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テーマ:福祉医療関係(1061)
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こんな事件が発覚しました。
以下、北海道新聞、記事全文。 札幌・稲積公園病院、処分へ 医師名義借り、数億円不正受給 2005/01/09 07:00 札幌市手稲区の医療法人翰林(かんりん)会(美馬聡昭理事長)が経営する稲積公園病院(百三十六床)が北大から研修医らの名義を借り、診療報酬を不正受給していたとして、厚生労働省北海道社会保険事務局は八日までに、同病院の保険医療機関指定を取り消す方針を固めた。二十八日に開かれる北海道地方社会保険医療協議会(道地方医療協)の答申を受け、早ければ同日付で処分を決定する。同病院は道内唯一の肝臓専門病院として知られ、患者団体からは取り消しによる影響を懸念する声が上がっている。 関係者によると、稲積公園病院は医師数が医療法で定める標準数に満たなかったため、北大の研修医ら勤務実体のない六人の名義を借りていたとされる。 この名義借りは、一連の医師名義貸し問題で、道が二○○三年度に実施した立ち入り調査で発覚。情報提供を受けた同事務局が昨年秋ごろ監査し、事実関係を調べた。不正受給額は○三年までの五年間で数億円に上るという。 同事務局は十四日に稲積公園病院に対して聴聞を行った後、道地方医療協に取り消し処分を諮問し、その了承を得て処分を決定する見通しだ。 指定取り消しとなった場合、同病院は不正受給額とその40%に当たる課徴金を加算した額を健康保険組合などに返還しなければならない。一方、患者は医療費を全額自己負担する必要が生じるため、受診継続に大きな障害となる。 同病院によると、現在、入院患者数は約九十人。毎月、道内各地や東京などから患者約二千人が来院しており、同病院関係者は「仮に処分を受けることになった場合は、関係機関に早期の再指定を求めたい」としている。 医師名義借りによる診療報酬の不正受給では、○二年十二月の岩見沢・緑仁会病院など道内で十医療機関が保険医療機関の指定取り消し処分を受けている。 (全文無断転載) 職場が御近所の病院です。 えー、この問題は医者不足が問題なんですが… それよりも、 本当に受診中の患者は医療費を返還しなきゃいけないのか? 過去に返した事例はあるのか? 筋から行けば、 返還です。 それが、ルールです。 ただ、 人権派が出て来て、 そのへんは、 うやむやになりそう。 勤めていた看護婦は給料返還しなければいけないのですか? はたしてカオリンの運命は? つづくかも… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月13日 06時12分01秒
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