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umisora1897

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2007.03.17
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カテゴリ:
フランスに住んでいた頃、占星術師の人とタロット占い師の人と
偶然知り合って仲良くなった。もう10数年前のことだ。
2人ともだいぶ年上の人。とてもかわいがってくれて、
一緒に美術館に行ったり、散歩をしたり、映画をみたり、
家で何時間もおしゃべりをしたりして、文化や歴史についていろいろ教えてくれた。

その人たちは今考えると
「覚醒してスピリチュアルな生活を実践している人々」だったが、
当時はよくわかっていなかった。

パーティーなどで同業者が集まったりすれば、
スピリチュアルな話もちらっとは出るが、ほとんどは
普通の話題ばかり。たまにそういった話になると
あまり興味のないふりをしている自分がいた。
彼らもあえて私に教えようとすることはあまりしなかったが、
それでも彼らのそばにいるだけで学んだことはたくさんあった。

ヨガや瞑想を日課にする生活をする人がいること、
徹底したベジタリアン食でプロテインを補う方法、
人が転生すること、過去生で遣り残したことがあれば、
それをやるように偶然が重なって自然と導かれること、
クレアボヤンスというのがどういうものか、覚醒する
きっかけの話、占星術、数秘術、タロットのこと、
パワーストーンが持ち主を守ること、サイキックな力を
持っていてもやってはいけないこと・・・。

そういう人たちが自然にまわりにいることで、
スピリチュアルな世界を頑なに拒否してはいたけれど、
そういう世界が普通にあることを知った。

今思い出せば、その人たちとの出会いがあったから、
ちゅまの言っていることにあまりびっくりしなかったんだ。

あれも「思い出すように」との配慮と、
ちゅまを育てることの下準備を込めて
アレンジされた出会いだったのかもしれない。

フランスに到着してすぐ、知り合いの旅行業者のロランさんが
「仕事のついでだからね」と何も知らない私を連れて行ってくれたのは、
モン・サンミッシェルという観光地。

Mont Saint-Michel 。ミカエルのお告げを受けたオベール司教によって
建てられた、潮の満潮時だけ海に浮かぶ不思議な修道院。
オベール司教はなかなかミカエルのお告げを信じなくて、ついに
ミカエルに頭に穴をあけられた、という逸話が残っている。
人間は頭蓋骨に穴をあけると、霊感が強まるという説がある。
パイプ通しなんかよりもさらに強烈な方法だよね^^;。

建物の尖塔には金のミカエルの像がついている。
その鋳型の元となった白い石の彫刻は、
教会の中に飾られている。

Saint-Michel

もともと彫刻が好きな私はその像がミカエルだから、とか、
天使だから、とも考えず、どうしてだかものすごく好きになり、
その後何回も見に行き、えらく高いレプリカを買おうかとまで思ったことがあった。
天使もキリスト教も信じてなかったのに、いったいどうしてだったんだろう?

夜になってから、引越しの準備で引き出しを整理していたら、
そのロランさんからの2、3年前の絵葉書が出てきた。
絵葉書はミケランジェロの彫刻の写真。
ルーブル美術館が作っている絵葉書だから、ミケランジェロの名が
フランス語で書いてあった。Michel-Ange
日本語でミケランジェロ、だったり、イタリア語綴りでMichelangelo
としか見かけなかったから、今まで気がつかなかった。
ミケランジェロの名前は「天使ミカエル」(笑)。

リビングにかざってあった銅版画、フランスにいたときに誕生日にもらったもの。
壁から下ろそうとしてふと気がついた。毎日みていたのに気がついていなかった。
住んでいた家のすぐそばにあった城を描いたその版画、
座っている男性の石像がある、と思っていたが、あらためてみると、
男性には羽があって・・・剣を持っている。 これもミカエル?

米国に越すことになって最初に住むことになったのはLos Angeles、天使の街。
すぐ、ちゅまが生まれた。難病をかかえて生まれたのに、まるで用意されていた
みたいに、その道の世界的権威の治療がすぐに受けられた。

他にもよく考えてみると、あれも、これも、天使のサインや
守られていたとしか思えない偶然でいっぱいだ。


ミカエルがもどってきて、言った。


「わかった? ずっと、ずっと見てたんだ。

 お前が俺たちの声が聞こえなくてもね。

 だからお前にとってね、これはセカンドチャンス。



 それに、お前だけじゃない。

 みんな、みんな、本人が気づかなくったって、

 ちゃんと誰かがそばで見守っているんだよ。」




おまけ:この記事書いてたら、ももちゃん、
「今日は、学校でミケランジェロって人のことを習ったの」って(笑)。
あーもう、世の中って不思議だらけ^^;→
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最終更新日  2007.06.01 02:21:17



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