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ロッ太

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March 10, 2005
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は残業もしましたがちょっと早めの切り上げでちょっぴりうれしい気持ちで電車に乗りました。

都内の端っこに会社の最寄の駅があるので電車は車両を選べば座れるのです。

端の座先をゲットして今度旅をする予定の国(まだナイショ♪)に思いを馳せて「地球の○き方」を読んでた。

2・3駅過ぎたところでドアが閉まる寸前でもないのに突然駆け込んできてLottaの目の前のつり革をひったくるかのようにしてつかみかかってきたおじさんがいた。

本当に失礼な話であるがあまりの唐突さと、おじさんの形相に驚いてしまった。
下から見上げていたからなおさら怖く見えた。

花粉症なのだろう。マスクをしていた。

あまりにも怖いというか気味の悪いオーラを放っていたので目の前に座っててドキドキした。

それに体臭のような変なニオイもしてくる。

たまらなくなってオカメねーちゃんにメールをしたくらいだ(爆)

おじさんはつり革に両手でつかまり、そこに顔をうずめ上半身が前後左右に激しく揺れている。

このままこっちに倒れてきたらどうしようかとそればっかり不安だった。

でもおじさんをよく見たらアレルギーが酷い人か、尋常性乾癬なのか顔の皮膚がまっ黒でボコボコだった。

それが光の加減で怖く見えたのだとわかった時は失礼なことを思ったもんだとLottaは恥じたのよね。

ええ。Lottaも見た目にはまったくわからないけどアレルギーもちなのでその辛さはよくわかるのよ。

で、そのおじさんをさらに観察していると(なお失礼な奴)

おでこに玉のような汗を噴出し、さらには頭皮まで汗で光っている。

申し訳ないが、顔色は判別不可能だったので判断には非常に困ったがつり革につかまったまま顔をうずめた状態をみても

これはもしや具合が悪いのか?とも思えた。

なので「具合悪いんでしたらどうぞ」と席を譲った。

が、おじさんはLottaと目もあわせず「いやっ・・」と一言放って、片手でLottaを制して座ろうとしない。

でも、こちらも出したものは引けず「そうですか?」などと座るのもきまり悪いのでドアの方まで移動した。

でもいっこうにおじさんは座る気配を見せず相変わらず具合が悪そうなまま立っている。

周りの立ってた人もそこには座らず空いたままで次の駅に着いて何も知らない乗り込んできた人が座ってしまった。

気になったLottaはおじさんを観察してたら・・・・

立ったままイラストロジックを始めた。

ぐ・・・・具合は悪くないのか?!

まぁ、それはそれでいいのだけどなんか納得いかねぇ・・・・

おまけにLottaの元の席の隣があくとおじさんはそそくさとそこに腰掛けイラストロジックにさらにのめりこんでいる。

揺れる車内をものともせず一心不乱に塗りつぶしている。

恩着せがましい言い方かもしれないけど、すっごく損をしたキブンになった。

席を譲ったときLottaの目的地はまだまだでゆうに30分近くはまだまだ乗り続けなければならない状態だった。

残業で疲れていたけど、具合の悪そうな人を目の前にして健康な自分が座っていると言うのも良心が許さない。

それだったら、おじさんは「いやっ・・・」とさも具合が悪くて口もきけないかのような断り方をしないできちんと「大丈夫ですから」と言うか、

そのまま「シメシメ」と具合の悪い振りをして座っとけ。と思う。

座るのか座らないのかわからないまま放置された座席にも失礼だ(笑)

おじさんに座る気がないならLottaが座りなおして睡眠不足を補いたい。

電車で席を譲るとか譲らないとか譲ってもらえないだとか、譲る勇気がとか色々話題にはなるけど、

ハナから譲る気がない人はもう別として、「譲りたいけど声をかける勇気がない」という人においては

こんな風に断られたりしたらイヤだし。というのもあるのが現状だと思う。

お年寄りでも譲られたら「年寄り扱いするな」という人もいるというではないか。

おせっかい・そっちが勝手にしただけだ。と言われてしまえばそれまでかもしれないけど、

やっぱり人の好意は素直に受けて欲しい。と思う。

断るにしても「次で降りますから」とか「本当に大丈夫ですから」とかうまく言ってくれたらうれしいのに。と思う。

Lottaはかなり丈夫な体質なので電車の中で気分が悪くなったなんてことはほとんどなく、かろうじて朝っぱらから調子に乗ってアイスクリームを食べてお腹を下したとか(笑)

飲み過ぎてフラフラするとかそんなもんである。(幸い妊婦に間違えられたこともまだない)

だから譲ってもらった経験はないけどもしそういう場面にでくわしたら素直に感謝して座らせてもらおうと思う。たとえ妊婦じゃないのに妊婦だと思われて譲ってもらったとしても。

こっちが勝手に早とちりしてしたことであるが、そのおじさんのそっけなさにはがっかりで、

今度から具合の悪そうな人がいても見てみぬ振りしてやろうか!と真剣に思ってしまった。

次に出会う具合の悪そうな人・具合の悪い人にはまったく罪がないとはわかっているがこれくらい心がささくれてしまう。

毎日毎日残業で週末にはクタクタなのになんだかさらに疲れた一日だった。

似たようなことも前にあった。

電車から降りた駅で一人の男子高校生が階段から転落したらしい。

その瞬間をLottaは見てなかったが、人だかりができ、誰かがささやいているのを聞いたところによると

誰かに押されて落ちたらしい。

立ち上がることができなかった男の子を人だかりのスキマから見たらちょっと意識が朦朧としているかのようでこれはナースLottaの登場か!

ということで、人をかきわけ男の子に近づいて様子を聞いた。

足が痛くて立てないという。それで「頭は打ってない?」と聞いたLottaに対して

「それとナンの関係があるんですか?」 と返ってきた。

頭の打ち所が悪かったら命に関わるだろうがぁ~!こんのボケッ!

頭を打って口の利き方も忘れたんか?

思わず「こんのクソガキィ~」とはったおそうかと思った。

でも言いたくはなかったけど、信用を得るためにも

「私はナースだから」と言うしかなかった。これってあんまり言いたくないんだよな。

幸い足の怪我だけで済んだようだし、同年代の親切な男の子が救急車を呼ぶほどではないのだったらうちの車に乗っていけば送ってきますよ。

と申し出てくれたのであとは彼に任せてLottaはその場を去った。

人だかりができてしまって、恥ずかしかったのもわかるけど、

頭を打ったかどうかの質問にあんな答えが返ってきたのはナースをしてて、

認知症(痴呆)のお年寄りでさえももらったことがない。

ホントにかわいくないクソガキだった(笑)

というわけで、これからは少しおせっかいを控えようと思う(笑)

今日、本当に身にしみた。

感謝がほしいわけじゃない。

ただ誰かが喜んでくれればうれしい。助けになれればうれしい。

そう思うことが今の世の中にはあまり通じないのかもしれないな。と思った。


さみしいですねぇ。

こういう時日本があまり好きではないな。といつも思う。

さて!明日は金曜日!

明日こそ電車で変な人に絡まれませんように・・・・



















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Last updated  March 11, 2005 12:03:28 AM
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