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カテゴリ:Austria
ウイーンの街歩きもだんだん慣れてきたところで疑問が…。それは乗り物の体制について。
毎日のように使っている地下鉄&トラムだけど、初日オペラハウス近くで地下鉄を降りた際に、 待ち受けたスタッフにチケットをチェックされたのみで、改札はいつも素通りできます。 トラム内も車掌さんがチケットをチェックしに来るわけでもなく、無賃乗車可能状態… 各駅に駅員スタッフはいず、メイン駅構内のインフォメーションデスクに数人いるのみ。 でも見るからに怪しい(浮浪者など)は車内にはいないし、それだけ治安がいいってことかな!? 怪しい人達(ドラッグ中毒系の若者)はオペラハウス地下構内で数人見たけど、警察官がペアで まばらに散らばって事情聴取らしきことをしていたのと、道で物乞いをしている浮浪者もいて、 まぁ持ち物に気をつけて注意していれば特に問題はない感じかな。 (トラム内から見た国会議事堂。どこかしら大英博物館に似ているような!?) (トラム内から見た市庁舎とクリスマス・マーケット) Michaelerkirche(教会)…中に入ってみると、その静かで厳かな雰囲気で心が穏やかになり、 しばらくの間座って、心を無にしていました。2人とも無宗教だけど、教会は大好き☆ フランツ・ジョセフ皇帝やエリザベス妃の住居などが見られるホーフブルグ王宮の入り口。 中に入ってみると、それはそれは広くて豪華絢爛!でも、あまりきらびやかに飾るのは 好きでない皇帝と妃の提案で、上品にまとめられていました。写真は階段の踊り場のみ。 16歳の若さで23歳の皇帝に見初められ結婚したエリザベスはシシィの愛称で親しまれますが、 のびのびと育った彼女にとって、厳しい皇族のしきたりは苦痛でしかなかったとか。。 4人の子供に恵まれつつも長女を2歳で亡くし、最愛の息子が30歳の若さで愛人と自殺を遂げた後 さらに悲しみに打ちひしがれ、より一層公務を避けてこもりがちになり、皇帝とも疎遠になり、 ストレス発散のために一人旅に出ることが多くなったらしい。 それでも皇帝の愛情は消えることなく常に擁護し続けたとか。。 鬱病気味で常に死を意識していたエリザベス妃は、旅先で不運にも無政府主義者に暗殺され、 61歳で亡くなった後に悲劇のヒロインとして市民の心に残り、記念品ができ映画化もされたとか。 没後も皇帝は部屋のあちこちに妃の肖像画や写真を大きく飾り、その愛情の深さが感じ取れます。 **************************************************** 王宮内をくまなく歩き回ってお腹がすいたところで、昨日は入れなかったお店で遅めのランチ。 ここはオーストリア料理が美味しいと評判で、階段には有名人の写真もたくさん貼ってあります。 (Tafelspitzというビーフ料理。はじめはスープに入っています) (先にスープをいただいた後は、お皿に盛ってこんな感じ。肉が柔らかくてとっても美味しい☆) (こちらはWiener Schnitzelといって、日本でいうとんかつみたいな感じ?かなりの絶品♪) 味を思い出しながら日記を書いていると記憶が蘇ってきて、また食べたい衝動にかられてます(笑) お腹を満たした後は、トラムでカール教会まで移動。16世紀から約25年もかけて建築されたとか。 1階奥はこんな感じ。写真OKでした。 一番上までエレベーターで上って天井の写真を撮ってきました! 中に描かれている壁画。何度も修復して今日に至るようです。 ウイーンの街も夕方前に薄暗くなり、5時半には真っ暗になってしまいます…。 でもウイーンに来たからにはやっぱりクラシック・コンサートでしょ!!ということで、 夜はモーツァルトのコンサートを聴きに行ってきました♪ もともとは貴族の館だったところがコンサート会場とレストランになっているらしい。 懐かしい名曲の数々を、当時の服装に扮した演奏家達がヴァイオリンなどで美しいメロディを 奏でます。またその名曲に合わせてバレリーナが踊ったり、オペラ歌手も歌を披露。 さすがに演奏中に写真を撮るのは失礼かと思ってしなかったけど、中にはフラッシュたいて 席から撮ってる人もいました(^^;)私は勇気がなく素敵なシャンデリアや天井のみ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2006年12月21日 21時34分20秒
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