暖かくなったり寒くなったり
先週はまるで春のような暖かさになったと思いきや、また寒風吹きすさぶ冬日に逆戻りだったりで、なかなか体に堪える日が続きます。暖かい日は勤務先での昼休みに近くを散歩。利根川が近く、川を見て歩くのが好きです。写真は利根川と榛名山。少し東にいくと、桃ノ木川の源流付近を歩くことができます。ここがまた良い雰囲気。こんな感じで40分ほどかけて3,4キロを歩いています。金曜日は帰りがけにTommyの店、エチカに立ち寄りました。焼き鳥のテイクアウトを始めたんです。とても美味しそうだったから、夕飯のおかずに10本を買って帰りました。いやこれは本当に美味しかったですよ。家族3人であっという間にぺろーり平らげてしまった。土曜日は冷たい強風が吹き荒れてましたが、今日はいくらかマシかと思い、自転車でサイクリングに出かけました。渋川の大正橋の付け根から利根川サイクリングロードに入り、ひたすら利根川沿いを下流に下ります。15キロほど走って前橋市内へ。群馬大橋を渡って県庁裏を通り、前橋公演で一休み。ここまでは順調でした。空っ風に背中を押され、スイスイと前橋まで45分で到着。しかし帰りは向かい風ですからね、これが想像以上に厳しいものでした。グリーンドームの横を北上し、大渡橋を渡ります。川の真ん中で写真撮影。結局帰りは1時間くらいかかりました。疲れましたよホント。家ではレコードを聴きながら体を休めました。やはりライブ盤です。JEFF BECK / WITH THE JAN HAMMER GROUP LIVE (1977)邦題「ライブ・ワイヤー」。一部Voも入りますがほとんどインスト。ジェフ・ベックも凄いですが、ヤン・ハマーも凄い。ほとばしる熱気とグルーヴ。グイグイきます。フュージョン云々というよりも私の印象はこれはロック!手に入れたころはよく分からなかったけど、今になってこのアルバムの凄さがわかった気がします。これは素晴らしい!その他先週から聴いたのはですね、MICHAEL SCHENKER GROUP / THE MICHAEL SHENKER STORY LIVE (1997)マイケル・シェンカーのデビュー25周年記念レコーディングということで、東京で行われたライブの模様を収録した2枚組CDです。発売元がMICHAEL SCHENKER RECORDSということで、自主レーベルでしょうか?はっきりいってジャケットやインナーデザインの印刷品質が粗悪。そして見てのとおりデザインが酷いと思うなあ。でも内容はなかなか上質に仕上げられており、とても聴きやすいです。スコーピオンズからUFO、MSGとシェンカーのキャリアを総括、名曲のオンパレードですね。あらためて聴くと良質なハードロックを沢山生み出しているのですね。もちろんギタープレイは最高。これだけの内容に仕上がってる要因は、それもそのはず、プロデューサーが数々の名作を世に送り出しているロン・ネヴィソンなのです。良い仕事をしています。しかし、プロデュース料に金を遣いすぎたのか?もっとジャケットデザインにも予算を費やすべきだったんじゃないでしょうか。THEE MICHELLE GUN ELEPHANT / LIVE IN TOKYO…CASANOVA SAID "LIVE OR DIE" (2000)2000年7月26日、赤坂ブリッツでのライブ音源。当時ノリに乗っていたミッシェルのツアー最終日です。音質としては、あえて狙ったのかライン録音ではなく、たぶん会場の集音マイクで拾ったような音。怒涛のように最初から最後までノンストップ、当時ではおそらく最強のライブバンドといえるでしょう。そしてこの勢いを保ったまま、直後のフジロック、グリーンステージのヘッドライナーを飾ることになります。そういう意味でも貴重な瞬間を熱気そのままにディスクに封じ込めた名作といえます。もう一枚ミッシェルを。THEE MICHELLE GUN ELERHANT / LAST HEAVEN'S BOOTLEG (2003)バンド解散前夜、最後のツアーとなったLAST HEAVEN TOURからベストテイクを収録した2枚組。ミッシェルも末期になってチバがキーボードを弾いたり、レゲエ調のリズムを採り入れてみたりと迷走が見られ、「これはもしかしたら」と何となく予感はしていました。こんどのアルバムはしっかりラインで各パートの音がとられてしっかりミックスされており、音質的にもバッチリ聴きやすいです。やっぱりラストシングルとなった「エレクトリック・サーカス」は物悲しい雰囲気が最後に相応しいし名曲ですね。”俺たちに明日が無いってこと、初めからそんなのわかってたよ”…泣かせます。