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2008.11.29
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金曜日の晩から、二階の部屋の大掃除。もともと掃除ぎらいの私は、仕事にかまけて、家の掃除をさぼっているので、一気にきれいにしようとするから大変なんです(^_^;)

週休日の午前中は、掃除の続きと家族の昼ご飯と晩ご飯作り。午後は、県中央部である講演会に、気晴らしドライブ兼ねて、車を走らせました(^-^)

『NPO法人全国ことばを育む会中国ブロック代表者会議 及び 県ことばを育てる親の会療育キャンプ・研修会』という会で、初参加です。

3時半から5時までの記念講演会に是非参加したかったのです。
演題は『学齢期からの社会参加~ぷれジョブという取り組み~』
講師は、岡山県倉敷市立東中学校の西幸代先生でした。

ジョブサポーターと呼ぶ地域在住の専門家でない支援者(民生委員、大学生、リタイア後の人たちなど)が学校に子どもを迎えに行く…

そして地域の企業に行って一時間一緒に仕事を体験する…

終了後は家庭まで送ってくれるという活動で、1週間1回1時間行う…

小学校五年生くらいから始めて、10年くらいかけてお手伝いの感覚から就労に結びつけようという活動だそうです。

岡山のテレビ放送のビデオで紹介があったのは、中1で不登校になっていたアスぺの男の子。中2でぷれジョブとして、元PTA会長の魚屋で働きはじめ、本人は勿論、PTA会長さんの障がいに対する認識まで変わっていました。

ぷれジョブの5つの価値観が素晴らしい。その一つに「新しい障害感をもつ・育てる」があります。

…障害のある子どもの役割を、「豊かな地域を作るために必要な存在」に位置付け、障害の意味をマイナスの見方から「できないところがあるからみんなの助け合う力を引き出すことができる役割」のプラスの見方に変えて新しい価値をつけて活動すれば、障害のある生徒やその保護者は自然に地域に居場所をもつことができて、その支援者が拡がり定着する…と。

また「意図して“よきおとなモデル”と出会わせる」という価値観

…よい地域を創ろう・障害者の社会参加に寄与しようという地域住民・地域企業・ジョブサポーターは、よい市民の最適モデル。よい労働観、職業観が育つ。ジョブサポーターの寄り添いは人の暖かさを感じさせる。保護者もあるがままで地域の住民と交流する…。いじめから過呼吸、不登校になっていた高1のアスペの女の子が、ケーキ屋へぷれジョブに行き、学校外の本物の世界で学ぶことで、自分の目標を見つけ進路を自分の意志で変えていった実例も聞きました。

2007年末には倉敷のジョブサポーター110人・企業61社・子ども61人が登録され、今では、障害がある子どもたちだけではなく、不登校や非行の子ども・ニートになった成人など対象範囲が広がっているそうです。

親と学校だけでなく、地域に任せることで、子どもが育ち、地域がやさしく変わる。すごいと思います。

岩国方面からは私一人参加でした。それってもったいないので、また、地域のみんなに伝えて岩国でできることをみんなで見つけていけたらいいなあ~と思いながら、帰りの高速を走りました(^-^)





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Last updated  2008.11.30 22:38:35
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