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どどんぱ41@ Re:彼女を口説く歌(03/15) あけましておめでとうございます。 もう既…
どどんぱ41@ Re:彼女を口説く歌(03/15) マドンナを落としたというこれがbunbunさ…
bunbun2009@ Re[1]:もってこいの日(03/13) 元お蝶夫人さん >bunbun2009さん >こん…

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2009.03.25
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カテゴリ:きょうの雑感
先週の金曜の日記をアップし忘れていました・・・

★14年前

   春の彼岸、地元の遊び仲間からの電話に起こされた。電話を終え
   て、カーテンを開くと暗雲低迷、今にも雨が降りそうな空模様だ。

   いつものように、テレビのスイッチをいれると(俺ってつくづく
   にテレビが好きな人種のようだ)、地下鉄サリン事件が回顧され
   ていた。

   14年前の今日が、あの事件が起こった日らしい。そうか、あれか
   ら14年が過ぎたのだ。

 ★★バンコクで知った地下鉄サリン事件

   私が地下鉄サリン事件をリアルタイムで知ったのは、バンコック
   のホテル。長期出張中のことだった。仕事を終えホテルに帰って
   テレビをつけたら、ちょうどニュースの時間帯で、地下鉄車内で
   たいへんな事態が起こっている という情況が、何がなんだか瞬
   時には理解できない映像とともに報道されていた。
   ほとんど覚えていないが、Sarin attack とか Severe affection
   とか Terrorism などの 用語が今でも耳に残っている。

 ★★世界を股にかける技術屋たち

   翌日は、一日中、仕事にならなかった。机を並べる3人のイギリ
   ス人と9時から5時まで、地下鉄事件の話で井戸端会議のネタが
   涸れなかったのを覚えている。

   テロなどまるで対岸の火事でしかない田舎者の私とちがって、3
   人のイギリス人はまさに世界をまたにかける技術屋。
   「常に徹底した自己リスク管理を行っている」という彼等の話に
   は驚かされ、また、頭痛を覚えたりしたものだ。
   
   普段の仕事中の言動からははかり知れない、フランスの外人部隊
   の兵士のような、己に非常に厳しい側面を見せつけられた感じ
   だった。

   ちなみに、仕事を放り出して、終日、井戸端会議に時間を投じた
   のは、後にも先にも、この日だけである、念のため。
      サリン.jpg
          地下鉄サリン事件の報道写真(銀座駅?)

 ★★ちょっとすごい偶然

   ところで、この3人のうちのひとり、T・Eと私の間に、「世にこ
   んな偶然があるのか」・・・というできごとがあった。

   結論を言えば、T・Eは、私の当時の同僚(むろん日本の会社の)
   と、湾岸戦争の時の捕虜仲間だったのだ。多国籍軍のイラク進駐
   への対抗策としてフセインが執った「人間の盾作戦」、あれで、
   T・Eや私の元同僚など多くの外国人が、人質としてバグダッド市
   内の収容施設に監禁(軟禁だったかも?)されたらしい。

   T・Eと私の元同僚たちは、イラクの要請でバグダッドに赴任、
   現地で都市計画の仕事に従事していた。その間の、まさに青天
   の霹靂の事態だったのだ。

   私は、むろん、T・Eとはバンコクの出張で初顔合わせ。レセプ
   ションの時に、東京から来た・・・という自己紹介をしたら、
   いきなり、元同僚と同じ名字を挙げて、「彼を知らないか?」
   と尋ねてきた。
   この同僚は、私が勤めていた会社に転職して来た男、彼がバグ
   ダッドで監禁されていたことなど、私はT・Eから聞かされるま
   でしらなかった。T・Eが語った名字も、それほど珍しくはない。

   私は、「まさか・・・」と思いつつ、元同僚の名前、年齢、そ
   して、今流に言えばメタボな体型などの特徴を話したら、T・E
   はいちいち頷きながら、「間違いない。その男だ」と感慨深げ
   に答えた。もっとも、捕虜中は、それほどメタボでもなかった
   とのこと、ま、あたりまえだ。

   レセプションには10人くらいの人がいたが、皆、一様にこの巡
   り合わせに驚いていたのは言うまでもない。


★沖縄県立伊良部高校

   DVDをつけたら、思いもかけない番組が録画されていた。操作
   ミスだったのだろう。でも、見た。

 ★★益子直美の好感度な語り
   沖縄宮古島近くの離島、伊良部島の高校の男子バレー部が沖縄
   県予選を勝ち抜いて、春の高校全国大会に名乗りをあげるまで
   が、南の小さなちゅら島の穏やかな生活を背影に、淡々と描か
   れている。
   ナレーターは益子直美。緊張気味で口調はやや固かったが、不
   快感はなく、むしろ、好感が持てる語りだった。

 ★★気持ちのこじれ、そして修復
   小さな離島の高校が、バレーボールという団体競技で全国に進
   撃するのは並大抵のことではなく、島民にも「ちゃーでーじ」
   な出来事なのだ。そんな中で、セッターとエースアタッカーの
   気持ちの気持ちのこじれ。
   もちろん、最後は、気持ちが通じ合って、見事に、全国に勝ち
   名乗りをあげるのだが、気持ちがひとつになるというのは、こ
   ういうことなのだ を、若いアスリートが練習に打ち込む姿を
   通じて知らされた番組だった。

 ★★こころを育む島の風土
   彼等には、叱咤や励ましの言葉よりも練習。練習を通じてハー
   トが込められた労いの言葉や気の利いた慰めの言葉が生まれて、
   チームの和が堅固になっていったのだ。
   エースアタッカーのキャプテンシーはかっこ良かった。コート
   の中で、チームメートを奮い立たせる目つきも素晴らしかった。
   いい男だ。あの、目力は、オバマの Yes, we can よりも雄
   弁だった。
   
   言葉は非常に大事、しかし、オールマイティではない。やはり、
   人の気持ちを理解しようとするこころこそが、言葉の底流にあ
   るべきなのだろう。
   伊良部島の自然や風土には、そういうこころを育てる力が
   今でも残っているように思えた。
   練習を終えたバレー部員が、堤防の上を散歩し、次々と海に飛
   び込んではしゃぐ笑顔の、なんとも屈託のなかったこと。
  
   私にしてみれば、彼等の部活も我々の仕事も根は同じ。どっちも
   それぞれの成果を成果を目指して自分との戦いの日々を送ってい
   るのだ。
   しかし、自分の仕事の中にあれほど解放されたシーンが、どれほ
   どあっただろうか? うらやましかった。

 ★★心技体の非凡なエース
   加えて、このエースには、アタッカーとしての非凡さを感じた。
   豊かなジャンプ力と背筋の強さ、腕のスイングの速さといった基
   礎体力に、クレバーな頭脳が備わっている。巧くて、実にセンス
   の良いアタッカー
だ。
   ビデオで見ただけだけど、そう確信した。

   それにしても、職場も、学校でも、スポーツチームでも、人が集
   まると、必ず、優秀でかっこ良いリーダーが現れるものだ。
   でも、「国」にはなかなか現れない。国は広過ぎるから、優れた
   リーダーを生む土壌が育たないのかもしれない。

 ★★俺にだって憧れのリーダーはいた、今もいる
   ちなみに、私は、自分がリーダーになったことはほとんどないが、
   これまでのさまざまな時空で、リーダーというか、尊敬する人は
   いたぞ。今もいる。そして、私はその人たちに、なんやかやと影響
   されてきた。今も同じだ。
   これ、得難く幸福で、人に自慢したいことだ。
   あまのじゃくで、組織に収まるのが苦手な私。だが、組織は嫌いで
   も人は好き。これっておかしくはないと思う。

   
   
   

   



   
  
  





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Last updated  2009.03.26 16:29:01
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