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加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

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July 12, 2018
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東京二期会の、2019−20シーズンのラインナップが発表されました。
 フェイスブックに投稿した記事のコピペですが、こちらでも共有いたします。6演目すべてが新制作で、大変意欲的な内容だと感じました。

 昨日は東京二期会の2019−20シーズンラインナップ発表。「さまざまな愛のかたち」をテーマに、6演目すべて新制作、しかもうち2つは海外の歌劇場との共同制作で、うちひとつ(「蝶々夫人」)は日本で初演されるという意欲的な内容でした。アーティスト(指揮、演出)も適材適所で楽しみです。
 2019年2月の第1弾は「金閣寺」。フランス国立ラン過歌劇場との共同制作で、現地ではすでに初演、好評(宮本亜門演出)。日本での公演で主役の溝口を演じる宮本益光さんは、本作について「日本人作曲家のオペラ作品として名前が定着しうる名作。自分の音楽家としてのレゾンデートルを問うのに最適な作品」だと意欲的。しばらく前に神奈川でも演じましたが、役作りのためにマッチを懐にして金閣寺に行ったりした(けど出せない。まあ出せば犯罪なので)というエピソードも披露していました。
 2作目(4月)はマスネ」「エロディアード」(セミステージ)。珍しいマスネ作品ですが、次にくる「サロメ」と同じ物語だというくくりのよう。指揮にフランスものの巨匠プラッソンというのが嬉しい。
 3作目(6月)は「サロメ」。ハンブルク州立歌劇場のプロダクションですが、買い取って、こちら用に仕立て直すそうです。デッカー演出、指揮はヴァイグレ、そして彼がシェフをつとめる読響という期待の組み合わせ。
 4作目(10月)は「蝶々夫人」。ザクセン州立歌劇場との共同制作で、日本で初演されます。演出宮本亜門で、長年の二期会の定番だった伝統的な演出から抜け出すのか注目。指揮はバッティストーニ。以前から「蝶々夫人をやりたい。できれば日本で」と言っていたそうで、熱演が期待できそう。
 5作目(11月)は「天国と地獄」。鵜山仁演出、大植英次指揮。日本語上演ということで、楽しめそうです。
 6作目(20年2月)は「椿姫」。これ、演出は未発表ですが、指揮のジャコモ・サグリパンティが大注目。ウィーンやロンドンでも大活躍の若手。2014年にペーザロで「セビリヤ」を見てしびれました。今回のラインナップ、個人的な注目アーティストは彼です。楽しみ。
 というわけで、「日本人の、二期会のオペラを新たに作っていく」(山口毅事務局長)の意気込みがよく感じられる、充実したラインナップだと思いました。

 二期会のサイトにも掲載されています。
 ​東京二期会
  





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最終更新日  July 12, 2018 08:59:11 AM


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