|
カテゴリ:おすすめの本
作家の内館牧子さんの新刊「どうせ死ぬんだから」という小説が今朝の新聞に紹介されていました。
すぐ死ぬんだからラクが一番、中身の方が大事と身なりもいい加減、化粧もしないばあさんが多いと憂いて、オシャレな高齢者の物語を書きたいと、78歳の女性が主人公の小説だそうです。 きっかけは以前80代中心の集まりに出た時、自分に手をかけてオシャレにしている人たちと全くかまわない人たちとにはっきりわかれていて、オシャレな人たちは明るく元気でリーダーシップがあり、気配りもすぐれていたからだそうです。これは作家の内館牧子さんが最近書かれた小説の題名。今日の新聞で紹介されていました。 すぐ死ぬんだからラクが一番、中身の方が大事と身なりもいい加減、化粧もしないばあさんが多いと憂いて、オシャレな高齢者の物語を書きたいと、78歳の女性が主人公の小説だそうです。 「ナチュラルが好きという女どもは何もしないことをナチュラルと言う」とこの小説の主人公に言わせているそうですが、確かにそういう方多いですね。 いいトシして今更化粧なんて、という方。 女性専用筋トレジム「カーブス」には50代から80代の女性が多いのですが、大半がこの「ナチュラル」組です。 折しも今日は博多で今年83歳の芳村真理さんの講演会があり、3年ぶりに会いに行って来ました。昔彼女の所で仕事をしていたこともあり、講演の中で「夜のヒットスタジオ」の衣装のスライドや当時のヘアメイクさんの話、時々収録の場で珍しいお料理をいただいた「料理天国」の話などが出て懐かしかったです。 昨年出された「一生、美しく」(朝日新聞社版)という本にサインしていただいて来ましたが、まさに内館さんの小説とリンクした内容です。 最近の若い人たちのメイク術は素晴らしく、きれいな人ばかりですからこれからの時代はきっとトシをとってもオシャレで美しい老レディが多いことと思いますが、本当は若い頃はお化粧なしでもみんなきれいなんですよね。 老人こそシミが増え、顔色も冴えなくなるので手入れしないと見苦しくなってしまいます。 下着のままで人前に出ては失礼なのと同じで、まったく「ナチュラル」なままの顔を人様に見せるのは失礼に当たると、私は一応顔に服を着せるつもりである程度のお化粧は習慣になっています。 老人ホームでお化粧の講習をしたら皆さんの顔が明るくなり、活気が出て来たとの報告もあるそうです。 たかが化粧、されど化粧、なんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年11月11日 11時27分52秒
[おすすめの本] カテゴリの最新記事
|