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2011年11月11日
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カテゴリ:サイエンス
地球の内部:地下4000キロで変化 東工大チーム確認
(http://mainichi.jp/select/science/news/20111111k0000m040149000c.html)

 地球内部の「外核」という部分が均一な構造ではなく、地下4000キロ付近で状態が変わることを、東京工業大と海洋研究開発機構のチームが実験で確認した。この深さを境に、外核の主成分である酸化鉄の結晶構造が変わるとしている。11日付の米科学誌サイエンス(電子版)に論文が掲載される。

 地球は▽地殻▽深さ約2900キロまでの「マントル」▽同約5150キロまでの「外核」▽中心までの「内核」--に分かれている。外核では、高温高圧でどろどろに溶けた酸化鉄が対流し、地磁気が生まれる。方位磁石の「N極」が常に北を向くのはそのためだ。

 東工大の広瀬敬教授らは、酸化鉄を地球内部同様の高温高圧状態にし、温度や圧力を変えながら結晶構造の変化を大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)で調べた。その結果、圧力が約240万気圧(約3700度)を上回ると、規則正しく原子が並んだ構造が崩れることが分かった。この気圧は深さ約4000キロ付近、外核のちょうど真ん中あたりに相当する。

 地球では約70万年に一度、N極とS極がひっくり返る「地磁気反転」という現象が起きてきた。今回の結果を踏まえると、2層に分かれた外核の地表側と中心側で酸化鉄が別々に対流し、両者のバランスが崩れた時に反転が起きると説明できるという。【野田武】

毎日新聞 2011年11月11日 4時00分








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Last updated  2011年11月11日 12時56分44秒
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