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講師は、DonMinの活動にもご支援頂いているK先生。ご自身の支援学校中学部での実践を紹介して下さいました。 障害のある生徒さんたち…中学生としての自尊心を大切にした美術指導。「中学生らしい作品作り」…季節の風、オブジェ、名画にチャレンジ、虹色の海など素敵なネーミング。さらに「苦手意識に寄り添う指導の工夫」…ぬり絵、カーボン紙、写真、トレーシングペーパーなどの利用。支援を受けながら達成感を味わえるようにと。 シャガールやゴッホを絵本のようにプレゼンで鑑賞した後、1枚の絵に込められた作者の思いを語る…「シャガールの気持ちになって色をつけよう」と製作した作品は、ぬり絵とはいえ、生徒さんたちの個性が溢れていました。 下手な自分・駄目な自分を見せたくなくて、全く表現できなかった生徒さんも、彼女の指導・支援で安心して描けるようになっていました。 ふと、教室で描けずに固まっていたあの子たちのことを思い出しました。また、昨年聞いた、東京の元中学校通級指導教室の月森久江先生の、美術を通して自己肯定感を育む実践紹介と通じるものを感じました。 良い研修でした。日々の関わりに活かしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.14 07:08:23
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