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2011年11月17日
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カテゴリ:サイエンス
地球の核は3層構造 海洋機構 磁場逆転の原因か
(http://sankei.jp.msn.com/science/news/111117/scn11111707340000-n1.htm)

2011.11.17 07:30

Interior of the Earth

 2層とされてきた地球中心部の核は、3層構造の可能性が高いことを海洋研究開発機構などの研究チームが突き止めた。内核を取り囲む外核は1層ではなく、液体の鉄が2層で対流しているらしい。数十万年間隔で起きる地球磁場の逆転現象の謎を解明する手掛かりになるという。米科学誌サイエンスに発表した。

 地球の核は、地表から深さ2900~5100キロの外核と、5100~6400キロの内核(固体の鉄)で構成される。外核では超高温・高圧で溶けた鉄の対流で地磁気が発生し、北極をS極、南極をN極とする地球磁場を形成。生命に有害な宇宙線などの地表到達を防ぐ役割を果たしている。

 研究チームは鉄を超高温・高圧状態にする実験を行い、大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県)で結晶構造を解析したところ、外核のほぼ中間の深さ約4千キロに相当する温度、圧力にすると構造が変わることが判明。シミュレーションの結果、外核の内側に重い鉄、外側に軽い鉄の層ができ、それぞれの層で対流が起きることが分かった。

 内側の層は内核から熱を得て高温化すると軽くなって浮上し、温度がやや低い外側と混ざり合う。その後、温度が均一化すると再び2層に分かれるが、このとき各層の対流方向が以前と変わった場合、地球磁場が南北で逆転する可能性があるという。

研究チームの広瀬敬東京工業大教授は「磁場逆転は地球環境に大きな変化をもたらす現象なので、対流が変わるメカニズムを今後詳しく分析する」と話している。(伊藤壽一郎)
(産経新聞より)







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Last updated  2011年11月17日 13時32分08秒
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