|
カテゴリ:カテゴリ未分類
自分がアメリカに来たころは、さすがに自分が生きている間に
日本が中国に抜かれる日は来ないだろうと思っていたけど、 最近めっきり状況が変わってきたような気がする。 もしかしたら逆転する日が20年、ヘタすりゃ10年後 くらいに来るのかもしれない。 もちろん中国の急速な経済成長うんぬんはいくらでも新聞 ダネになってるけど、もっと自分の日々の生活の上で 感じることを書いてみようと思う。 まず、アメリカの大学に留学してくる中国人の増加。 大学院に留学してくる連中はいたけど、自腹を切らなきゃ ならない大学留学ができる中国人は非常に稀だったが、 最近はぼちぼち中国人の大学学部生を見るようになった。 中国に帰る中国人研究者がでてきた。 前は、中国人研究者は国から出ることに必死で「研究する ためにアメリカに来るのではなく、アメリカに住むために 研究をする」などと言われ、いまだそういう中国人も多いけど 驚いたことにちらほら中国に帰る人も出てきた。より待遇が 良い所に移っていくというのは当たり前だけど、どうやら 場合によっては既に中国の方が(母国だからというのも あると思うけど)良くなってきているらしい。 それと比べて、大学院重点化で量産されてしまった結果、 国に居所がなくて、アメリカに流れてきて、その後の 行き場を失ってしまっている我が日本の研究者は・・・。 そして、つい先日驚くべきことを知り合いの中国人から 頼まれた。中国もついにここまできたかという感じ。 「知り合いの娘が大学受験に失敗して、そのままダラダラ させてしまうのもなんだから、アメリカの語学学校 (ゆくゆくは大学)に留学させたいのだが、なんか情報は 知らないか。」 昔は中国人は国から出る手段としての留学を実行するために 必死に勉強して、試験のスコアなどはかなりの高得点を 出していたものだが・・・これは中国版ニートですか? この話をされた時に日本の背後、もうすぐそこに迫る中国の 姿をみた・・・ってのはちょっと大げさか(爆)? ===========ここから追記=========== 後日、kiminck さんの「日本の将来」という日記に トラックバックさせて頂きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 15, 2005 10:59:30 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|