2024年6月の読書メモ
この湿度!ウンザリです連日、身体が重くて「勘弁してくれ~」と叫びたくなるほど‼でも梅雨は始まったばかり身体が慣れるのを待つしかないんですかねー6月の読了本は11冊でした久しぶりの月10冊越え✨とはいえ、2冊は漫画ですけど~6月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:3104ナイス数:257世界推理短編傑作集3【新版】 (創元推理文庫)の感想江戸川乱歩編アンソロジー『世界短編傑作集』のリニューアルバージョン 第3巻の本書は欧米ミステリ界が爛熟期1920年代の作品で、どれも読み応え大! 古き良き時代を思わせる古典的トリックが妙味ある「キプロスの蜂」「イギリス製濾過器」「窓のふくろう」を始め「完全犯罪」「偶然の審判」も、とても楽しめました。とはいえ、やっぱり圧巻はクリスティの「夜鶯荘」☆ 心理描写の細やかさと、じわじわと押し寄せる不穏な気配には思わず身も心も竦んでしまったほど! 4,5巻もさっそく図書館予約しなくちゃ~💨読了日:06月04日 著者:プリンタニア・ニッポン(3)の感想娘から3と4を貸し出し! 3は既読なものの、全然覚えてないため再読~^^ ”このせかいで、いっしょにいきる” わーん、予想してた以上にドンドン切ないモードへー😢 プリンタニア~、慰めに来てぇ~‼読了日:06月05日 著者:迷子プリンタニア・ニッポン(4)読了日:06月07日 著者:迷子ホツマツタヱを読み解く: 日本の古代文字が語る縄文時代の感想<ヲシテ文字という不思議な文字を読み解きながら日本の漢字以前の時代を辿る> 1か月近くかかって、やっと読了😢いかんせん300p以上の大容量、おまけに「えー?(?_?)そんなバカな」と思える驚愕の連続!ここ数年の縄文活で築いてきた縄文イメージがガラガラと崩壊する気分を味わいました😅 でも!事の真偽はともかく、ホメロスばりの叙事詩には心ワクワク~🥰 いま少し”ホツマ”研究してみるつもりです ヲシテ文字は絵文字のようでカワイイし~^^読了日:06月10日 著者:池田 満発見! ファーストクラス民宿®: ほんとうは教えたくない厳選36の宿の感想民宿って、どうも苦手で2,3度しか泊まったことがないんですが…「ファーストクラス民宿」なかなかゴージャス(特にお料理が🤤)で行ってみたくなりました‼ さっそくMAPで検索してみると、掲載価格の倍以上のお値段になってる所もあってビックリw(゜o゜)w 諸物価高騰のおりとはいえ切なしー😢💦 読了日:06月12日 著者:飯塚 玲児殺す鳥 (創元推理文庫)の感想《「殺す鳥」の詩を残して死んだ女流詩人キルスティン 娘サムは詩の所在と母の死の真相を求めて動き出す》前半部が冗漫なため、よっぽど中途脱落しようかと思いながらも、後半部は一気読み💨 英国ミステリによくありがちな家族の葛藤劇なので新味はさほど感じず💦でも丁寧にそれぞれの人物心理を掬いとろうとする意欲には好感をもてました。登場人物すべてが少々難ありのなか、一番魅力的に感じたのは”キルスティン”✨ 彼女がメインの物語を読んでみたいかも~^^読了日:06月18日 著者:ジョアンナ・ハインズ縄紋の感想<フリーの校正者・興梠に届いた自費出版の原稿。過去と現代、そして未来が絡み合う驚天動地の大長編。これは小説か預言なのか> 数年前から縄文沼にハマってる私にとっては、まさに縄文の福音書⁉(笑)というべき面白さでした! 「嫌ミス」イメージの真梨さんですが…もしかすると縄文フリークでしょうか? 縄文についての知識の深さにはビックリ❕ 話の落としどころが少々ありがち路線だったのが残念でしたが、縄文好きにとっては魅力的な妄想炸裂ストーリー‼ 存分に楽しめました💕 縄文好きのかたには超おススメ~(^^)/読了日:06月19日 著者:真梨 幸子やさしいホツマツタヱの感想縄文活仲間さんに教えていただいた”ホツマツタヱ” 漢字以前にあった古代文字”ヲシテ文字”で書かれた大叙事詩です✨ 先日『ホツマツタヱを読み解く』を読了して、おおかたのあらすじ(?)は了解したので、今後は文字のほうに馴染んでみたいと思い本書にトライしました! が、なかなか理解が進みませーん😢 ヲシテ文字原文とひらがな表記、現代語訳が並んでいるので分かりやすいものの、すべてを読み砕くのは長期戦になりそう(>_<) なので一旦読了とするものの、積読本へ登録しまーす💦読了日:06月23日 著者:いときょう人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索-の感想《生と死が行き交う日々の中で、数々の不思議な体験を通して思索した大いなる力と魂魄の永遠》矢作氏が東大病院ER在職中に書かれた本 縄文繋がりの知人に教えていただき、動画を色々と視聴し始めたんですが…最初はうーん⁉と戸惑い~😅 でも常にブレない強靭な個性が素晴らしい✨ 本作からも一貫して「死はただの通過点でしかない」という強い信念が伝わってきました 「今ここに生きている」ことを感謝することの大切さ・・中今、中今~^^読了日:06月26日 著者:矢作 直樹縄文人の死生観 (角川ソフィア文庫)の感想《縄文の墓や遺物の背後に広がる、自然や母胎への回帰、再生をめぐる死生観とは? 縄文時代の墓の考古学》 数ある縄文本の中でも山田先生の本は実に分かりやすく、様々な気づきを与えてくれます✨ 本作も縄文時代の墓制について最新の科学分析を交えながら縄文期の死生観についての推察を楽しめました。表紙に使われている画像は是川縄文館の土偶。先週旅した是川遺跡で、本物土偶にご対面~!感無量でした^^読了日:06月27日 著者:山田 康弘渡された場面 (新潮文庫)の感想《中央文壇志向の青年が盗作した小説が鍵となる推理長編》これぞ清張節といえる細やかなディテールの積み重ね!些細な日常のほころびを、九州と四国という異なる場所の事件と結び付ける技はさすがの上手さ! 途中、少々冗漫に感じる部分もあったものの、清張氏独特の暗い情念(笑)をじっくりと堪能できました^^読了日:06月28日 著者:松本 清張読書メーター読書傾向がどんどんと縄文寄りになってますといっても、いわゆる学術書ではないところが、私らしいんですが(^^ゞ特に最近は”ホツマツタヱ”にドップリ~レビューにも書いているように、ここ数年観てきた&読んできた縄文時代とはあまりにも乖離した内容に、当初は「えー⁉そんなバカな」と思う気持ちのほうが強かったんですが、読み進むにつれグイグイと惹きこまれる一大叙事詩に魅了されてます!歴史的な真偽はさておいて、アニメ化すれば絶対に面白いものになりそう!どなたかトライしてみてくれないかしら~はじめてのホツマツタヱ(天の巻) [ 今村聰夫 ]はじめてのホツマツタヱ(人の巻) [ 今村聰夫 ]はじめてのホツマツタヱ(地の巻) [ 今村聰夫 ]読み比べ 古事記とホツマツタヱ [ 小深田宗元 ]