昨日の午後は車椅子を利用いたしました
先週はうつ状態が続いたまま、土曜日、札幌で開かれた『第2回自殺予防フォーラム』に参加したことは昨日の日記に書き記しました。実は昨日もうつ状態と厳しい暑さで体力が消耗しており、私は札幌駅南口のステラプレイスで車椅子を借りることにいたしました。歩行に全く自信がなかったため、少しでも楽な方法を取りたかったからであります。車椅子を借りる前には大きな旅行カバンや肩掛けカバンをロッカーに預け、必要最小限な貴重品のみを持参して車椅子を借りました。介護福祉士ではありながらも、一人で動かせるか否かはやってみないとわからない状態でありました。しかしながら健常者の方々がドアを開けてくださったり、書店では高い棚から取り出すことのできない書物をお願いしてとっていただきました。今回、車椅子を利用していて普段何も感じなかったことは、車の出入り口付近の段差の上り下りが大変であったこと。急な傾斜のスロープの登り下がりも大変であったこと。横断歩道に時間がかかること。そして一番伝えたいことは、障がい者に対して助けの手を差し伸べた方々はいたものの、他人事(ひとごと)だと思われている健常者がいらっしゃることであります。