行く先々で神社が飾られて祭りの様子が見られます。
住んでるところでも夜と昼間の2日間で氏子が集まって行います。
実は今年は娘が巫女として参加する事になりまして、
保育園で遊戯で参加したのはちょっと前のように感じますが、
成長の早さには驚くばかりの父親です。
日経新聞の最終面・通常の新聞はTV番組欄なのですが、
当たり前のGコードも載せていない時代錯誤な番組欄は中ほどでして、
日経新聞の最終面は文化面として日替わりで著名な方から、
市井の全く一般人のような方々のエッセイが載っている楽しい紙面です。
そのエッセイと同じように楽しみなのが連載小説でして、
安土桃山時代の絵師、長谷川等伯を巡る話でして、
圧倒的な名声と権威を誇る狩野派との戦乱と動乱の中でのしのぎあいです。
今回、狩野派の絵師と襖絵で競う事になり、
扇の絵を描く仕事をしている等伯を見下したような振る舞いをし、
等伯がケンカを売ったような形での競作になりました。
勝負が着くのは今月末ごろだと思われますが、
等伯がダ・ヴィンチの絵を見ていて遠近法にすっかり見せられてしまい、
何とか自分の画風に取り入れようと必死でして、
コンペに勝つにはそれしかないような流れになっています。
はたしてどうなるのか分りませんが、
信長に追われ本能寺の変を経て追われる身から脱して、
ダ・ヴィンチの絵で激しくインスパイアされて苦悩している所でして、
日々の糧として扇に絵を描くにしても、肉筆であるゆえ数が限られ、
人気が出るにしたがって忙しくなり創作活動が後退します。
いつの時代もどんな事でも競争になると俄然面白くなります。
絵の良し悪しは点数や時間を競うものではありませんが、
一目瞭然の勝負になるか・・コンペディションの様子を楽しみにしましょう。