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October 16, 2005
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カテゴリ:2代目のジレンマ
cafeの進捗状況のカテゴリーでも書きましたが、今まで祖父の先代から(もしかしたらもっと前から?)賃貸住宅業(と言っても離れを貸す程度ですが)をやっていました。

それに、父も減田政策の影響もあって、田んぼをつぶして10年前にアパートを建てましたので、2代目と言うよりかは、3代目4代目なのかも知れません。でもまあ、ちゃんとした賃貸住宅事業としてある程度の規模で事業をはじめたのは2代目と言っていいでしょう。

さて、ここからが2代目のジレンマのはじめりです。
東京でいろいろな勉強をして、実家に戻りまだ残っている田んぼでのマンション建設プランを父に提案したところ完全に玉砕されました。

当時は、あまり父との交流も少なく、良くある現代の父と息子という感じでした。朝起きてもとくにあいさつもせず、お互い無言で身支度をして会社に行くという状況でした。

しかし、これではいけないとおもい、まずは朝の「おはよう」のあいさつをすることから始めていきました。

はじめは、突然のことでびっくりしたこともあるでしょうし、男親ですから照れくささもあったのでしょう。ほとんど無視の状況が続きました。

ところがある時から、私が「おはよう」と声をかけると「おはよう」と返事が返ってくるようになりました。私はその時は本当に嬉しかったのを覚えています。

私は、すかさず次の手を打つことにしました。
朝で機嫌が良くない人も多いでしょう。私も「おはよう」のあいさつはするのですが、私も照れくささがあって父の目をみてあいさつをすることができていませんでした。さらに無愛想で眠そうな顔でしたので、次は笑顔であいさつをすることを目標に置きました。

しかしこれが本当に難しい。長年の習慣でなかなか笑顔ができなかったのです。ふだんの生活の中でも、父と話をするときは、ついつい反抗的な言い方になってしまうし、ぶっきらぼうになってしまう。

そこでまた考えました。なぜ笑顔ができないんだろう。いろいろ考えた末、出た結論は、『感謝』でした。

いままでは、戦略的にコミュニケーションをとろうとしてきましたが、その前に人として、私を育ててくれた父親に対して、感謝の気持ちを持っていなかったように思います。

この感謝の気持ちが功を奏したのか、説得を続けて2年。ようやく父の了承を得ることができました。

現在、マンションの建設もはじまり、つい先日ようやく着工にこぎ着けたところです。今でもカフェを始めることには心配をしているようですが、認めてくれてはいます。

プロフィールの欄に、好きな言葉として『感謝』をあげているのもこういった経験があったからです。

2代目として、いろいろ苦労をされている方も多いのではないでしょうか。やはり所詮親と子。親は子を心配しますし、親は「まだまだ負けてないぞ」と思うでしょうし、子は「これからは俺の時代だ」とか「いろいろ最新の勉強してきた俺の方が、絶対上手くやれる」と思っている人も多いでしょう。

私の好きな言葉にもう一つ『子を養い、はじめて父の慈しみを知る』という言葉があります。私も4児の父として、ようやく父の慈しみを少しだけ分かってきたような気がします。

それもこれもやはり『感謝』の気持ちがあってのことです。

2代目として、苦労をされている方、またそういった関係でなくても、親子として男親とうまくいっていない方は、何らかの参考になればと思います。





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Last updated  October 18, 2005 02:18:51 AM
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