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カテゴリ:魂
ガンの痛みを和らげるのに、モルヒネを飲み始めた父は
2週間ほどで幻覚が出始めた それを私に話してくれるんだけど、とてもおもしろい内容だ 一般の人が聞けば、モルヒネで狂っているとなるだろうが、 ある意味父が見始めている幻覚というのは、今の人間の生き様の 状態を語っているかのようで、おもしろい 壁が四方八方から迫ってくるとか、それを真剣に話してくれる 「これはかなりお金をかけた仕組みだぞ、かなりかかっている」 と語ってくれる 「そーだろうね、ハリウッド映画並みにその仕組みを動かすのに お金かかっているだろうね」って相づちうつ 私は笑っている 笑う私からは光が吹き出る 父の話を温かく聞いている そんな私には悲壮感は湧かず、なんだか笑いが湧いてくる おーっと、そんなことを綴っていたら、また父と弟がケーキの箱を 手にして戻ってきた、私にケーキを買ってくれわざわざ持ってきて くれたんだね、お父さん そして、さっき来た時に「おとーさん、勉にアロマオイルでも 買ってあげて」と話したのを覚えていて、弟にアロマオイル希望を 買ってくれた モルヒネでおかしくなっているけど、そういう温かいことをちゃんと 覚えていて、やっている父が可愛らしいしありがたい さてさて、やっとこれから叔母が趣味でやっている山の中のカフェへ でかけていった 叔母のカフェは不要なエネルギーが吸い込まれる場所にある 確かにその場所付近はスーーーッとエネルギーが吸い込まれていく 私のカフェも変わっているけど、父方の一族もちょっとおもしろいのだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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