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カテゴリ:のんべえのボヤキ
このところ、テイスティングレポートそっちのけで、
妙な一日が多すぎて、いろんなこと書いてる。 でも、ちゃんと飲んでるからね。 そのうち、また、連続更新するしかありません。 実は今、日本酒もチャレンジしてるんだ。 何故、飲めない日本酒を無理して頑張ってるかというと 理由は2つ....。 ひとつは黄麹に対する苦手意識を克服するため。 そして、今ひとつはこの酒どころ福島で、 嫌いだから、飲まないってのも勿体ないかもしれないと思ったから。 幸いにも日本酒の扱い豊かなお店も近くて条件は揃ってるから、 他所でプレミアついてるものでも正価だし、購入はしやすい。 そんなこんなで前以上にある酒屋さんに顔出ししている。 そこは前に月の中や萬膳を買ったお店。 いつも、流れるようにお客さんがいるから、 そうお話もさせていただけないけど、 タイミング見て、日本酒のこと聞いてみるんだ。 あの幸運のとっておきの日、 2日のことなんだけど、 機嫌よく、酒屋散歩して、例のごとく覗いてみる。 他にお客さんはいないし、 奥さん、捕まえて「お酒の入門酒」について伺う。 宮城の伯楽星や山形の雅山流が軽やか、フルーティで飲みやすいらしい。 で、芋焼酎を生で飲むのが好きだというと、 だったら、もっと強い方がいいかもなどと やり取り繰返す中で、奥さんがおっしゃった....。 先日、万膳さんがお見えになってね、 萬膳やっと買えたとのお礼の電話があったと おっしゃってましたけど.... お客様でしょ? えっ! あ、たしかにお電話....しちゃいました.... カァーッと顔が赤くなっていくのが自分でもわかる。 今さら、いちいち電話する人間もいないのでしょうが、 そんな些細なことが社長ご自身に届いてるのに驚いた。 それだけのことなんだけど、 それだけで、萬膳酒造さんの姿勢が伺えてしまう。 この酒屋さんは佐藤酒造、西酒造、黒木本店など 多くのプレ焼酎の取扱店なんだけど、 実は印象がよくなかった。 「なんて、高ピーなんだ」 客をあしらうような、無機質な応対に不満があったんだ。 だけど、考えられない単品正価買いの事実は事実。 入荷情報等、一切漏らさない為のスタイルじゃないのかな。 客を差別しない為のひとつの方法なのかな。 今の形ができるまで、 それ相応の紆余曲折があったのかもね。 そんなことを考えながら、〆張鶴 純の小瓶を買って店を出た。 この1年間の流れが ひとつに集約したような不思議な一日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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