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カテゴリ:精神世界・神秘・霊魂
「ほんとにあった!呪いのビデオ special5」。素人が撮影してしまった心霊・怪奇ビデオを紹介するシリーズのスペシャル版第5弾。 かつてはまって、またしばらく忘れていて、久しぶりに見たらまたはまってしまい、レンタルビデオ店から2週続けて借りてきました。 たくさんの映像があるものの、「これは本物かも」と思えるものはわずか。大半は「そう言われればそう見えないこともない」といった程度のものですが、これはリアルというよりも、間違いなく物理現象でした。 物理現象とはいえ、これが「霊」なのかどうかは映像だけで判断することはできません。 関東地方の廃病院。旧陸軍が使っていたというふれこみです。 現地では有名な心霊スポットだそうで、そこを真冬の夜中に訪れたカップルが、帰り道に「それ」に遭遇します。 カップルは廃病院に入れず、諦めて原っぱを歩いていると、「それ」がやってきました。 「ギー」とも「イー」とも聞こえるおぞましい叫び声を発しながら、「男」がかなりのスピードで疾走してきます。 真冬だというのに「男」は入院患者が着るような浴衣姿。すそをはだけながら、カップルの目の前を走り過ぎていきます。 ただし、「男」は、首から上がありません。にもかかわらず、叫び声は続いています。 理解できないものに遭ってしまった女性は悲鳴を上げ、男性は驚きながらも気丈に夜間撮影モードのビデオカメラを回します。 そしてその奇怪な「男」は、カップルの目の前から姿を消します。 遭遇から2カ月後の昼間に、現地を訪れたカップルが、「呪いのビデオ」のスタッフに当時の状況を説明します。 残念だったのは、先日も指摘したように、科学的なアプローチがなかったこと。 旧陸軍が使っていたとされる病院とあれだけリアルな映像があるのですから、廃病院を含めた周辺調査や映像・音声の分析をするのが当然だと思うのですが、ありませんでした。 もしかすると、首から上が映らないよう何らかの仕掛けを施した人間が、肝試しに来たカップルを脅かしたのかもしれません。 ただ、そうでないとしたら、これは凄い映像です。怖いというよりもむしろ滑稽で、何度見ても笑ってしまいます。 書いていたらまた見たくなってきました。 ■ (追記) 後年分かったことで、このビデオが撮影された場所は、私M-65の地元・茨城県でした。 美浦村大山、霞ケ浦湖畔に近い、鹿島海軍航空隊・東京医科歯科大霞ケ浦分院跡地でした。1938年に鹿島海軍航空隊司令部庁舎として建設されました。終戦後に東京医科歯科大霞ケ浦分院などが入り、1997年に廃止・閉鎖されたと聞きます。 2022(令和4)年4月から、「大山湖畔公園」として管理されています。(2024年6月28日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月28日 07時15分22秒
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