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2023.05.02
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カテゴリ:新規購入宝石
皆さまお久しぶりです。
本日はタイトル通り、
第29回石ふしぎ大発見展、
通称大阪ショー(4月29日(土)~5月1日(月))
の戦利品報告です。

私は初日29日に参戦してきましたー。
コロナ明け初の関西大規模ミネラルショーという事と
昨今の石への関心の高まりからか
朝1からすごい人でした。

さてさて前置きはともかく早速見ていきましょう~


イエローサファイア・キャッツアイ
3.16ct
マダガスカル産

まずはなによりも私という事で
キャッツアイからのご紹介。
こちらはコランダムの中ではスターもキャッツも
発現が稀と言われるイエローのキャッツアイです!
100はあろうかという同産地のコランダムカボションの中から
たった1つだけあったキャッツアイ。
それくらい発現の稀なもので
なおかつ写真では少々見にくいですが、
かなりはっきりとシャトヤンシーが出ており、
黒背景ではあればペンライトもいらないくらいです。

お次はー

オレゴンサンストーン・キャッツアイ
4.55ct
アメリカ・オレゴン州産

こちらもキャッツアイ!
石に対して斜めにシャトヤンシーが入ってる点は
少し残念ですが、
オレサンらしい赤と無色のバイカラー具合と
はっきりとしたシャトヤンシーが目を惹きました。
大きさもあるんでラウンドカボションに
リカットをお願いしてもいいかもなぁ・・・

続きましては

グリーンアパタイト
(非加熱未処理)
0.80ct
マダガスカル・イソアナラ産

すごい不思議な色合いのグリーンで
明るいんだけど深みのある緑色が綺麗な1石。
おそらくは加熱すると青に変わる物だと思われ、
昨今のパライバカラー人気もあって
ほとんどが加熱されてしまうために見かけることのない
色味なんだと思います。
加熱しなくても十分に綺麗なんだけどねぇ・・・



カタプレアイト(Catapleite) 0.21ct
カナダ・ケベック州・モンサンチラール産
化学組成:Na2Zr(Si3O9).2H2O というジルコニウムを含む希少石 産出も稀でカナダやスウェーデンなど 限られた地域しか産出しない ただ無色透明な石な為、 よほどのレアストーン好きしか入手しようと思わない上に 産出自体が稀であまりルースはない様子。 しかも稀なためになかなか高めになるというのも 一つの要因でしょうか。 こちらは日独のソーティングが付いていたため 間違いのない物となっています。


続いては

レインボーガーネット
0.33ct
奈良県・天川村産

国産のガーネットの中では抜群の知名度がありますが
虹色部分が薄くファセットカットは今まで
ほとんどなく、あってもチェッカーボードカットが精々。
それが今回しっかりとした「宝石」らしいファセットを
施されていて、なおかつ虹色もくっきり。
しかも

実は透明石に仕上がったという驚きの1石。
他にも原石はまだあるようで
鋭意創作中とのことなので
ミネショで探してみてはいかがでしょうか?
まだあったもので言うと透明石じゃない、
虹色弱い、そもそも小さいなどの場合は
かなりお手頃な価格となっていました。

続きましては

バイカラー・スファレライト
0.75ct
ブルガリア・ザラトグラド産

ブルガリア産というと濃いグリーンの物が欲しいんですが
なかなかいいお値段になってくるため、いまだ未入手で、
ブルガリア産自体も持っていなかったので
確保してきました。
バイカラーとは付いていましたが、
写真にはバイカラー具合はまったく映らず、
一応

裏から撮ると
黄緑と赤が混在してるんだなとは分かりますが
黄緑・赤が半々とかではなく
赤が点在した感じなので
正面から見るとスファレ特有のファイアが
ギラギラしてるだけにしか見えないのが
ちょっと残念。

次は

カラーレス・クリソベリル
0.62ct
ミャンマー・モゴック産

前々から欲しいなとは思っていたんですが
中々納得できるものがなくのばし伸ばしになっていました。
こうなると次はバナジウムクリソベリルも欲しくなってくるなぁ・・・
あれも高いのよなぁ・・・

続いては

ブラック・コーネルピン
0.51ct
ミャンマー・モゴック産

写真では少し透け感がありますが
ルースケースに入った状態で
正面から見ると完全に真っ黒にしか見えません。
一応透かすと

こんな感じで濃い茶色に少し緑が噛んだような
不思議な色合いなんですが、
あまりにも濃すぎて真っ黒にしか見えないタイプの
黒色宝石ですね。

次に

マラヤ・ガーネット
ルース0.24ct、ラフ0.78ct
タンザニア・リンディ産

昨今話題の「ドラゴンガーネット」というやつで
グロッシュラーではないのに蛍光するのもあって
一応確保してきました。
成分的にはパイロープ/スペサルティンらしいです。
2022年5月ごろに新発見されたとされ
海外で話題になっているそうで
LED色温度で言うと
5000°K(ケルビン)(デイライト相当)で薄いピンク、
2000°K(キャンドルライト相当)で肌色系オレンジ、
450nm(ナノメートル)(ブルーライト)で青緑系に、
395㎚で濃い赤に蛍光し、
365㎚でオレンジに蛍光し、
260㎚で赤めのピンクに蛍光する。

らしいのですが・・・・
そこまでライト揃えてねーよ
ってのが本音w

なおかつややこしいことに
この「ドラゴンガーネット」という名称自体が
パイロープ/スペサという混合種ガーネットの
コマーシャルネーム「マラヤガーネット」に
さらにコマーシャルネームを上乗せしている状態で
それはどうなの?と思っている人が大半。
実際私も「ドラゴンガーネット」という名称に
懐疑的というか正直使いたくない状態ですので
上記でも使っていません。
また以前に「マラヤガーネット」という名称も
やめようという動きもあった中で
さらに上乗せするのはどうなのよ?と思っています。

ちなみに「マラヤガーネット」という名称に当てはまるのは
今までだと産地名由来のコマーシャルネーム、
ウンバライトやマヘンゲガーネットが該当しています。

GIAでの発表もあったのですが
こういう風に名付けされたものがあるよ
といったニュアンスで紹介されただけで
こう呼びます!といういった感じではありませんでした。

ちなみに蛍光自体は

こんな感じでかなり明るい室内でもはっきり視認できるほど
赤く蛍光していました(365㎚長波UV)

ちなみに
こちらも別のお店で見つけて比較のために確保してきたんですが

マラヤガーネット
0.37ct
タンザニア・リンディ産

左いわゆるドラゴン、右同産地マラヤ
蛍光がほとんど確認できない物も確保してみました。
写真で青紫が見えるのはUVライトの照り返しで
長波(365㎚)では蛍光は確認出来ません。

前々からマラヤには蛍光するのあるよねー
と話には出ていたので
新産地でガーネットが出たという事だけの様子。
また発表当時は色々書かれすぎていて
アパタイトインクがある、金が入ってる、
蛍光する、カラーチェンジするなど
情報が錯綜していたんですが、
今現在は
光源でちょっと色の雰囲気が変わり、
長波(365㎚)で赤く蛍光するものを
ドラゴンガーネットと表記しているような感じです。
ただ私がそうであったように
各ショップさんでも「ドラゴンガーネット」
という名称に違和感を覚えている方も多く
単純にマラヤガーネットと書いている場合や
比較用に確保した蛍光しないやつでいうと
「インペリアルガーネット」という呼称もありました。

補足ですが上で紹介したラフの方は

写真はうまく撮れませんでしたが
黒い点々に見える部分が
ブルーアパタイトのインクルージョンです。
当初の発表では
これがドラゴンガーネットの特徴のように書かれていたんですが
kg単位(数千個)の原石の中から
わずか2~30個ほどしかないらしく、
ドラゴンガーネットの特徴となりえない状況で
アパタイトが入っていてなおかつ蛍光するものを~
とはしなかったようです。

さてさて以上が今回の戦利品でした。
ツーソン参加したショップさんにも聞いたりしたんですが
今回は目新しい物は上記「ドラゴン」くらいでした。

またここ数年宝石の価格が
上昇傾向にはあったんですが、
コロナ禍で採掘がストップした影響が大きく、
世界的に宝石・鉱物の値段が上昇していて
なおかつ日本の場合は円安も乗っかってて
すごい上がり幅になっているようです。

あとコロナ禍以降完全解禁された影響で
すごい人出になっていて
かなりの混雑がありました。
マスク着用は自己判断になったとはいえ
人が多いとその分接触も増えますので
年内いっぱいは参加するさいはマスク着用したほうが
安心かと思います。

皆さまも目いっぱい安心安全に
石ライフを楽しみましょうねー





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最終更新日  2023.05.02 16:20:22
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