カテゴリ:昔はみんな貧しかった でも幸せだった。
キャロルはわんちゃんの写真館http://r.goope.jp/ 桜の時期にはまだまだ早々だが大阪市内に万代池と言うところがあり、周囲2キロぐらいの ジョギングコースも整備され近くの住民の憩いの場になっている。実はこの万代池、 知る人ぞ知る隠れた桜の名所なのだ。桜の名所は多く、姫路城や大阪城公園、夙川沿いなど 数えたら切りがない。確かにそれぞれの名所は面積も広く多くの観光客がシーズンに 押し寄せる。私自身、桜は好きで毎年いろんな所へ撮影に出かけるがおそらく、この万代池の 桜が美しさ、密度的に、No1であると思う。なにせ遊歩道の両側から樹齢50年の桜が林立し 満開のときはまるで花のトンネルとなる。その壮大かつ壮麗さは絶句するほど美しい・・・・。 本当に美しい・・・。満開のときは空が見えなくなるほどで、特に夜桜には近所の住民たちで狂 喜、乱舞する。大阪人で「花見はどこへ行く?」と聴いたら「万代池」と答えたらその人は はある意味、”通”であるかもしれない。散りぎわは特に美しく、花びらが薫風に乗り、 池は花びらで敷き詰められ、一面ピンクの絨毯になるのだ。あいにくメジャーでない為、 余り観光客は来ないし、良く晴れた日のブラブラ歩きでお弁当持っての花見は最高である。 ただし、花見をしながらのバーベキュウはいただけない。自分たちは楽しいかも知れないが、 肉の香りやスモークは桜の風情にはあわなし、痛みやすい桜の幹に平気で座る吾人も デリカシーがない。そういう現風景を目の当りにするとやや白けてしまうのは私だけか・・・・。 大昔、この池に竜が住んでおり、旅人たちが襲われた。それに悲しんだ聖徳太子が曼荼羅経 を読んで竜をこの池に閉じ込めた。それ以後この池をマンダラ池と呼ぶようになった。 いつしか時が流れマンダイ池と訛ったらしい。 文章と写真は関係ありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.02.07 19:07:28
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