「ロケフリ利用の「まねきTV」は適法、
知財高裁がテレビ局側の控訴棄却」
海外に居ながらにして、日本のTVが見られるというのは海外在住者にとって長年の夢だったと思うし、今はロケフリやその他の方法で、「たれ流し的」に日本のTVを見ることはさほど難しくなくなってきている。もちろん英語を勉強している留学生にとってはこの日本語で見れてしまう日本のTVというのはちょっと危険かもしれないけれど。
昔は日本食レストランや、日本食材店などでビデオをレンタルするのが一般的で、それもごく初期のものは、そのレストランや食材店の知り合いが日本で録画したものを貸し出すという、非常に簡易的なものだったと思う。それが組織だって番組を録画したテープがそのような店に「納入」されるようになった時、はじめて日本のTV局などから「圧力」がかかった。要するに、他人の作った番組で儲けるなんてけしからん、ってことなんだと思う。
そして今回のロケフリ騒動。これも他人の作った番組で儲けるなんてけしからん、って論点以外にTV局側が腹を立てる理由が見あたらないんだけど、だったら、これだけ高速インターネットが普及したご時世、是非とも番組のインターネット配信をしてほしいものだ。もしそうなったら喜んで金を払うという人はけっこう多いんじゃないだろうか。