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テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:留学レビュー
久々の留学ネタ。
留学系のブログなどをつらつら回っているとよく、 「次のペーパー用に70ページも読まなければならない」 といった表現に出くわすことがあるけれど、70ページも はしからはしまで読んでしまうから、必要以上に苦しむ ことになってるんじゃないかなぁ、と思うことがある。 自分は理系だから文系の Advance のクラスの実態は わからないけれど、一般教養の科目でそういったアサイ メントはいくらでも出たし、理系だってそこそこの ページ数の論文などを読まされる。 さて、アメリカ人の学生が言われたままの量を生真面目に 読んでるかって? ありえないでしょう(苦笑)。 そもそも自分の通った語学学校では「英語の読み飛ばし方」 を教えていたし、だから例えば60ページのアサイメントが 出ても、実質読んでたのは10ページ程度じゃないかなぁ。 当たり前の話だけど、ポイントさえ押さえてしまえば 枝葉末節は必要ないわけで。逆にむしろ枝葉末節まで 読んでしまうと、ポイントが見えなくなるような・・・。 ちなみに、日本の大学と比べてアメリカの大学がいかに 大変かという強調するためにもよく引き合いに出される この「何十、何百ページも読み込まなければならない」 という表現だけど、これが日本語だったら、それなりには 大変かもしれないけど、こなせない量では全くないよね。 (その上、日本語の語学上の特性のため、英語の100 ページは日本語だと50ページ程度になる。ちなみに 中国語だと、もっと減る。) その上、日本語だったら重要な部分だけが目に入って くるから、1ページ1ページ丹念に読んだりする必要も ないわけで・・・。 そして、少なくとも自分が語学学校で教わったことによると 今度は英語の語学上の特性のため、英語は「シロウト」でも 非常に読み飛ばしやすい言語だということらしいし、教わっ てからずっと、それを実践しているわけだけど、実際、 教わった通り(英語は読み飛ばしやすい)のような気が。 生真面目にアサインされたリーディングを端から端まで 読もうと意気込んで、苦しんでしまっている留学生の人は、 どうやって要領よく「手を抜くか」ということを考えてみる のも手だと思う。 「読めば読むほど読む速度が上がるはずだし、これは多読 トレーニング」、もしくはマゾ的に「自分に課された試練だと 思って(自分のためにも)むしろこの苦行を甘んじて受ける」 なんて思っている人もいるかもだけど(自分もそう思ってた 時期があった)そのやり方では恐らく必ずといっていいほど 限界(天才でもない限り、人として絶対に読み切れない量が、 目の前に積み上がる日)が来ると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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