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2008年08月29日
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カテゴリ:サイエンス
茨城沖地震に関連 海底に富士級の山 東大地震研発表
(http://www.asahi.com/science/update/0830/TKY200808300062.html)
2008年8月30日14時24分

Subducting Seamounts
沈み込む海山の図

 約20年おきにマグニチュード(M)7規模の地震が繰り返されている茨城県沖では、海底の下に富士山ほどの山(海山)が沈み込んでいて、地震の発生に関連していることを東京大地震研究所のチームが突き止めた。海山の山すそ部分にひずみがたまり、地震を引き起こしているという。米科学誌サイエンスに発表された。

 茨城県沖では、沈み込む海のプレートと陸のプレートの境界で、82年7月や今年5月に、M7規模の地震が発生している。研究チームは04年と05年、これらの地震の震源に近い同県沖約100キロの海底の構造を、音波探査などで調査した。

 その結果、海底から10キロほどの深さに沈み込んだ海のプレート上に、高さ約3キロ、幅約50キロの海山があることを確認。82年の地震の震源は海山の前方の山すそ付近にあたり、地震時に大きくすべる震源域が、さらに前方に向かって広がっていた。

 従来、海のプレートの海山が陸のプレートの下に沈み込むと、平らな部分に比べて摩擦が大きくなり、山そのものが震源になって地震が発生すると考えられてきた。同研究所の望月公広助教は「海山の進行方向にひずみが集中し、海山の前方が震源域になっていることが分かった。今後、海山があると海溝型の地震がどう伝搬するかを示唆できるようになるかもしれない」と話している。

(asahi.comより)


大地震:富士山級「海山」が震源 沈み込み、M7級発生--東大地震研
(http://mainichi.jp/select/weathernews/archive/news/2008/08/29/20080829ddm012040080000c.html)

 茨城県沖の海底下に富士山級の海山(かいざん)が沈み込み、マグニチュード(M)7級の大地震を繰り返し起こしていることを、東京大地震研究所などが突き止めた。太平洋側には海山がこのほかにも数多くあり、これらの場所が分かれば、大地震の震源域などが予測できる可能性があるという。29日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

 プレート(岩板)上にある海山が、プレート運動で沈み込むと、海山がある場所で摩擦が強まり、大地震を引き起こすと考えられてきた。また、茨城県沖で約20年ごとに繰り返されるM7級の大地震は、海山との関係が指摘されてきたが明確ではなかった。

 研究チームが、この地震の震源域で音波による構造調査を実施したところ、深さ約10キロの地中に、高さ約3000メートル、直径約50キロの富士山級の山があることが分かった。約70万年前に日本海溝から沈み込んだ海山だと推定された。

 一方、82年7月に茨城県沖で起きた地震(M7)を解析した結果、この海山のへりにひずみがたまって震源となり、海山の前方に震源域が広がっていることが判明した。08年5月の茨城県沖での地震(M7)の前震でもへりが震源だった。

 海山が沈み込んで通過した後のすき間には、堆積(たいせき)層が作られるなど軟らかくなっており、震源域にならないと推定。従来考えられてきた海山そのものも震源域でなかった。

 東京大地震研究所の望月公広助教(海域地震学)は「今後、海域調査によって海山の位置などが特定できれば、大地震の震源域の範囲を予測できる可能性がある」と話している。【河内敏康】

毎日新聞 2008年8月29日 東京朝刊








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Last updated  2009年02月24日 00時33分30秒
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