎖で生体濃縮されて動物たちの絶滅や 新たな現代病が生み出されようとしています。 パラオの近くバリ島の高校生姉妹の有名TEDxスピーチです。 私たちの子供や孫たちが、卒業旅行や新婚旅行、 家族旅行で感動して癒される美しい景色を残すために 私たちの時代が深刻化させてしまった プラスチックゴミやポイ捨てによる海洋汚染を ジブンゴトとしてなりふり構わず取り組むしか 残されている道はありません。 気ままに投げたごみくずが かたい石の礫にかわる 痛みがあるなら まだ間に合う なりふりかまわず抱きしめて 本日はB'z「なりふりかまわず抱きしめて(youtube)」 (朝日新聞サッカー応援CMソングでOCEANの2nd beat)を引用して SDG'sの目標17「パートナーシップ」で私たちが 日々できること、仕事で生かすべき視点などを纏めます。 ターゲットは 17.1 税金・その他の歳入を徴収する国内の能力を向上させるため、 発展途上国への国際支援などを通じて、国内の資金調達を強化する。 17.2 発展途上国に対する政府開発援助(ODA)をGNI比0.7%、後発発展途上国に対するODAを GNI比0.15~0.20%にするという目標を達成するとした多くの先進国による公約を含め、 先進国はODAに関する公約を完全に実施する。ODA供与国は、少なくともGNI比0.20%の ODAを後発発展途上国に供与するという目標の設定を検討するよう奨励される。 17.3 発展途上国のための追加的な資金を複数の財源から調達する。 17.4 必要に応じて、負債による資金調達、債務救済、債務再編などの促進を目的とした 協調的な政策を通じ、発展途上国の長期的な債務の持続可能性の実現を支援し、 債務リスクを軽減するために重債務貧困国(HIPC)の対外債務に対処する。 17.5 後発発展途上国のための投資促進枠組みを導入・実施する。 17.6 科学技術イノベーション(STI)に関する南北協力や南南協力、地域的・国際的な三角協力、 および科学技術イノベーションへのアクセスを強化する。国連レベルをはじめとする 既存のメカニズム間の調整を改善することや、全世界的な技術促進メカニズムなどを通じて 相互に合意した条件で知識の共有を進める。 17.7 譲許的・特恵的条件を含め、相互に合意した有利な条件のもとで、発展途上国に対し、 環境に配慮した技術の開発、移転、普及、拡散を促進する。 17.8 2017年までに、後発発展途上国のための技術バンクや科学技術イノベーション能力構築 メカニズムの本格的な運用を開始し、実現技術、特に情報通信技術の活用を強化する。 17.9 SDGsをすべて実施するための国家計画を支援するために、南北協力、南南協力、三角協力などを 通じて、発展途上国における効果的で対象を絞った能力構築の実施に対する国際的な支援を強化する。 17.10 ドーハ・ラウンド(ドーハ開発アジェンダ=DDA)の交渉結果などを通じ、世界貿易機関WTOのもと 普遍的でルールにもとづいたオープンで差別的でない公平な多角的貿易体制を推進する。 17.11 2020年までに世界の輸出に占める後発発展途上国のシェアを倍にすることを特に視野に入れて 発展途上国の輸出を大幅に増やす。 17.12 WTOの決定に矛盾しない形で、後発発展途上国からの輸入に対する特恵的な原産地規則が 透明・簡略的で、市場アクセスの円滑化に寄与するものであると保障することなどにより すべての後発発展途上国に対し、永続的な無税・無枠の市場アクセスをタイムリーに導入する。 17.13 政策協調や首尾一貫した政策などを通じて、世界的なマクロ経済の安定性を高める。 17.14 持続可能な開発のための政策の一貫性を強める。 17.15 貧困解消と持続可能な開発のための政策を確立・実施するために、 各国が政策を決定する余地と各国のリーダーシップを尊重する。 17.16 すべての国々、特に発展途上国においてSDGsの達成を支援するために、知識、専門的知見、 技術、資金源を動員・共有するマルチステークホルダー・パートナーシップによって補完される 「持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップ」を強化する 。 17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略にもとづき、効果的な公的、官民、 市民社会のパートナーシップを奨励し、推進する。 17.18 2020年までに、所得、ジェンダー、年齢、人種、民族、在留資格、障害、地理的位置、 各国事情に関連するその他の特性によって細分類された、質が高くタイムリーで信頼性のある データを大幅に入手しやすくするために、後発発展途上国や小島嶼発展途上国を含む 発展途上国に対する能力構築の支援を強化する。 17.19 2030年までに、持続可能な開発の進捗状況を測る、GDPを補完する尺度の開発に向けた 既存の取り組みをさらに強化し、発展途上国における統計に関する能力構築を支援する。 17.16や17に関してThe Plastic Bankという会社のCEO David KatzさんのTEDxスピーチが活動のお手本といえます。 ポイント1: 最貧困層向けチェーン店で プラスチックごみと引換えに店内商品を購入可能にした。 人々は生活必需品を手に入れ、学校に行く事が可能になる。 プラゴミはMarks&SpencerやHenkelなどが シャンプー包装などの原料として再使用して マネタイズできている。 ポイント2:ソーシャルプラスチックはMoney(通貨)。 貧困と環境の対策を両立するサーキュラーエコノミー (循環型経済)を実現する。地球上に8兆トンある プラスチックは1キロ50円換算で4兆ドルの潜在価値。 「たった50円」も途上国においては「大きな価値」。 日本では、最近コンビニやファストフード店での フォーク・スプーン類をオプション提供とする動きが 出てきました。これはレジ定員の手間を減らす訳でも 数円の利益を店に与える目的でもありません。 ビニール袋(プラスチックバッグ)有料化と同様に 何気なく消費・ポイ捨てする人々の意識や行動を変え 全体の使用量を減らさねばならないのです。 テレビのインタビュー映像では「不便」と言う 街の人々の声が流されますが、果たして 十分に「深刻な環境問題、本取組みの意義」の 説明を受けた上でのインタビューでしょうか。 人々の誤解(不満)を煽る、切り取られたやり取りに 思えます。メディアには、学校でSDG'sを 教わる事のない大人や高齢者が協力できるように 適切に前向きに理解を促す事が求められています。 バリ島の高校生姉妹Melati と Isabel Wijsenさん たちの活動は州知事も動かしました。我々自身も せめて日々の行動なら変えられるはずです。 このままでは近い未来に起きる悲劇の連鎖 をできる限り先に延ばし、その間にリサイクル技術、 マネタイズ(ビジネス化)方法などを生み出す ESG経営の民間企業と地域がパートナーシップを強め 環境汚染を回復させて子供達・動物達が悲劇を 回避できるように導かねばなりません。 私たちが拾った分、分別廃棄した分、無駄遣い しなかった分だけ、観光業や貧困で苦しむ世界各地 (パートナー)や未来の親戚が救われる行動になります。 自己効力感まで貯まって「1石3鳥のモデル」です。 コロナ禍で生活や仕事に追われ、 日々の勢いに 翻弄されて 注意力は散漫になり 見て見ぬふりしたくなる気持ちは分かりますが 気づいたなら まだ間に合う 無理・無駄だとは思わずに、一緒にコツコツ行動していきませんか? ★(Stayhomeのお供に) <告知・宣伝> コロナ対策でマスクのゴミが増えています。せめてマスク先進国の日本は 世界にお手本となる行動を促すポイ捨て罰則や 拾う人へのインセンティブなどルール作りを! 変異株の第一波 ~社会的認知理論で報道・AI・DXを考察~ 日本の医療・介護現場を支えるべく、皆様のビジネスアイディアを広げたり 現場課題を踏まえて深堀したり、科学反応のきっかけを作るサービスを↓で出品中。 ビジネス事業構想・企画推進のコツ教えます 成長市場で成功確率を高める着眼点・ノウハウ、詰め込みます https://coconala.com/services/1521497 もしも、まだアカウントお持ちでない方は、招待コード 12vsev を使うか ↓から新規登録すると割引クーポンも貰えるようです。よろしければご活用ください。 https://coconala.com/invite/12vsev お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.04.10 07:03:09
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