自殺予防週間の準備を続けております
週の半ばである水曜日の午前、ある行政機関の要請で自殺予防普及啓発について、示された案を基に話がなされました。具体的なことは申し上げられませんが、晩秋にある場所で会が開かれて、私はこの大きな社会問題に取り組む民間活動の代表として、また当事者として話をさせていただくことになりました。これも思ってもみなかった絶好の機会であり、他人事(ひとごと)であると受け止めがちな一般住民等に向けて、当事者自身の体験談から学んで欲しいと強い気持ちがあります。その後、今週の土曜日に札幌で開かれる「第2回自殺予防フォーラム」のために、これまで当民間活動主催の「ぶどうの木学び会」で出席者お一人おひとりに配布してきたテキストをファイルから取り出して印刷、ホチキス止めをいたしました。明日は製版テープを貼りたいと思っております。私は約5年間闘病生活を続けておりますが、「痛み」を知らない者には相手の気持ちがわからないと思っております。精神保健ボランティア養成講座に受講する方は、「現代のペスト」と呼ばれる<こころの病>を患っている方々が日常の生活に疲れ果て、一人で悩み苦しみ、誰にも打ち明けられない思いがあることを学んでいただきたいものであります。