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カテゴリ:イベント
2011年02月01日 都内で6万人にPR 7月に県イベント 特産や温泉、絹遺産 7月から9月に本県で開かれる大型観光企画「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」で、県が新年度に取り組む主要事業が固まった。7月に都内で開く大規模な周知イベントが目玉で、3日間で6万人を超える集客を目指す。9月には県内で群馬の食をテーマにしたイベントも計画する。本県の魅力を発信するDCの取り組みを定着させるため、2012、13年度には後継企画「アフターDC」を行う方針で、新年度から準備を始める。 県は国の基金も活用しながら、ソフト事業中心のDC関連として約1億円を新年度一般会計当初予算案に盛り込む。 都内で開くイベントはTBS放送センター前の「赤坂サカス」(東京都港区)を軸に調整している。放送センターのほか、高層ビル「赤坂Bizタワー」、大型ライブハウス、劇場などが集積しており、この中の広場周辺(約2千平方メートル)を会場に想定している。 集客が見込めるほか、千葉や新潟、長野などが観光用イベント会場として使用した実績を重視。TBSの放送で紹介される宣伝効果も期待できると判断した。県によると、新潟のイベントには1日2万5千人の来場があった。 市町村と連携し、群馬の農産物や特産品を紹介。足湯やこんにゃく作りの体験コーナーを設け、世界遺産登録運動が盛り上がる「富岡製糸場と絹産業遺産群」も売り込む。費用は約2千万円。県観光局は「首都圏に群馬の魅力を丸ごと発信したい」と意気込む。 9月の食のイベントは、うどんや焼きまんじゅうといった伝統食に加え、前橋の豚肉料理、高崎のパスタ、太田の焼きそばなど"ご当地グルメ"も集める。35市町村に参加を呼び掛ける。 会場は3月に全線開通する北関東道の沿線を想定。県外からも積極的に集客を図り、2日間で数万人の参加を目標とする。国の「緊急雇用創出基金事業」の交付金を活用し、数百万円をイベント費用に充てる。 アフターDCは、12、13年の7~9月に行う計画。観光資源の発掘や旅行商品の開発、ボランティアガイドの育成など、DCの取り組みを一過性で終わらせることなく、さらに発展させて、全国に発信する本県の魅力に磨きをかけていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.09 16:32:16
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