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テーマ:本のある暮らし(3189)
カテゴリ:最近読んだ本…
読書の秋…、快眠の秋…(例のご近所のノイズは大分おさまりました。お隣は中国系の青年が居るのは分かっているんですが、家族で住んでいるのかシェアしているのかは不明。でも、9月末になって夏休みが終わり大学が始まったので夜更かししていられないのでは…と勝手な想像をしています。何はともあれめでたし、めでたし…そして昨日やっと耳栓が届きました!(笑))
Niall Williams(ニール・ウィリアムズ)の "Boy in the World"を読みました。 ウィリアムズはアイルランド人作家で、以前読んだ "Only Say The Word"はとても静かに話が展開されていました。 今回の"Boy…"は、静かな雰囲気は残すものの展開はかなりドラマチック。 アイルランドの小さな村で、祖父に育てられた13才の少年の話。ある日おじいちゃんから少年がまだ子供の頃に亡くなった母親からの手紙を渡され、もしかしたら父親が生きているかもしれない、BBCで働いているかもしれない…と、一人家を出ます。ロンドンのBBCに着いた途端にテロリスト・アタックに遭遇。そんなカオスの中、旅の途中で知り合った尼さん(シスター)と父親探しの旅に出る………。 かなりひきこまれるように読ませられましたが、私には結末がどうも納得いきません。 なんだか胸にもやもや残るような終り方で、後味がいいような悪いような…。 すっきりしません。 良い読み物だとは思うんですが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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