北アルプス縦走の夏・1
このところ海外でトレッキングなどと、楽しい山旅ばかりして日本のアルプスを忘れてました北アルプスは10年前くらいまではよく登っていたしかも晴れ女と自慢できるほど快晴が多く、雨の山行きの厳しさをわかっていなかった今回の北アルプス行きは遠くに台風が来ているために、ガス(霧)がかかって曇りがち雨模様とわかっていながらの山旅朝一番の中央本線あずさに乗り、穂高からタクシー(7,500円)の相乗りで中房温泉へ11:30登山口はここ、傾斜のきつい合戦尾根をのぼる途中見えた穂高の町は天気もよさそう、目指す山々は霧がかかってる足もとには高山植物がたくさん咲いて、30分歩くごとにベンチもある疲れたら休憩チングルマの花穂が露に濡れてるゆっくり歩いて15:30に燕山荘に到着、霧がすごいいつもなら遠くに見える山並みも、下界の町も何も見えないそれでも山小屋燕山荘、かなりの混雑 受付を済ませ階段を上り廊下を進み扉の向こうへラウンジを抜けて階段を上り突き当りの二階部分が割り当てられた山ガールブームは本物だ30歳前後の女子多いし、したがって大学生の山岳部みたいな男子もかなりいる感じ翌朝も霧は晴れることなく、すぐ横のテント場さえ霧模様景色がないとテンション下がるので早めの出発にしようと4:30朝食で5:40出発3000m近くの稜線を歩くので雨や風はとても寒いしばらくは燕岳の砂の土がつづく、上空に青空も見え隠れして気持ちいい雲は全部上がってしまえと思いながら、太陽が射すと虹歩きながら何度も出る虹を見て、消えていく様子を見てそれって楽しかった梅雨に濡れたコマクサも光が射すとキラッキラはっきり出る虹もあり、二重の虹もあり山があって雲があって、青空9:10大天井ヒュッテで昼食休憩、フランスパンにハムとチーズそしてコーヒー大天井岳を廻るあたりから、危険な道が増えていきますスリル満点12:05とちゅう休憩したヒュッテ西岳でオコジョを見ましたこの辺りに住み着いているらしい、足元を動き回ってかわいかった東鎌尾根の危険な登りは切れ落ちた崖の細い道を行き、大きな岩を鎖で上り、ハシゴもありまぁとにかくこんなに怖いところだったかと思うほど雨に濡れてる岩場は滑るしね、大きく下って大きく上ってをくりかえし後できいたらこの日、滑落事故があったという 顔面裂傷で命は助かったらしいですけどゆっくり慎重に歩いて15:40ヒュッテ大槍に到着結局、まだ槍ヶ岳を見てませんヒュッテ大槍は大好きな山小屋寝るスペースの感じもいいし、夕食がおいしい食材も底を尽きかけてると思うのにおいしい食事にワインがついてた翌日、槍ヶ岳3180mにのぼります