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2008.08.24
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カテゴリ:■一日一賢
今日の一日一賢



■地球異変余禄 ヒマラヤ編3(4/4)





 名古屋大学が保管している1万枚の空撮写真には、約30年前のヒマラヤの姿が記録されていた。当時は「これから氷河期が来るかもしれない」と言われていた時代で、氷河は拡大する可能性もあった。そして今、地球温暖化の脅威が迫る中で、空から望むヒマラヤはどんな姿に変貌(へんぼう)しているのか。2007年11月、朝日新聞社機「あすか」でヒマラヤを飛んだ。



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さらに湖に近づくと、洪水で発生した土石流の跡が見えた



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旋回して湖を遠巻きに見ると、下流の谷に洪水の跡が線となって続いていた



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雄大に流れるネパール最大級の氷河、ゴジュンバ氷河



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高度を落として近づいていくと、氷の上を土砂が覆っているのがよく分かる



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さらに近づくと、末端に池がいくつも見えた。氷が解け続け、この「氷河湖の卵」が拡大していくと、いずれ大きな湖になる可能性がある



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エベレスト周辺のフライトを終えて、「あすか」はネパール中部へ。日没寸前の太陽がアンナプルナ山群(手前)とマナスル三山(後方)を赤く染める。ヒマラヤは「白いベール」をはがされているかのようだ



ー終わりー



プロフィール

080723-26TakedaTsuyoshi

武田 剛(たけだ・つよし)

朝日新聞編集委員。92年入社。03年末から1年4カ月間、

第45次日本南極観測隊に同行し、昭和基地で越冬取材。

帰国後、地球環境をテーマに「北極異変」「地球異変」

取材班を立ち上げ、06年にグリーンランド、07年に

ネパールヒマラヤ、08年に北極圏カナダを取材。

著書に「南極 国境のない大陸」(朝日新聞社)、

「南極のコレクション」(フレーベル館)、

「ぼくの南極生活500日」(同)。40歳。













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最終更新日  2008.08.24 06:35:42
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